ルームシェアには湯船はそれほど必要ではないかも

沖縄の家庭では湯船につからない入浴法が一般的だというサイトを見つけました。沖縄の賃貸アパート、特に少人数用の物件では、シャワーだけで湯船がついてないものが一般的だ、というものです。沖縄は暖かいですし、お風呂にゆっくり入って温まりたいという場合が他の地域よりも少ないのかもしれないですね。

ルームシェアで暮らす場合も、実感として、バスタブを使う人は普通よりも少ないように思います。一つしかない設備を長時間占有することになるので、長風呂する時は他の全員に前もって確認して回らないといけないですし、バスルームにトイレがくっついているようなところならもっと難しくなるでしょう。

ルームシェアに向いている間取り、について考えることも多いのですが、大きなバスタブのあるお風呂は、ルームシェアにおいてはデッドスペースとなることも多そうですね。

大きなお風呂よりも、コンパクトなシャワーブースがあって、その分の面積は他の部屋とか、リビングなどの共用スペースに回っている方が、活用されて嬉しいのかも、と思います。

今既にある家を工夫して住むのがルームシェア的ではありますが、これから新しくルームシェアしようとして場所を探すときには、シェアであまり使われない設備は小さめだったり、無かったりするものを選んだ方が、結果的に家賃を効率的に使ってることになるのではないかな、なんて思います。

ルームシェア探しのチェック項目

部屋探しはなにかとバタバタしてしまって、小さな項目をチェックし忘れたりしがちなもの。普通の部屋探しの条件に加えて、シェア物件ならではのチェックポイントを今回まとめました。今まさにお部屋探し中のあなたのチェックリストとして、また、ハウスメイトをお探し中のあなたの掲示板書き込みの際の参考にぜひ役立ててください。

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(credit: Wise Owl Home School)

1. 家賃と光熱費

言わずと知れたことですが、家賃は毎月何日にいくらどこに振り込みか、光熱費は平均いくらほどなのかもできれば確認しておきましょう。敷金、礼金、その他補償金などについても同様に明確にしておきましょう。

2. スケジュールと契約内容

  • 何月何日から入居可なのか
  • 退去事前通告は何か月前に必要なのか
  • 最短滞在期間は何か月必要なのか

これらは契約の核になってくる部分なので、書面またはメールでの確認を取り、なにかあったときのために取っておきましょう。堅苦しいようですが、こういった心構えは大人として快く生活していくためのお互いへの気遣いです。また、残念ながら本当にもめてしまった場合には文書化してあるものは法的な効力を発揮します。仲が良いからこそ、お互いに苦い思いをしたくないからこそ、この辺りは明確にしておきましょう。

3. 部屋の広さや条件

部屋の広さを確認しておきましょう。1畳は約1.653㎡です。

その広さに対して窓の大きさや向き、収納や照明はどうか。家具は備え付けか否か。部屋は何階のどこにあるのか。宣伝する側の人は、その部屋に朝日が入るのか夕日が入るのか、なども付け足してあげると、丁寧で人も惹きつけやすいものになるでしょう。

また個人のスペースという意味では、キッチンの棚や冷蔵庫のスペースはどれくらいもらえるのか、洗面所、靴箱、さらに必要な場合は駐輪/駐車スペースなども確認しておきましょう。

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(credit Wikipedia)

4.物件の概要とハウスメイトの様子

家電が一通り揃っているかなどの確認も外せませんが、せっかくのシェアですからその家の特徴を把握しておきたいもの。全体の部屋数やハウスメイトの人数、年齢層、職種、趣味、男女比や生活パターンなどの話もしてみましょう。また、居間などの共有スペースがある場合はその利用法や広さなどもおさえておきたいですね。こういった会話の中から思わず共通の趣味が見つかるなんていうことも?!

5.立地

最寄り駅や、そこからの主要地へのアクセスをみておきましょう。また近所の様子や主な買い物所などを把握して、その土地での生活をイメトレしてみましょう。

6.その家独自の特徴

その家独自のルールがあれば確認しておきましょう。例えば洗濯機の利用可能時間の設定や、トイレットペーパー等の日用品代の定期的な徴収、掃除当番などがあるかもしれません。

以上を参考に、みなさんも快いシェア生活への1歩を踏み出してください。