作ってしまった傷やシミ

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通常の賃貸と同じですが、元に戻せないような大きな傷を作ったり、ファーニッシュトの場合で部屋についてきていた備品を壊したりした場合は、それを元通りにするか、弁償する必要があります。

しかし、自然に使っていて色あせた壁紙とか、畳については、本来は借り手側にはなんの責任もありません。借り手が出て行くときに、敷金を使って壁紙を張り替えたりする大家がいますが、契約で特にそういった約束をしたのでなければ、抗議することができると思います。

持ち主とシェアしている場合は、直す必要があるか、どう直せばいいか、といったことを直接聞くのがいいでしょう。貸しているほうも、次に住む人が問題ないようなものであれば、あまり細かいことを言わないようにしてあげてください。

賃貸物件でシェアしている場合は、残された人、あるいはさらに今後入ってくるシェアメイトが、最終的に出て行く際に、元の大家に対して責任を持つことになります。それがいつのことになるかはわからないので、どれぐらい敷金から修繕費等が差し引かれるか、予測はできません。ですから金額を出すのは困難ですが、それなりに部屋を使い込んでいて、長期そこに住んでいたのなら、残ったシェアメイト達のために、多少はそのための費用を残していったほうがいいかもしれません。

シェアには「節約」という面もありますし、どちらかというと合理的な考えをする人がシェアを選択すると思います。こういうのは考え方一つの問題で、2年とかで入れ替わる賃貸で、人が変わる度に壁紙を張り替えたり、畳を新調したりするのは無駄なんじゃないか、と僕ら一人一人が思うことが重要でしょう。これから入る部屋がピカピカの新調なら、それはうれしいことかもしれませんが、世の中に無料のランチはありません。それは単に、もっと安く済んでいたはずの家賃を上乗せされているだけなんです。

もしも、物件を借りるときに、大家や不動産屋が、内装をリフォームしてお貸しします、と言った場合には、(現状があまりに汚ければ別ですが)今のままで構いませんから、家賃を勉強してほしいとか、そのお金は自分たちが出て行くときのリフォーム代にあててほしい(=自分たちの敷金は、ちゃんと返してほしい)といった交渉をしてみてもいいのではないでしょうか。

ルームシェアをやめるときの精算

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退去するときに、すべての精算が済むわけではありません。光熱費や電話料金の請求書は、その人が去ってから一ヶ月以上してから届きます。それら額はまだわからないわけですから、後で本人に請求するか、一定額を預かっておくかする必要があります。

人を疑え、と言ってるわけではありませんが、去っていった人に後から「あとこれだけかかったので送金してね」といっても、次の新生活に入った人からは忘れられたり、ひどいときには踏み倒されたりすることも考えられます。一般的には、前もって考えられる額の上限を予想し、預かっておくのが普通です。最終的な金額が判明した時点で、預り金からそれらを引いて、本人に返すやりかたが良いでしょう。

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返し方としては、手渡しできる場合は少ないと思うので、銀行の口座番号等を聞いておいて、残額をそこに振り込むとかになります。特に、相手が海外に行ってしまう/帰ってしまうような場合。送金の手段は限られてきます。銀行振込も海外だと手数料がばかになりません。郵便局での送金なども調べ、額に応じて安くあがる方法を探すといいでしょう。

この手のお金は、返してもらうほうはすぐにも返ってくるように思い込みがちだし、返すほうは請求書がすべて集まって、それらを支払ってからとなるので、以外に後になってしまうことに気づくでしょう。トラブルを防ぐためには、だいだいどれぐらいの時期に清算が可能になるのか、ちゃんと話し合って認識をあわせておく必要があります。

会うは別れのはじめとか

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退去時にすべきこと一覧

  • 移動先の住所や電話番号を聞く
  • 自分のための今後の連絡という意味もあるし、その人が去った後で電話などを受けた時に、住所や電話を教えてもいいのかなど、確認しておきましょう。

