ルームシェアのメリット・デメリット

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photo credit; empracht

ルームシェアを普通の一人暮らしと比べた時のメリット、デメリットはなんでしょうか?

メリット

  • 一人暮らしより安く住める
  • より都心近く、便利な場所に住める
  • より広い部屋や、家族向けの立派なキッチンやお風呂が使える
  • 光熱費やインターネットなどを割り勘で使える
  • よりよい家電製品などを揃えられる
  • CD・本やゲーム機などを貸し借りしたり共用できる
  • 滅多に使わないものや高価なものを貸し借りしたり共用できる(車・ドレス・キャンプセット・楽器等)
  • 帰ったら他の誰かがいる安心感
  • 複数人家に居るので防犯面で安心感が増す
  • 話し相手・相談相手が手近にいるうれしさ
  • 職場や学校とは別の知り合いや友達が作れる
  • 他人と協調性を持ってつきあうことができる人だと思われる
  • (料理をする場合)作ったものを食べてくれる人がいる喜び
  • (料理をする場合)大人数でこそおいしい料理を楽しめる
  • パーティー等が開きやすい(人によってはデメリットになるかも)
  • 家族以外の他人と交渉したり協調したりするよい練習になる

デメリット

  • シェアメイトが家賃等を払わないリスク
  • 物音や気配で眠れなかったりするかも
  • 掃除や片付けの方針が違ってもめる
  • 光熱費や消耗品の費用などの分担でもめる
  • 家具や家電の所有権や、故障時の費用負担、廃棄コスト等で揉める
  • 相手の大事なものを使ったり壊したりして揉める
  • 友達や彼女を連れてきたり泊めたりすることで揉める
  • シェアメイトの防犯がなってなくて自分も被害に遭うかも
  • 一人になりたくても、完全な孤独状態にはなることができない
  • 退去のあと次が見つからず二人分以上の負担がかかってくるリスク
  • キッチンや風呂・トイレなどを使いたい時に使えないことがある
  • キッチンや風呂・トイレなどの共用部を使ったまま放置できない
  • 裸や薄着で自分の部屋から出られない
  • 物を壊されたり、盗まれたりというリスク
  • ルームシェアに理解のない親や恋人に誤解されたり反対される
  • 精神的に相手に寄りかかってしまう
  • 精神的に相手に寄りかかられてしまう
  • シェアメイトが勝手に居なくなったときの後片付けの手間や費用

他にもあったらぜひコメント欄で教えてくださいね

部屋の見学。どこをチェックするか

空いている部屋があるよ、貸せるよ、というルームシェアを見つけ、連絡したら、次の段階は実際にそのお宅にお邪魔して部屋を見ることです。

見学では、あら捜しをするような態度は嫌われるでしょうが、入居してから「こんなの思ってたのと違った!」などと不満を感じないためにも、ポイントを押さえてチェックをしましょう。

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根掘り葉掘りの質問は良くない

できれば、いちいち細かく質問するのではなく、ぱっと眺めることで自分で把握するのが一番の方法です。見てわかるようなことや、あまりにも当たり前なことについて質問ばかりすると、「神経質な人だな」と思われてしまう危険性があります。最悪、「バカなのかな」と思われてしまうかも。

しかし、聞くべきことをうまく考えてピンポイントで質問できる人は、話が通じる人として好感を持ってもらえることと思います。

玄関から入るまで

まず玄関から。鍵はどんな形式でしょうか。二重ロックでしょうか。ロックが二つついていても、一つしか使ってないということもあるかもしれません。

靴はどうなってるでしょう。住人の数以上の靴が散らかっていたら、整頓ができてないか下駄箱が小さいかのどちらかでしょう。下駄箱も見せてもらいましょう。下駄箱のサイズは人数に対して十分ですか? 下駄箱のうちどの部分が自分のスペースになるのかも確認しましょう。自分の持ってくる靴の量と比べて十分ですか? ブーツなど背の高い靴を持ってくるなら、それがそのスペースに入りきるかも考えて、割り当てスペースの交換が必要そうならそれが可能かも聞いてみましょう。

台所

キッチン。見学者が来るときにシンクに洗ってない皿や鍋が山積み、なんてフラットはあまりないでしょうが、もしそうなっていたら考えたほうがいいでしょう。あなたが料理好きなら、コンロがガスコンロであることや、コンロが二つ以上あることは重要でしょうし、作業のためのスペースが十分かどうかもチェックするところでしょう。タオルはきれいですか? 炊飯器等は個人のものでしょうか? ご飯も共同で炊くのでしょうか? 食材を入れるスペースはもらえますか? 冷蔵庫の中はきれいですか? 変な臭いはしませんか? 冷蔵庫のどの部分を使えますか? 食器類は十分ですか? 自分の食器を持ってくる人は、それを置いてもいいかも聞きましょう。キッチンに自分の食器を置いた場合は、それはみんなに使ってもらって構わない、というのが普通です。それは誰かが間違って割っても大丈夫な食器ですか?

