gender-free-roommates

photo credit: kcolwell

アメリカのノースカロライナ大学で、来学期より寮及びアパートで異性同士が同じ部屋に住むことを認める方針に変更しました。

(中略)

生徒は、キャンパス寮及びアパートでどちらの性別をルームメイトとするか選べることになります。

米大学、異性のルームシェアを認める寮方針。 | RAINBOW INFO

この話は、ゲイや性同一障害などへの理解が進んでいるアメリカらしいニュースで、日本ですぐにこういったことが起こるとは思えませんが、このニュースが示唆しているのは、「異性とのルームシェアなら危険で、同性なら必ず安全」、などということは必ずしも言えないということではないでしょうか。

同じ部屋は極端にしても(とはいっても、バックパッカー向けの宿などでは男女関係なく二段ベッドやごろ寝のとこもあります)、同じアパートやマンションの中に異性がいることを必ず問題だ、という人も多く、そういう人はルームシェアにも反対する人が多いように感じます。

しかし、一緒に暮らしていてレイプなどの性的な問題が起こるかどうかは、必ずしも異性の組み合わせによるとは限らないですね。同性であろうと異性であろうと、他人を傷つけよう、傷つけたい、という嗜好の人であれば問題を起こすし、他人を尊重する人や、嫌ならきっちりと拒絶の意思表示ができる人であれば、異性とであろうと問題は起こりにくくなります。