世界中に友達が
とにかく、今の場所で今まで通り生活していても、勝手にいろんなところから人が来てくれる、ってのはいいですね。
日本に来て永住する人もいれば、帰る人もいます。でも、まぁ、帰る人の方が圧倒的に多いでしょう。シェアメートが帰国するということは、その国に、あなたのことをを良く知ってる友達が住んでいるっていうことです。もしあなたが彼ら/彼女らを訪ねるチャンスがあれば、お決まりの観光地じゃなくて、現地の人しか知らないような素敵なところに案内してくれるかもしれません。
僕の最初のルームメートはオーストラリア人で、その後スイスで働いてましたが、この前日本に遊びに来て、それから旅行でアメリカに行ってしまいました。シドニーの彼の家に遊びにいくのは、もうちょっと先になるでしょう。
二番目のルームメートのイタリア人とは、特に気もあって、毎晩いろんな話をしたものです。労働ヴィザが取れなくて、あっという間に帰ってしまったけれど、たまにメールしてきては、「いつ遊びに来るんだ?
いつでも歓迎だぞ」って言ってくれます。彼は日本人女性と結婚したので、その後一度、東京に戻ってきたことがあります。このときは、一緒によく遊びました。いつか必ずイタリアを訪問したいなぁと思ってます。
最終的に条件があわなくて一緒に住まなくても、友達になれる場合もあります。問い合わせはたくさん来るから、「こいつ、面白いな」「楽しい奴だな」とか思ったら、できるだけ親切にしてあげましょう。あなたのお部屋は、ちょっと彼/彼女の職場からは遠かったかもしれないけど、たまに会う飲み仲間としてはいいやつかもしれません。むこうだって、せっかく日本に来たんだから、日本人の友達がほしいと思ってるはずです。
ただし、ルームメートがかならず友達になれるわけではないという点には注意しておいてください。色々と親切にしてあげたからといって、当然のように見返りを期待するのは間違ってます。人によっては、「なんでこの人はこんなに親切にしてくれるんだろう?」でおしまいです。特に、対等な立場ではなく、あなたが「大家」になる場合は、相手が「友達」とは思ってくれないことも、ありがちでしょう。
ただし、あなたが、常に「よき同居人」であるように気をつけて暮らせば、相手もそうしてくれる可能性は高いし、そうなれば、「よき友達」になるのはそれほど難しいことではありません。がんばってみてください。
コメントを残す