  • デポジットを払い戻すための方法を聞く
  • いつごろ最後の請求書が来るか、払い戻しはいつ頃になるか、どれぐらい残りそうか、わかる範囲で教えてあげましょう。ただし、予想してない遅れというのもあるので、他人に厳しい人、つまり、相手が約束したことを破ったら事情も聞かずに怒ったりする人であれば、理想的な一番早い日やお金を伝えたりするのは、かえって危険かもしれません。

  • 引越先が国内なら、郵便局への転居届を出しておいてもらう
  • 本人が去った後も、いろんな手紙やはがきがきます。郵便局が一年間は転送してくれるので、できれば転送は彼らにやってもらったほうが楽でしょう。

  • 携帯の請求書など、本人に来る請求書がもうないことを確認する
  • 請求書が本人に届かないと、本人がうっかりしている間にサービスが止められたりする可能性があります。他の光熱費等は、フラットで管理しているからいいですが、携帯などは本人について移動していくものなので、その支払いについてもちゃんと新住所に行くようにしましょう。

  • 部屋の掃除をさせる
  • 対等なシェアであれば、掃除をして出て行くのはマナーだと思いますが、これも個人差がありますね。マナーとしてではなく、どうしても掃除をすべきだというなら、それも契約に入れるしかないかもしれません。そういう細かなことで契約書がどんどん複雑になっていくのは、さびしいことでもありますが。

  • シーツ類は洗って、返してもらう
  • これも掃除と同様。フラットの共有の持ち物を使ってもらっていた場合は、それらが元通りに戻って、次の人が使える状態になるように。

  • 処分にお金がかかるような粗大ゴミ等は、責任をもって処分してもらう
  • 大きなゴミは、捨てるのもタダではありません。相手がそういうことを知らずに去る場合もあるので、確認が必要でしょう。

  • さよならパーティーについては、特に日本を離れる人にはいろいろ他のパーティーもあるので、してあげるつもりがあるなら早めに日程を押さえること。
  • 退去日が決まったら、その場で本人に聞いてみるのもいいかもしれません。できればフラットの全員に参加してほしいので、いくつか候補をもらって全員で調整するといいでしょう。

パーティー

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パーティー禁止というシェアもあります。シェアメイト達が、静かな落ち着いた暮らしを望む場合には、パーティーは外でやってくれ、というのは自然なことです。逆に、せっかく何人もいるんだから、ということで、積極的にパーティーを開くようなタイプのシェアもあります。自分にとってはどういうルールがいいのか、を考えて、シェアを選ぶようにしましょう。

自分の友達を呼んでのパーティーでも、共用のキッチンやリビングを使う場合は特に、他のシェアメイトへの気遣いを忘れてはいけません。まずは、シェアメイト達をパーティーに誘ってみることが重要でしょう。せっかく近くにいるのですから、自分の友達とも仲良くなってくれれば、それぞれの交友関係も広がって、いいのではないでしょうか。

誘われたほうも、苦手とか言わず、都合があえば参加しましょう。パーティーをやっているときに、自分は部屋に閉じこもって、というのも、もちろんシェアでは個人の自由なのですが、パーティーをする側の人も気がひけますね。

そして、そういう騒ぎを、自分だけが特に多い回数やってないかも、気をつけておきましょう。自分でパーティーを企画しない人もいますから、個人の好みの問題ということもあるのですが、それでも、「ほんとうにうるさくない? 大丈夫?」と確認して、ほんとうの気持ちを聞き出すようつとめましょう。

シェアの場合は比較的広いキッチンやリビングが確保できることが多いので、ワンルームに住んでいる人に比べれば、自宅でパーティーが「できる」ことから、パーティー会場にされてしまうことも多くなるかもしれません。その時に、パーティーに来る自分の友達に対して、他のシェアメイト達の協力があって、パーティーができてるんだよ、というのがちゃんと伝わるようにして、みんなが他のシェアメイト達に感謝し、気も使い、パーティーをする前よりも全体がきれいになっているくらいに後片付けをしてもらえるようにしましょう。

