退去時の立会い
もともと、「退去は土日に限る」など条件をつけておくことはできますが、実際には離日の航空券が期日指定になっていたり、いろいろ制約もあり、難しい場合もあるでしょう。それでも自分の都合のよい土日に追い出してしまうか、あるいは、自分はいなくても、鍵を残して自由に出て行くように指示することになります。鍵は郵便受けの穴にでも落としていったもらうとかして。
後者の場合、相手を信用しなければなりません。去り際に、貴重品等を持ち去ったり、あなたへの恨みから家を荒らしていったりする人だっているかもしれないですからね。デポジットを預かっていたとしても、本気で破壊活動をされると、デポジットなんかじゃぜったい追いつかないでしょう。
また、そこまでひどいことはされなくても、夜に帰宅したら、まったく掃除もなし、床中に食べ物のくずが散乱したまま、布団もひいたまま、なんていう、がっくりくる別れもあります。もともとシェアがうまくいかずに去っていく場合には、こういったことも覚悟しないといけないでしょう。
人を信用することは、もちろんすばらしいことなのだけれど、そういう場合の危機管理は気をつけるべきだし、持ち去りたくなるような貴重なものが家にあるなら、その日だけは勤務先に持って行くとか、注意を払った方がいいです。
彼・彼女が家を去るにしても、最後まで親切にしましょう。上記のようなトラブルを避けるためというのはもちろん、親切が自分に帰ってくる要素がたくさんあります。
- 彼らの国を訪ねるチャンスがあるかもしれない
- 彼らが今こちらにいて、引っ越しでもしようかな、と考えている知り合いに、あなたのフラットのことを推薦してくれるかもしれない
- こちらに来て住みたいと思っている彼らの知り合いにも、ここのことを推薦してくれるかもしれない
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