メールでの連絡のとりかた
自分が住みたいと思うような条件の広告を見つけたら、次は連絡をしましょう。
メールアドレスが書いてあればメールで、電話番号なら電話で、あまりないですが住所だったら手紙で、連絡を取ります。複数の方法が書いてある場合は、自分の都合のよい方法を選んでいいでしょう。深夜には電話は掛けない、とか、メールを出したからといって相手がすぐ読むとは限らないので、すぐに返事が来ないからといって何通も催促したりしない、といった一般的なマナーは当然守るべきことです。
メールの場合、相手の立場になって想像することができれば、おのずと何を書けばよいかがわかってきます。募集広告の中で特に指定されていることがればそれはもちろん書きますし、その他に、
- 名前、この段階ではフルネームでなくても構いません。あきらかに本名じゃないニックネームは不真面目に思われるかもしれませんが
- いつから住むための部屋を探しているのか
- 自分の分の家賃や光熱費を、どういう手段で得るつもりか
- どこに通勤/通学するつもりなのか
などは有用な情報でしょう。
過去にシェアの経験があるかどうかとか、自分はシェアメイトとしてはどんなタイプで、どんな人とうまくいったかとかは参考になります。でも、ここで、趣味とか特技とか座右の銘とか、好きな歴史上の人物とか出身地自慢とか両親や兄弟が何をしているかとか、そこまで細かなことをたくさん書きすぎても、鬱陶しく思われる危険はあります。
最初の募集広告で本人がそれらについて書いている場合は、自分もそれにあわせて書くのはいいと思いますので、このあたりはその時その時の判断でしょうが、なにしろ相手のところには、同じ広告を見た人からの問い合わせが十通以上来てる可能性もあるのですから。
そして、こちらからも聞きたい内容を書きます。
- どんな人達が住んでいるのか
- みんなが家にいる曜日、時間や、寝る時間
- 近所の雰囲気、買い物は近くで揃うか
- シェアの方向性はパーティー志向か、個人志向か
- 家事は当番制か、ボランティア制か
といったことで、自分にとって大事だと思うことを、こちらもあまり過大になりすぎない程度に、書いてもいいでしょう。僕としては、一つ二つに留めておくのがいいと思いますね。相手も忙しいし、あまりやると神経質な奴と思われてしまいます。
初めてのメールでは聞くべきでないこともあります。基本的に、一緒に住めるかどうか、に関係のない個人的な質問は、「自分は聞かれて平気」ということでも、よく考えてからにしたほうがよいでしょう。
- 全員の正確な年齢(○○代前半、とかはともかく、それを聞いてどうするの?)
- 職種じゃなくて会社名
- 出身地、出身学校名や実家の家族構成など
パーティーで世間話をするわけではないから、住むかどうか決めるのに無関係な質問を書いても、意味がないということです。
よほど失礼なことを書かなければ、そして相手側にも常識があれば(世の中の人がみんな常識人だなんて期待はしないこと)、それなりの回答や、追加の質問が返ってくることもあります。そのやりとりから、少しずつお互いの情報を交換していきましょう。それがうまくいけば、一度見学に、という流れになると思いますので、見学の日時を相談しましょう。
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