木造の場合や集合住宅の場合は特に、パーティーの規模や時間帯には気をつけたほうがよいでしょう。

ご近所づきあいも少なく、誰がなにをしてても気にしない東京のような街でも、できることなら近所迷惑はかけたくないものです。前にも書きましたが、特にシェアのような変わった暮らしをしている場合、まわりに住んでいる人の評判が悪いと、どんな不利益が発生するかわかりません。

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Creative Commons License photo credit: Hometown Invasion Tour

僕のところのフラットでは、マンションの管理組合の規約で、「パーティーを開催する場合には事前に組合理事長に届け出を出すこと」なんていうのがあります。何人からがパーティーなのかという話もあるし、本気ですか? と思わなくもないので、届け出はまだしたことがないんですが。

それでも、開始時間を昼過ぎとかにして、日が変わる前には解散してるし、窓を開けて音楽を大音量で鳴らしたり、とかもしないよいうにしています。苦情は一回も来ていないのですが、日本の場合直接言わずに、何度も我慢した後で突然怒鳴り込んでくる人も多そうなので、ほんとうに大丈夫なのかどうかという心配はあります。だからといって、何も言われてないのに、こちらから「昨日はうるさくありませんでしたか?」なんて聞きに行くのも、やぶへびになりそうですが。

電話

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電話の共用にはいろいろと考えておかなければならないことがあります。

勝手に好きなだけ国際電話をかけられて、請求書が届いたころには遠い異国の地、なんてのは嫌ですよね。電話局に連絡して国際電話をかけられなくする、というのもできると聞いたことがありますが、それでは自分も使えなくなるし、例えば次のようにします。

デポジット(預り金)は、電話の請求書がすべて到着したら、そこの電話代を引いて返す。あるいは、フラットを出て行く時は、使った量(ここは自己申告になってしまうけど)に応じて、電話代のデポジットを預けて行ってもらう。

いずれにしても、いなくなる直前にデポジットを越えるほど大量に電話をかけまくられたら打つ手がないですけどね。どうしても心配なら、家の中に公衆電話でも置いて、毎回コインでかけてもらいますかねえ。

電話をかけてくる可能性がある人に対しては、自分以外の人がでる場合もあり、それもひょっとすると日本語が喋れないかも、ということを伝えておきましょう。最近は、個人宛の用事は携帯にかかってくる、という人も多いので、家の電話を共用にしたからといって、それほど困らないかもしれませんね。

うちのフラットでは、電話の前に簡単な英語-日本語の文例集を作って張ってありますし、電話を取ったら「ハロー」ではなく「もしもし」と言わなければいけない、というルールにもしてはいます。すこし経てば、なんとか取次ぎくらいはできるようになるように思います。

それから、電話代ですが、これはかけた人がかけた分だけ払う、とするのが一番だと思います。かける頻度も距離もばらばらなので、他の光熱費のように均等割りというわけにはいかないでしょう。

かけるたびに、かけた日時や相手の番号をメモしておきます。メモのための記入用紙を作って置いておくのもいいでしょう。電話会社のほうには、利用明細を発行させるようにしておき、後で利用明細とつきあわせることで、誰がいくら分使ったのかを計算します。メモを残し忘れる人などがいて、その追求調査などもあるので、かなり面倒な作業です。毎月交代の当番制とかでやっていくしかないでしょう。

この利用明細ですが、プライバシーを守るため、とかで、なかなか簡単には発行してもらえないので注意が必要です。NTTの場合、申し込み用紙を送ってもらい、それを書いて返送する手続きが必要で、申し込みをしても明細が実際に記録されるのは翌月から、など、シェアをはじめても一定の期間、明細が得られなかったりします。

