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photo credit: Jeff Sandquist

ルームシェアでも、持家の場合や家賃をもらえば収入になるので確定申告の必要があります。
確定申告と聞くと、どうやって情報を集めたらと不安になるかもしれませんが、市や区の税務署にいくと、税金に関するパンフレットがたくさん揃っています。

また、税務署内の掲示板や、自治体の広報誌、郵便局などで、税金に関する無料相談会などの案内をしていることがよくあります。こういった相談会は平日の昼間に行われることが多いため、仕事のある人は仕事を休んだりしなければいけませんが、最初に一度行ってみるのもいいと思います。そういった相談会では、プロの税理士さんが無料で相談に乗ってくれます。特に氏名を名乗ったりする必要はありません。

僕が初めてそういう相談会に行ったとき、シェアというのを説明するのが大変でしたが、税金の面からは下宿と同じようなものですね、と言われ、記録の仕方とか、なにが経費になるかとか、いろいろと知らなかったことを教えてもらうことができました。

シェアメイトからもらった家賃が売上で、シェアをするためにかかった費用が経費になります。売上から経費を引いた分が、あなたの収入となり、他の収入(会社からの給与とか)とあわせて、収入の額に応じた税額が決まることになります。

毎年2月、3月になると、確定申告についてのコマーシャルなども流れると思いますが、この時期に、自分で計算したこれらの数字を、決められた用紙(税務署や市区役所でもらえます)に書き込んで提出します。

同時に、計算した結果の税金がこれまで払った税金(会社の給与で天引きされている分など)よりも多ければ、その多い分を税務署で支払うか、振り込みます。もしも、経費のほうが多くて、税金を払いすぎていたということになれば、還付を受けられる、つまり、払った税金が戻ってくることになります。