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空いている部屋のある人がルームメイトの相手を探すには、「部屋を探している人の情報を探す」か、「自分が空き部屋を持ってますという広告を出す」かのどちらか、または両方を行う必要があります。

あなたが「借りる側」の場合はこちら

ネットの募集掲示板を使う

まずは、この「ルームシェア入門」を提供しているルームシェア ジャパン。英語/日本語どちらもOKという掲示板です。

また、複数のルームシェアサイトの管理人が協力して運営されているルームシェア・ルームメイト。こちらはルームシェアジャパンの姉妹サイトでもあります。

その他にも「ルームシェア 募集」などで検索するといくつも出てきます。

こういった募集掲示板の多くは、ビジネスとしてではなく個人レベルで場所を提供しているというものがほとんどです。大学やスーパーマーケットの壁にある情報交換用の掲示板がオンラインになったようなものですね。

そこで探したフラットやフラットメートとトラブルを起こしたとしても、なんの保証もしてくれませんし、そういう責任を求めることもできないのは、言わずもがなですが、ちゃんと認識してください。

いずれは、アメリカなどにあるように、手数料を取ってシェア相手を探している人たちを仲介するような有料サービスが、日本でもできるかもしれませんね。(ルームシェアをする人たちが、そこにお金を払うとも思えないので、海外でもまだそんなに人気は無いようですけど)

また、外国人とのシェアがしたい、という場合は、英語の募集掲示板などを使うのが良いでしょう。英語で募集して英語でやりとりしなければいけませんが、英語を勉強しているとか勉強したいとかいう方は、コーディネイターがお膳立てじてくれるような留学やホームステイよりも、よほど実践的な英語の練習が、無料で体験できますよ。英語の掲示板としては、アメリカで大きな利用者数を誇る募集掲示板サービスCraigslistの東京版が、最も募集が多く活発でしょう。

紙の雑誌など

ネット以外では、個人広告を載せている新聞や雑誌があります。

ルームシェアが一般的に行われている国では、地域の無料新聞(関東でいうショッパーとかサンケイリビングとか)の個人広告欄や、個人情報誌(日本では昔「じゃまーる」という雑誌がありました)の数割は、こういったシェアメイト募集の広告で埋められています。

しかし、日本の場合は、ルームシェア自体がそこまで一般的ではないので、それらに相当する新聞や雑誌を見ても、ほとんどそういった広告は見つかりません。

外国人とのルームシェアでも良いという場合は、ルームシェアのある国から来た、シェアに慣れた人たちを探すのに、彼らが読むような新聞・雑誌を使うという手があります。

英語のものが多いのですが、Tokyo Notice BoardMetropolis(旧Tokyo Classified)、関西ではKansai Scene(旧Kansai Timeout)といった無料英字雑誌には、かなりの数のルームシェア募集広告が載っています。インターネットに比べると、印刷の分だけタイミングが遅くなるのですが、こういった無料雑誌に文字広告を出す(数千円かかります)と、その雑誌の読者で部屋を探している人から連絡が来ることがあります。これらの雑誌は、外国人が集まるレストランやバーなどに置いてあることが多いので、見かけた際はチェックしてみてはいかがでしょうか。

基本的には、どの雑誌も、大家側(=お金を取る側=商売でやってると思われる側)の広告はお金を取り、店子側(お金を払う側)は安く、または無料ということが多いようです。大家といっても、自宅の部屋を貸す程度で商売とされるのは不本意ですが、大規模に商売としてやっている人もいるので、向こうにしてみれば区別ができないところもあるのでしょう。

中には、「○○駅付近で3部屋ぐらいの物件を借りてシェアしましょう」なんていう、実は大家なんじゃないかというグレーな広告もありますが、これだと無料になる雑誌もあります。

部屋を探している人の広告に反応する場合と、こちらから部屋があるよという広告を出す場合のそれぞれについて、詳しく見ていきましょう。

photo credit: Happysmurfday