また、明細を送らせるのは、自分が使って請求された分の証拠をくれ、ということだと思うのですが、ほとんどの電話会社で、明細には作成料や送料がかかります。月に100円とかそんな額ではありますが、明細を取るためにかかったお金も、シェアメイトで負担することになります。長距離電話や国際電話を、それぞれ違う会社にした場合、それぞれの明細発行料が必要になりますので、それぞれ安い会社を選んだつもりなのに、明細料を含めると安くなってないということも起こり得ます。

さらに愚痴っておくと、ISDNに切り替えたり、ADSLにしたり工事をするたびに、この「明細を取る」という設定が消えてしまうらしく、毎回明細が来なくなっては再申し込みをする、ということをさせられました。このあたりはサービスの改善を望みたいところです。

ルームシェアと部屋の鍵。鍵は絶対必要? 必要なのは信頼感

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日本では「ルームシェアを始めるときは、部屋に鍵をつけたほうがいいのか」という質問を良く聞きます。

欧米では、鍵が無い物件にわざわざ鍵をつけることは、あまりありません。もともとファミリー向けの物件にルームシェアで住んでいるというケースが多いため、子ども部屋にあたるような部屋に鍵はかからないことも多いでしょう。また、日本でも、僕の経験や長くルームシェアやっている人から聞いた話では、部屋の鍵というものは必ずしも存在しないようです。

シェアメイト全員がどうしたいのか、が重要で、話し合いで決まったようにすればいいと思いますが、僕としては、「鍵がなくても他人の部屋には入らないのが当然」という考えの人達をうまく探してルームシェアをできれば一番だと思っています。

自分が居ない時のスペースを提供しあうという考え方も

また、僕自身もそうですが、「出かけるときはドアを開ける(半開きというのもあり)」という習慣の人もいます。これは、相手に「自分は部屋に居ないよ」というのを伝えてあげている、というのがあって、もし、シェアメイトが、相手が部屋に居ないことがわかれば、テレビのボリュームを上げたり、掃除機をかけたり、鼻歌を歌ったり、と、シェアなのに一人暮らしのように自由を楽しむことができるからです。お互いにこれができれば、狭いシェアでも気楽に過ごせる時間が増えていいですよ。

また、部屋のドアを経由して外の光や風が入ることを考えると、居ない間の自室を完全に締め切るよりも、お互いにドアを開けることで共同部分のリビングなどの生活環境を向上させることにもつなげられると言えます。

個室の鍵は誰のため?

部屋のドアに鍵がついていても、どれだけ抑止力になるのか、という話もあります。部屋のドアにつけるような鍵は、がんばれば開けたり壊したりできるでしょうし、合鍵だって入手しようと思えばできるかもしれません。

それに、貸し手の大家がその鍵を付けたとすれば、大家は鍵のマスターを持っている可能性が高いですね。貸し手としても、借り手が鍵を持ったまま突然去ってしまったりするようなリスクを考えれば、自分でも開けられるようにしておきたいと思うでしょう。

ということは、ドアに錠が掛かるようになっていたとしても、自分は貸し手の部屋には入れないのに、貸し手側は入ろうと思えば自分の部屋に出入りできてしまう、という可能性が高いということです。鍵を掛けて安心した気になっているのは自分ばかり、ということになるのではないでしょうか。

であれば、お互いがお互いのことを信頼し、鍵が無くても、ドアが開いていても、勝手に他人の部屋には入らないような人とルームシェアをする、というのを目指した方が、お互いに信用がなく、入れるところはいつでも入られているかも、というようなルームシェアで形だけの鍵を掛けるよりも、より安心なのではないかとも思います。

鍵が無くても心配のない暮らし方

節約のためにルームシェアをしているような人達は、自分で持ち運べる程度の荷物しかなかったりもするので、あまり物を盗られることを心配していないのかもしれません。最初から盗られたり壊されたりを心配しない生活をする、というのは一つの手ですね。

