仕事をやめずに国際交流
photo credit: lukemontague
日本でのシェアの普及につれて、日本人だけのシェアでも人が集まるようになりました。ここでは、外国人を含めてシェアする場合の、フラットシェアの利点を考えてみましょう。
外国に行かなくても国際交流はできる
留学とか、ホームスティとか、「世界を見てくる」ための手段って色々あると思うけど、どれもお金と時間がかかって、大変ですよね。しかも、行ったからって必ず「現地の人と交流を深めたり」、「語学がペラペラになったり」するかというと、どうもそんな甘いものでもないらしい。現地の語学学校で知り合った日本人とばかりつきあって、何のために行ったのかわからないなんてこともあるようです。
会社を休んだり辞めたりして外国に行ったって、永住するんじゃなけりゃ、いずれは日本に戻ってきて働かなきゃならない。留学の成果があって、いい仕事が見つかればいいけど、いまどき、ちょっと外国に住んだからって、それだけで採用されるってことはないでしょう。
その点、日本にいながら外国人と住めば、仕事をやめる必要もないし、いつでも語学の練習ができます。向こうは向こうで、日本語の練習をしたかったりするから、色々教えてあげれば、おたがいさまということで遠慮することもありません。
シェアでは本当の文化の違いが見えてくる
ホームスティの利点は、向こうの国の暮らしぶりを知ることができるところにもあると思うけど、お金を払ってご飯を食べさせてもらうような環境では、なかなかお客さんの座から抜け出すのも難しい。その点、家事なんかも均等にわらなきゃいけないフラットシェアでは、お互いの生活習慣の違いとかがとてもよく見えてきます。
こっちも、「おいおいそんなことするなよー」というような事にぶつかるけど、それは相手も同じこと。外国人とのフラットシェアのはじまりは、ただ「暮らす」という事のなかに、こんなに違いがあるのか、ってのを知り、お互い教えあうことになると思います。お互いの言葉を一所懸命組み立てながら。
そういったいろいろな文化の違いを実体験することは、あなた自身のこれからの仕事や遊びに、大きなプラスとなってくれるのではないでしょうか。
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