リビングなどの共用部

共用スペース。リビングはありますか? 床に座るのか、ソファか、テーブルに椅子か。テレビやビデオはありますか? リビングを使うときのルールはありますか?

ゴミ箱。共用のゴミ箱はありますか? 燃える、燃えない、ビン、缶、雑誌など、分別されてますか? ゴミ捨て場はどこで、誰がゴミを持って行くのでしょうか?

電話が共用の場合、電話機はどこでしょう? ファックスはついてますか? 利用料金はどうやって払うのでしょう? 自分のお気に入りの長距離電話会社を使ってもいいですか? コードレス子機はついてますか? 子機を自分の部屋に持っていって使っても構いませんか? 何時まで共用の電話に掛けてもらっても迷惑じゃないですか?

洗濯機。二層式ですか全自動ですか? 乾燥機はありますか? 物干しはどこでしょう? 干し場はきれいですか? 道路に面していて排ガスがすごかったりしませんか?

風呂やシャワー、トイレ

風呂。カビは生えてませんか? 各自のせっけんやシャンプーはどうなってますか? シャワーはついてますか? シャワーは、実際にお湯を出させてもらいましょう。水の勢いや、お湯の温度をチェックしましょう。夏場は威勢良くお湯が出ても、冬場は十分な温度にならないこともあるかもしれません。これは冬以外は判断が難しいのですが、給湯器のサイズや、給湯器の設定温度が上げられるかを見せてもらいましょう。また、排水溝を見てください。髪の毛がたまってたりしませんか? 使ったらすぐに掃除するような習慣が、そのシェアにあるのかないのかがわかります。

トイレ。ペーパーの予備は十分ですか? 掃除道具や洗剤はありますか? ペーパーの補充や掃除は当番制ですか? ボランティアベースですか? トイレと風呂、洗濯機などが一緒か別々かも気をつけてください。誰かが風呂に入っていると、トイレに入れなかったり、洗濯できなかったりする場合は、そうでない場合よりも衝突が多くなります。人数との兼ね合いを考えて、やっていけるかどうか判断しましょう。

自分が入る(かもしれない)居室

そして、あなたが住むことになる部屋を見せてもらいます。シェアの場合、部屋を見せてもらうときには、まだ前の住人が住んでいることが多いです。

まだ前のシェアメイトが住んでいる場合、その人の家具や持ち物があることから、狭く見えたり、散らかって見えたりするかもしれません。しかし、逆に言えば、自分が荷物を入れたときにどれぐらいになるのかを知ることができますから、まったくの空の部屋を見る場合よりもよいかもしれません。

部屋を見せてくれる人が、その部屋の今の住人とは違う場合、部屋にあるものを勝手に触ったり開けたりしないかも見ましょう。募集のために「仮に入らせてもらってる」部屋で勝手な振る舞いをするシェアメイトは、次にあなたが入ったときにも、あなたの部屋で同じようなことをするかもしれませんよ。

人が住んでいない部屋の場合、自分の持っている家具その他を置いた後でも、余裕を持って暮らせるかどうか、想像するようにしてください。ただし、一人暮らしからシェアに移ってくる人は、今まで全部自分で維持してきた家具や家電のいくつかは、自分の部屋でなく共用スペースに置けるかもしれないこと、いざというときには共用スペースを使うこともできること、も考えてください。

あとは一般的な賃貸と同じです。窓はどちら向きか、壁やじゅうたん/たたみはどれぐらい汚れているか、壁に画鋲を刺したりしてもよいか。場所によっては、壁を塗り替えたり、棚を作ったりできるところもありますので、希望があれば聞いてみましょう。冷暖房はどうなっているか。コンセントの数は十分か。テレビのアンテナソケットや、インターネットの口はありますか? 窓は開けられますか? 窓の外はどうなっていますか? 窓に網戸はついてますか?

音や周辺環境

音についても考えましょう。他のシェアメイトの部屋と隣り合っていますか? もし壁の向こうにもシェアメイトが住んでいる場合、壁の厚さを気にしましょう。可能であれば、壁の反対側の部屋で話をしてもらったり、壁を叩いたりしてもらいましょう。同じ家の中ですから、まったく音が聞こえないというのは無理だと思いますが、薄すぎるといろいろと気をつかうことになるでしょう。

また、外部の音も重要です。大きな道路や線路はないですか? 幼稚園や小学校、工場はどうです? ちょっと静かにしてもらって、外からの音がどれぐらい聞こえるか、聞いてみましょう。時間帯による騒音もあるので、むずかしいところですが、一番大事なのは自分が就寝する時間帯にどうか、でしょう。

家具などの引継ぎ

シェアの場合、カラーBOXや鏡、机や椅子等のちょっとした家具は、シェアメイトの都合であまったりしてることもよくあります。今見せてもらった部屋になにか足りないものがあれば、聞いてみましょう。あまったものを貸してくれるかもしれません。