高価なもの、大事なものをどうしても身の周りに置いておきたい人は、ルームシェアでは気苦労が増えてしまうのかもしれません。お金は銀行に、重要書類は貸し金庫に、使わないけど大事なものは、実家やトランクルームに預けておく、というのが、自分も楽だし、シェアの仲もうまくいくのでは、と思います。

家の鍵。鍵のコピーや返却について

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ルームシェアしている家やマンションでは、その入口の鍵については、シェアの人数分だけ、コピーが必要になるでしょう。

鍵のコピー

持ち家でも借家でも、最初から持っている鍵の数がシェアメイトの数だけ揃っているとは限りません。足りない場合は、鍵のコピーを作ることになります。

古いタイプの鍵であれば、街の錠前屋に行けば1000円程度でコピーを作れます。しかし、コピーの鍵からさらにコピーを作ろうとしたりすると、断られたりすることもあります。これは、コピーを重ねた鍵では開かないこと多いからだそうです。

また、最近の進んだ鍵の場合はもっと複雑で、オリジナルからしかコピーを作れなかったりします。

借家の場合は、鍵について大家がより厳しい管理を求めていることも多いです。勝手にコピーを作って嫌な顔をされることもあるかもしれません。

鍵の運用に関するトラブル

ルームシェアでは、鍵を家に忘れて出かけても、シェアメイトの誰かが帰ってくるまで待てば、家に入ることができます。電話をかけて早く帰ってきてもらうこともできるでしょう。このあたりは家族と住むときと同様のメリットです。

よくあるトラブルとしては、鍵の掛け忘れがあります。自分ひとりの住居ではないので、他に誰かが家に居ると思い込んで、最後の一人なのに鍵を掛けずに出かけてしまう、というミスですね。一人の間違いですが外部からの泥棒のリスクは全員がかぶることになっていまいます。

また、個人によって戸締りに関する意識が違う場合も、よくトラブルになります。階下のゴミ捨て場にゴミを出しに行くとき、ちょっと近所のコンビニに買い物に行くとき、自分しかいないのに「数分のことだから」と鍵を掛けずに出かけるシェアメイトの行動を、嫌だと感じる人もいるでしょう。

ルームシェアでは、基本的にそれぞれの私物・貴重品は自分の個室で管理していると思います。鍵を忘れた本人は「盗られてもそれほど困るものはない」と思っていても、他のルームメイトは大事なものを部屋に置いているかもしれません。

また、泥棒に入られたり、強盗に遭ったりした経験がある人や、自分はなくても知り合いに経験があるために、よりそういう危険に対して恐怖感を覚える人というのもいます。

自分は気にならないから、と自分の基準だけで考えずに、なるべく安全側に倒して行動することが、余計なトラブルを生まないためには賢いのではないかなと思います。

ルームシェアを解消して出て行く人の鍵の取り扱い

ルームシェアを出ていく人からは、鍵を返してもらわないといけません。出て行く人がさらに鍵のコピーを作っている可能性もありますので、それも確認してすべて返してもらいましょう。

コピーが作れるということで、実際には鍵を返してもらっても絶対に安全とはいえません。特に、いざこざがあってシェアメイトが出て行く場合、残念なことですが、出て行ったシェアメイトが鍵のコピーを使って悪さをする可能性も、考えなければいけません。

一般のアパートのように、人が入れ替わったら錠前の交換をするという手もありますが、シェアの場合、一人が出て行くごとにこれをやると、かなり費用がかかってしまうでしょう。難しいところです。

僕が自分のシェアで使っているのは、ダイアル式の錠前で、決まった数字を押して開けるタイプのものです。鍵を持ち歩かなくて済むので、楽です。

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また、番号の設定を変えることもできるので、誰かが出て行くたびに、番号を新しいものに変えていました。出て行く人のことを疑っているかのようですが、簡単に変えられるなら、これは機械的に毎回することにしておいたほうがいいでしょう。誰かが出て行ったときは変えないけど、この人が出て行くときは変える、となると、鍵を変える人のことだけを疑っているみたいになり、なおさら問題になるでしょう。

