keymoney

デポージット(Deposit)、キーマネー(Key Money)、エージェントフィー(Agent
fee)。それぞれ、敷金、保証金、不動産紹介手数料のことです。この他に、サンクスマネー(Thanks Money)、礼金もあります。

これらには、日本固有のものや、下手すると関東固有のものもあり、慣習が違う国から来た人たちには、不評です。特に、サンクスマネー(礼金)は奇異に映るようです。根拠なく請求されるお金、というものに不信を感じるのでしょうか。僕だって、できれば1ヶ月や2ヶ月分という大金を、「お礼」なんていって払いたくはないですからね。「サンクスマネー」という英語自体も、もともと向こうにある言葉ではなく、日本に来た外国人が意訳で作った言葉でしょう。

ルームシェアを考える人は、倹約家であることも多く、エージェントを通さない「ノーエージェント」も重要でしょう。無料誌の広告やインターネット経由で連絡することの利点は、この手数料がなくなることにあるでしょう。エージェントが介在しないということは、トラブル時の仲介をしてくれる人もいないということには、注意してください。もっとも、不動産屋がどれほどトラブルをおさめてくれるかは、僕は知りませんけど。

また、電話を共用で使うなら、テレホン デポージット(電話敷金?)も取ったほうがよいでしょう。電話の請求書は、シェアメートが退去してだいぶしてから届きます。帰り際に国際電話をかけまくられても、本人は遠い異国の地、なんてこともありますから、敷金も含めて、すべての清算が終わったらポスタルオーダーか何かで残金を送ります、という取り決めにするのが無難でしょう。