家賃などの交渉

また、大家やマネージャーが居るタイプのシェアの場合、「あと○○があればここに決めたいんですが」と交渉することは、決して悪いことではありません。数千円や数万円の出費で部屋が埋まるなら、空き部屋にしておくよりはずっとましですし、その部屋の設備が充実すれば、また次の人を入れることになった場合にも、応募が気やすくなります。ただし、人気のありそうな、応募がたくさん来ている部屋だと、受け流されて他の人に決められてしまうだけなので、自分がほんとうにその部屋を気に入った場合は、その○○は後で自腹で買うほうが無難でしょう。

持参する「イイ道具」

キッチンに置くような家電等で、他の人にも使わせて問題ないものを持っている場合は、それを共用のキッチンに置いてもよいか、聞いてみましょう。オーブントースター、ミキサー、ケーキの型など、今そのシェアが持っていないものであれば、歓迎されることもあります。

実際に見学の時に持って行って確認漏れがないよう使えるチェックリストも用意しましたので、良ければ使ってみてください

キッチン

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洗ってない皿はトラブルの元

食材の購入などからすべて共同の財布で行い、当番制で料理をするようなシェアの形もあります。けれど、一人一人の仕事の時間が違えば、食べる時間もまちまちですし、自由がなくなってしまうことから、実際には難しいかなと思います。

自然、自分の分だけ自分で作って食べる、という形に落ち着くことがおおいでしょう。毎日凝った料理を作るような人とシェアしない限り、2、3人で順番にキッチンを使うことは、問題ないようです。

ただし、休みの日などで余裕がある場合、フラットにいるひとに、「これからごはん作るけど一緒に食べない?」など聞くのは、当然OKです。多人数で食べたほうがおいしいし、作るのも洗うのも分担できて楽ですからね。

その場合、作ったり作られたりが頻繁にあるようなら、特に清算する必要はないですが、あまりなかったり、いつもどちらか一方が作るような場合は、毎回材料費を払うのがいいでしょうね。作ってもらったほうも、外食したり自分で一人前作ったらもっとお金かかるでしょうから、感謝の気持ちをこめて、こちらから払う意思を見せましょう。後片付けもかってでましょう。

また、食材を買ったけれど、忙しくなって自炊できず、使い切れそうにない、という場合は、積極的にシェアメイトにあげてしまいましょう。腐らせるのはもったいないです。これも、相手はその食材がほしかったわけではないでしょうから、売るんじゃなくてあげてしまいましょう。逆の場合もあるでしょうから、お互いさまです。

どこのフラットシェアでも、決まりきった規則、というか常識なんだけど、使った後の皿や鍋はすぐ洗い、シンクはきれいにしておかなければいけません。しかし、これをちゃんと守らないフラットメートというのは確実に存在します。シェアの経験者に「今まで一番嫌だったシェアメイトってどんな人?」と聞くと、たいていはこの「皿を洗わない」タイプか「シャワーをあびない」タイプです。気をつけましょうね。

貼り紙

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「この緑のモノが家じゅうに広がってほしくないなら、皿を洗ってください。ありがとう」

ルームメイトに文句をつける貼り紙、キッチンでは登場回数が多いですよね。面白い貼り紙としてはこんなのも。

「もしここに皿が24時間放置してあった場合、あなたのベッドに移します」

「もしその皿が魔法のようにシンクに戻されてた場合、こんどは枕の下に移します」

この手の貼り紙もトラブルの元ですねえ。

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「これは私のナベです。今すぐ洗いなさい」

余談: イギリスの皿洗い

イギリス人を見ていてびっくりしたのは、彼らの皿洗いの習慣です。皿を洗う様子をなにげなく見ていたら、シンクに貯めた水に洗剤を入れ、その中でじゃぶじゃぶと皿を洗った後、その皿をそのまま引き上げて、布でふいただけで食器棚に片付けようとするんです!

「ちょっとちょっと、何してんの」と言うと、「え、何が?」みたいな顔をされました。驚いたことに、これが彼らの食器洗いのやりかたなんです。

「洗剤の殺菌作用が皿に効いていいのよ」とかいう人もいますが、そんな皿に食べ物を載せて食べるなんて、信じられないですね。大昔、最初に化学洗剤が出たころの誤解が、ずっと広まってしまったそうです。

今ではイギリスで売っている洗剤の注意書きにも、「流水でよくすすいでください」という警告は書いてあります。書いてはあるんですが、何十年もやってきたことはそんな簡単には直らないというか。理詰めでわからせるしかないでしょうね。あるいは、「日本の洗剤は水ですすがないと危険なんだ」と言うか。どこの洗剤でも危険なんだけどね。

これも家庭によって違うので、イギリス人が全部こうというわけではないですし、北フランスとかオーストラリアでも、こういう習慣のある家庭はあるそうです。

イギリス人のこれは、あまりに極端な例だと思いますけど、同じ日本人だったとしても、家庭によって家事のやり方に違いがあっても不思議はありません。相手が何かおかしなことをしてる、と思ったときでも、最初から「自分のやり方が唯一絶対」という態度で相手を責めたりするのはやめて、「自分はこうしている。理由はこれこれ」、そして、「できればそのやり方は自分が気に入らないので変更できないか?」などと話してみるべきではないかなと。皿洗いに限った話ではないですが。