普通の鍵の場合は、人が入れ替わる度にシリンダー交換をするというのは、お金がかかって現実的ではないですね。そうすると、どうしてもセキュリティのレベルが低くなってしまいます。

防犯

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フラットシェアにおける防犯は、良い面と悪い面があります。

一人暮らしに比べると、フラットに誰かがいる、という時間が長くなるでしょうから、留守宅を狙うような泥棒は入りにくくなるでしょう。また、単純に人数が多いことも、安心につながります。

その一方で、シェアメイトの中に防犯意識の低い人がいれば、そこが穴になってフラットシェア全体が危険にさらされることもあります。

たとえば、自分が最後なのに、鍵を掛け忘れて出かけてしまう人。ちょっとコンビニに買い物ぐらいなら、と鍵をかけずに行ってしまう人。一人暮らしなら、なにか盗られたとしても自業自得ですが、シェアメイトの持ち物もあるということを考えると、これはちょっと無責任すぎます。

低層階のマンションなのに、部屋の窓に鍵をかけずに出かける人もそうです。3,4階程度なら、よじ登って入ってくる泥棒もいるかもしれません。また、高層でも、屋上が開放されているマンションで、屋上から下のベランダづたいに侵入する泥棒というのもいるそうですから、高層階のマンションでも安心はできません。

自分のうっかりが、他のシェアメイト達をも危険にさらす、ということに、じゅうぶん気をつける必要があります。

外国人向けの地域サービスを活用しよう

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photo credit: Danny Choo

日本人としては、普段その存在を気にかけることは少ないと思いますが、多くの自治体において、外国人居住者向けの外国語でかかれた生活ガイドが製作されています。何語の冊子が作られているかは、その地域に住む外国人の出身比率などにより、様々でしょう。

そこには、町の地図、各公共施設の場所、開いている時間、災害時の避難所案内、ごみの出し方などが、外国語で説明されていて、これを入手できれば、生活にかかわる基本情報の多くについて、あなたが逐一翻訳してあげる必要がなくなります。

また、私の住んでいたある市では、市役所が外国人向けの無料相談窓口を、週1回開いていて、英語と中国語で相談を受けられる担当者を用意して、いろいろな相談を受けていたようです。これも自治体の広報誌などに案内されていると思うので、こういったサービスがあれば、できるだけ同居人に教えてあげることにしましょう。

ご近所

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あなたがたのシェアに対するご近所の視線は、決して好意的なものからは始まらないでしょう。このことは肝に命じておいてください。

とくに、家族もちの年代やお年寄り家庭から見れば、シェアというのは、「自分が若いときには世の中になかったこと」なのです。特に日本では、人と同じようにすることが善、変わった生き方は悪、という判断基準が根強いため、実際になんの迷惑をかけていなくても、おかしな連中、とレッテルを貼る人があらわれるでしょう。

ましてや、それぞれの友人が多く出入りしたり、パーティーが多かったりすれば、普通の家には言わないような文句でも、つけられることもあるでしょう。

特に男女混合のシェアだと、目はつけられるでしょうね。男女が混ざって住むだけで、すぐに性的なことを連想してしまうのも、上の世代からすればしょうがないことのようです。「男女が一緒に住んで何も起こらないなんて信じられない」という意見は、実は「自分だったら何かやっちゃうだろうな」という気持ちの裏返しなのですけど、こういう非難をする人達というのはそのことに気づいてくれません。育った時代が違えばものの見方も違うものです。

迷惑をかけなければそれでいい、と突っぱねるのも一つの手です。ただ僕としては、シェアが他のいろいろな暮らし方となんら変わることなく、近所にあってもなんともない社会がいいなと思っているので、普通の一人暮らし以上に、騒音やゴミ出し等について落ち度がないように気をつけているし、これからシェアをする人たちにも賛成してもらえるといいな、と思っています。