シェアの人数 – 何人でシェアするの?
より大勢で住めば、それだけ一人あたりの家賃も安く上がります。しかし、あまりに大勢だと、自分のプライベートな場所が極端に狭くなってしまい、自宅なのに住むのが息苦しくなったりします。
二人以上の他人同士で住めばシェアですが、二人のシェアもあれば、7人、8人といった大所帯のシェアも存在します。
もっとも、一人に最低でも一室がわりあてられるのを普通とすれば、7人のシェアをするためには7DKの家が必要なわけで、日本の都会ではこのような物件を探して、しかもそれをシェア用に借りるのはかなり難しいのではないでしょうか。
シェアのために使える、または借りられる物件の多くは、2LDKとか3DKとか、一般にも多い間取りではないでしょうか。2LDKであればたぶん2,3人ぐらいが適正でしょう。
狭義のルームシェア、一つの部屋に二人以上で住むような場合は、寝室の数よりも多くの人がシェアすることになるでしょう。シェアメイト全員が問題なければそれも構いませんが、トイレやシャワー、キッチンなど、もともとその家が設計された時に想定していた以上の人が住むことで、非常に混み合うことになると思います。(トイレの項など参照)
また、物件でなくシェアのスタイルという点から考えると、二人だけのシェアではシェアメイトの関係が固定してしまう、という特徴があります。親密に暮らすこともできる二人暮しは、仲が悪くなったときには誰も仲裁してくれない、という弱点もあります。
三人暮らしの場合は、一対一の関係が3つできるわけで、どの二人が関係に問題を持っても、残る一人がそれを客観的に観て助言仲裁できる、という利点があります。しかし、一人がある一人にべったり依存したりすると、固定した2対1関係が続き、1の人にはつらい状態になるかもしれません。そのような場合はシェアを解消して出ていくのもありでしょう。
四人以上、人数が増えるほど、シェアの中の人間関係は複雑になるでしょう、ただし、希薄になるところもあり、シェアの全員で何かを決めたりという意思統一が必要な場合には手間がかかるようになるかもしれません。定期的にシェアミーティングを開催して、小さな問題も我慢せずに言えるようにする、という工夫もいいのではないでしょうか。
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