前回に続き、ルームシェアでのマナーのリストの後編です。実際のシェア生活だけでなく、例えば旅先でドミトリーに宿泊する際に参考になるものも多いと思います。
ルームメイトの睡眠を大事にする
もし夜更かしする場合には、一定の時間になったら携帯を切って、音や灯りをしっかり落としましょう。早寝な場合には、ルームメイトに気を遣わせずに自分が熟睡できる方法を探していきましょう。
朝起きる時間にずれのある場合にも同じことが言えます。
ルームメイトと交流を持つ
挨拶はもちろんのこと、今日の調子はどうだったかなどを聞いて、相手に興味を示しましょう。そうすることによって相手の考え方を理解することができますし、相手に自分の視点が伝わりやすくなります。なにかもめ事が起こった際にも、それなりの交友関係が持てていれば、解決も円滑に進むでしょう。
1週間に1回、2人で過ごす時間を持つように心がけてみましょう。家で映画を観る、夕飯を一緒に作る、はたまたイベントに誘って出かけてみるのも良いかもしれません。
また、夕飯を作ってあげる、相手の好きな果物を買ってくる、換気扇掃除をするなど、定期的に相手を喜ばせるようにしてみましょう。
行動パターンを柔軟にする
例えば、シェア相手に大きな試験が迫っていたとしたら、自分は出かけるか、部屋に居るとしても静かに過ごすのが人情というものでしょう。逆の立場の場合には、試験勉強はなるべく家に持ち帰らずに、図書館やカフェで済ます努力をするといった努力を示すことで、お互いを尊重し合った関係が持てると思います。
また、相手の仕事が煮詰まっているようであれば、頃合いをみて気分転換に連れ出すのも良いでしょう。時にはそっとしておいて、自分は外出してお茶でもゆっくりすすっている、という状況も必要かもしれませんが。
コミュニケーション能力を高く
恋人、家族を含め、どんな人と住むときにも努力は必要です。それが長期であれ短期であれ、コミュニケーション能力はカギになってきます。何か問題があった場合には、なるべく即座に話し合うようにしましょう。後回しにすると、事が大きくなるだけです。オープンに話し合える環境を作ることで、無理やストレスのなく心地良いシェア生活を送ることができるでしょう。
何をどこまでシェアするか決めておく
冷蔵庫の中身は何をシェアできるのか、電話を共有する場合には電話料金をどう分割するかなどを話し合っておきましょう。もしなにか借りる場合には必ず相手に知らせ、消耗品である場合には後でしっかりと補充しましょう。
家事を分担しましょう
ゴミ出し、台所や風呂トイレなど共有スペースの掃除などを分担しましょう。定期的に役割を交換するのも良いかもしれません。