オランダのCitizen Reporterからルームシェアジャパンと日本でのルームシェアについて取材を受けました

オランダを拠点として世界各地のニュースを伝えるポッドキャストCitizenReporter.orgの取材を受けました。30分のインタビュー(英語)はリンク先で聞くことができます。第339回、ということで、非常に長く続いているポッドキャスティングですね。

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Citizen Reporter主宰のBicyclemarkさんの疑問にお答えして、日本のルームシェアに関するいろいろなお話をさせていただきました。

日本ではルームシェアというのがつい10年ぐらいに急速に広まってきた新しいライフスタイルであること、江戸自体にはあった共同生活的なスタイルが戦後の環境の中で無くなり、ワンルームマンション等に見られる用途別賃貸住宅につながったこと、1990年代までは外国人・帰国者中心に細々と行なわれてきたルームシェア、海外ドラマでのみ認識されていた暮らし方が、日本語のドラマの登場や不景気などによって少しずつ一般化してきたこと、などをお話しています。このあたりは「ルームシェア入門」の「日本のルームシェアの歴史」でもまとめてますので、ご興味のある方は読んでみてください。

さらに話は、Craigslistのようなクラシファイドサービスが日本でどうしてうまくいってないのか、から日本人の気質・文化に関するところまで展開していきました。英語なので話したいことをちゃんとすべて話せたわけではないのですが、ヨーロッパに住むアメリカ人から見た面白い違いがいくつもあったのではと思います。

運営者代表 あきゆうき について

この情報は、私たちの運営するすべてのウェブサイトに共通です。

本業は会社員をやっています。

過去に、仕事でイギリスに一年ほど住む機会がありました。そこで「ルームシェア(イギリスではフラットシェアと呼ぶことが多いです)」という暮らし方が実際にどんなもんなのかを目にすることになりました。

合理的で楽しい面もあるこのシステム、日本でも十分可能なのでは、と思い、日本への帰国後しばらくして、中古マンションを購入して1997年にルームシェア生活を開始しました。

日本で10人以上のシェアメイトとシェア生活をしたあと、転職で引っ越したアメリカでもアメリカ人らとルームシェアをしました。

ルームシェアをやったことがないと、トラブルの心配や不安が先行してしまうかもしれません。しかし実際にやってみると、いろいろと予想しなかったことや面白いことが出てきて退屈しません。

そういった経験をまとめて、ルームシェアに興味のあるみなさんにも読んでもらおうということで、1997年から前身となる「フラットシェアリング in Tokyo」というサイトを立上げ、これが今のルームシェア入門やそこから出来た日本初のルームシェア解説本「ルームシェアする生活」につながっています。

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