台湾でのルームシェアの探し方!

こんにちは。ルームシェアアドバイザーのまな蜜柑(まなみかん)です。

今回は台湾でルームシェアを見つける方法を、台北在住5年、台湾の法人で働く日本人の方に伺ったので、そちらをリポートしたいと思います。

・そもそも、台湾はどんな家が多いの?

2月の台北では夜と日中の温度が気温10度〜25度の間でした。

一番寒い時期ですが、沖縄より南にあるため、日本のどの地域より暖かいと言えます。

最近までは石垣島と台北との定期船が出ていたほどなので、石垣島に行ったことがある方は、ほぼ同じ気候と考えてよいと思います。

南国仕様なので、冷房はあるが暖房がない家がほとんどで、家には除湿器が必要なほど、一年中蒸しています。

台湾も地震が起こる国なので、建物には窓は少なめで、家賃が安い家になると窓がありません。

また、お風呂もついていない、シャワーのみのタイプの家がほとんどです。

地価が高いので、ルームシェアの物件は平屋よりアパート、マンションタイプが多く、

大家さんは部屋ごとに異なっており、事務所と住宅の区別もあまりないため、同じビルでも部屋ごとに住居と事務所が混在しています。

部屋の貸し借りは業者を通してではなく、個人で交渉するのが一般的です。

物件契約の際は台湾語の話せる人を見つける必要がありそうですね。

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写真は、2間(2DK?)の部屋が680万元(約2300万円)で購入でき、月1万8千元(約6万円)で貸し出しできるよ!という広告です。

地下鉄徒歩一分とありますが、この建物は結構古そうに見えますよね。

・家賃の相場はおいくら?

台北は台湾の中でも家賃が高いことで知られており、台湾人でも親と同居が多く、一人暮らしの難易度が高い都市です。

土地がそもそも高いため、マイホームは夢のまた夢、とされています。

ではシェアハウスなら、いくらからあるのでしょうか?

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現地の方も利用する、物件検索サイト「591」を使って探してみましょう。

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アプリで「591」で検索するとトップに出てきます。

どうやら香港版もあるようですね。

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まず地域を選択します。台北中心部は台北市です。

「租屋」というのが賃貸という意味なので、そちらを選択します。

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色々な物件が出てきますので、右上の「捜尋(写真では虫眼鏡)」で詳細検索をします。

地区(地域)「台北市」

租金(家賃)「5000元以下」

と検索してみると、1坪〜数坪のオフィスのようなものばかりがヒットしますよね。

そう、まず5000元以下ではルームシェアでも住めないのが台湾なのです。

おすすめの検索はこちらの写真になります。

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「型態」は建物の形態のことです。
「公寓」はマンション。
「電梯大樓」はエレベーター付きマンションです。
台湾は高層マンションが多いのですが、古い建物はエレベーターがついていない場合があります。

「類型」は部屋の形態のことです。
「雅房」は間借りで、トイレ、シャワー、玄関が共用のタイプです。
「套房」トイレ、シャワー付きの部屋で、以下ABの2種類があります。

A「獨立套房」(独立套房)は玄関が別々で日本のワンルームマンションのようなタイプで、
B「分租套房」は玄関や洗濯機が共用で、他は個室に分かれているタイプの部屋です。

租金(家賃)「5000元−10000元」

で検索すると、いくつかの住居が見つかりますよね。

最低家賃が6000元(約2万円)、トイレ、シャワー付きは8000元(約2万7千円)から、ということになります。

ほとんどの物件に写真数枚と住所の詳細がありますので、

家や学校などの長期滞在予定の場所に近い物件を見つけてみてくださいね。

ちなみに、私が今回台湾で感じたのが、「お風呂に入っていない人が多くて、体臭がきつい」ということでした。

電車やバスでの通勤通学は人を選ぶかもしれないので、都心に住んで自転車で生活するのもいいと思いますよ。ご勘案くださいませ。

今日も良い一日を祈っています。

まな蜜柑より。

台湾で、一週間ルームシェア生活をしています。

こんにちは。ルームシェアアドバイザーのまな蜜柑(まなみかん)です。

2月の東京を脱出し、台湾の台北に避寒しにきました。

今日は台湾で一週間ルームシェア生活をしているので、リポートしたいと思います。

・日本企業の海外駐在員の家事情

大学時代の友人28歳男子が今年から台湾に駐在することになったと聞きまして、

今回たまたま台湾に行く予定だったので連絡を取ってみたところ、

「部屋が余っているんだよ。泊まりにおいでよ」

な、なんだってー!ありがたい!

ということで、お言葉に甘えて、友人の家に一週間滞在することにしました。

行ってみると、確かに日本では家族が暮らすような設備に1人でポツンと住んでいる様子。

kawasaki manami
kawasaki manami

広大なキッチン。全室空調。バスルームは部屋乾燥機能付き。

浄水器、4L入りのポットや電子レンジはもとからこの部屋にあったとのこと。

引っ越してきて2ヶ月ですが

「調理器具なし、すべて未使用。シンクを2回使った位かも」だそうです。

料理をしない人のキッチンは汚れないようです。

・駐在員は部屋が余っている・・・!

今回、お借りした部屋はこちら。

たぶん家族の駐在員なら子供部屋になるであろう部屋です。

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布団一組のみがクローゼットに入っていました。

会社の先輩からのアドバイスにより、

余った部屋はゲストルームとして空室のままにする予定だとか。

多くの駐在員は、家族や友人が遊びに来るということを想定して、

部屋を1つはゲスト用に空けているそうです。

確かに、今までタイ、マレーシア、オーストラリア、ハワイ、LA、スペイン、香港、中国在住の駐在員(日本人会社員)の家に行ったことがありますが、

みんな2LDK以上の家に住んでいました。

リビングのソファーでも余裕で泊まれます。

・もし自分だったらどう使う?と考えてみる。

もし私が海外でいきなり部屋が余るような家を借りることができたら、

今話題の部屋を有料で貸す民泊サービスや、部屋を無償で貸すカウチサーフィン

を利用して、世界中に友人を作りたいと思うだろうな。

しかしながら、自分が日本企業の会社員なら、

自分と家の安全性は会社の信用にも関わるので、

パブリックに募集はしないかもしれないですね。

あくまで業務のために来ているので、

知らない人とわかり合う関係になるまでの時間が取れないかもしれないですし。

しかし、部屋があるだけで、

可愛い子が来るかもしれない、

一生の友達になれるかもしれない、と思うと、

新しい出会いへの妄想が膨らんでしまいます。

Geoffrey Chandler, flicker
Geoffrey Chandler, flicker

・友達と、友達の友達に来てもらおう!

会社の寮ではないから友人を呼ぶのは構わないそうなので、

まず気心の知れた友人に

「1年だけ台北にいるから、遊びに来たい人来てね」と

アナウンスすることを提案してみました。

ついでに「ゲストルームがあるのでお気軽にどうぞ」とか

「一応何でも揃っています」とも言うと良いんじゃないかな。

人生の中で一人暮らしができる時間は意外と限られています。

人を家に呼べる環境にあるならば、たくさん来てもらって、

一晩中語り合えたら、人生が豊かになると思いますよ。

今日も良い一日を祈っています。

まな蜜柑より。