ルームシェアの物件見学チェックリスト

ルームシェアの見学で、どんなところを確認して、どんな質問をすればいいか、をまとめたチェックリストです。

見学の際には、印刷して持っていくか、ブックマークしてスマートフォンで見ながら見学するなどして活用してください。

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(image credit: StockMonkeys.com)

物件

最寄り駅




周辺環境




日当たり



地震・地盤



部屋

家電








水まわり




ケータイ・ネット



娯楽





窓




床




その他






スペース






追加出費

光熱費




毎月の固定費




デポジットの返金時期




貸主編

面接している人は?





生活・ルームメイト編

ルームメイトとなる相手をチェック

















「これが足りない」「これは不要(=重要じゃない)なのでは?」など、ご意見をぜひ↓コメント欄で教えてください。

ウェブ掲示板

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部屋があることを宣伝するには、ウェブの掲示板を使うという方法もあります。クラシファイドサイトとどう違うかと言われると、本質的には違いはないのですが、フリーフォーマットで雑多なことが(悪く言えば無関係な情報、広告などでも)書けてしまうのが掲示版(nortice board, bulletin board)で、各種条件などをできあいの入力画面から入力できたり、条件によって検索できたりするのがクラシファイドサイト、とわけておきます。

ただし、ルームシェア自体が日本でマイナーなので、日本語のウェブ掲示版はそれほど多くはありません。たとえば、ルームメート募集掲示板などがあります。僕も一つ、ルームシェアジャパンという掲示板サイトを運用しています。使ってやってください

掲示版に書き込みするときは、その掲示版におけるルールを理解し、また過去のメッセージの内容などを見て、自分が書き込むことがその掲示版に書き込むにふさわしいかどうか、しっかり考えてから行いましょう。

英語で募集広告を書く場合は、他の人の広告を色々読んで、用語や書く内容を参考にしましょう。全角の英数字や記号(「ABC」など)は、一見して日本語ではないようですが、日本のパソコンにしか入ってない日本語の文字です。他の人からは読めないことが多いので、半角(“ABC”など)を使うよう、気をつけましょう。

どこの掲示板でも、たくさんの人の目に触れることを狙って、本題と無関係な投稿をする人が出てきます。○○するだけで儲かる、とか、安い電話会社とか、ネットで買える△△とか、そういった類のものです。

こういったものは、掲示板の管理者が発見して削除することもありますが、それにも限界はあります。なぜこういう悪質な書き込みがなくならないかというと、効果がある、あるいは少なくとも効果があると信じているからで、掲示板を使う人の中に、反応してしまう人がいるのかもしれません。しかし、メールでも掲示板でもなんでもですが、とにかくこういうのは無視してほしいと思います。

  • その業者は、売れさえすればどんな手を使ってもいいと思っている
  • 本来の掲示板の利用者の便を考えていない、つまり、お互いが得をする商売をする姿勢にない
  • そんな業者が、いいものを安く売っているわけがない

たとえその無関係な広告が言っていることに興味があるとしても、検索エンジン等で探せば、同じものをもっと良心的な方法で宣伝し、売っている業者があるはずですから、そちらを使いましょう。そうしないと、こういう迷惑な投稿はなくならず、インターネットでいろいろな探し物をするときに不便さが増してしまいます。

それから、募集広告であっても、悪質なものはあります。たとえば、3日おきぐらいに同じ募集を書き込む人。こういう人はなるほど急いでいて、あせっているのかもしれません。ですが、

  • 他の募集をしている人だって急いでるのかもしれない
  • みんながこれをやりだすと、みんなが何度も掲示板に来て同じ募集を繰り返し出すため、情報がとても探しにくくなる

ということを考えられない人か、もっと悪くはわかっていてやっている人です。こういう人は、そもそも他人の事情を思いやれないという時点で明らかにシェア向きではないですから、ある募集をみたときにその人がこんなことをしてないか、ちょっと前にさかのぼって掲示板をチェックしてみるのも有効でしょう。

もし、この同じ人の募集の内容が少しずつ変化しているとしたら、その変化したところがなぜ変えられたのか、も考えてみると、相手に何が起こっているのか推測できるかもしれません。家賃の条件が少しずつ下がっているとか、そういった変化です。

http://www.amazon.co.jp/dp/4594053882/ref=cm_sw_r_tw_dp_QJl8rb1JAQM4D

募集のここをチェック(募集のスタイルチェック)

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credit: freedigitalphotos.net

ネットでシェアメイトを募集するときに、相手の募集文面からわかることはたくさんあります。トラブルになりそうな人をあらかじめ避けることができれば、シェア探しもかなり楽になるでしょう。

一言でいうと、「他人に迷惑をかけるような人とは、シェアしてもうまくいかない」ということです。掲示板で他の利用者のことを考えられない人が、どうして、シェアメイトを気遣うことができるのか、ってことですね。

特徴のある書き込みと、その背景にあるもの

他の利用者お構い無しの複数投稿、連続投稿

最新の投稿が一番目立つ場所に表示される、という募集掲示板は多いと思います。

そして、まれに、毎日のように同じ内容を投稿し続けることで、目立つところに自分の募集がいつも表示されるようにしようとする募集者が現れます。

その掲示板のルールで、明示的にそういう行為を禁止していようといまいと、このように「自分だけよければよい」という考えかたの人がルームシェアでどう振舞うか、予想するのは簡単だと思います。

掲示板に出ている他の一つ一つの募集それぞれに、書いた人がいて、みんなが自分と合ったシェアメイトを探そうとしているんだ、というのを想像できない人とは、シェアは避けたほうが無難です。

こういう人を発見するには、同じ掲示板を数日間はウォッチするとか、過去の書き込みにさかのぼって連続投稿していないか、などをチェックするといいでしょう。

小手先で目立とうとする投稿

!マークを多用したり、●とか★、■、♪といった記号を散りばめるタイプ。−−−−や===を使って長い線を描いてみたりというのもあります。色がつけられる掲示板だと、文字や背景を派手な原色(真っ赤とか)にしてみるのも。

たとえばこんな感じ

★★★★★★都内で安い!!!★★★★★★
★3LDKのマンションを3人でシェアしてます★★今回一人が退去することになったので募集します★
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■雰囲気は干渉もしないけどもそこそこつきあうような感じ♪
■■■【場所】■■■■■■
★(以下略)

こういう募集をする人の心には、「お互いがうまく条件にフィットする相手を見つけて、うまくやっていきたい」という気持ちが希薄です。部屋の場所や内容などに自身がなくて、他の募集と平等な読まれ方をされると負けてしまう、と思っているということなのです。

誰でもいいから、目立たせて引き付けてしまえばよい、など思っているとしたら、そんな人とうまくシェアしていくのは難しいでしょうね。「安い」「お得」「今だけ」とか、そんな言葉を散りばめているような文面も同様でしょう。

泣き落とし系

たとえばこんな感じ

助けてください! 至急

今週中に今のところを出ないといけなくなりました。ですが、一人でアパートを借りるだけのお金がありません。

どんな小さな部屋でも構いません。掃除もしますしペットの面倒もみます。月末になれば給料が入るので家賃も払えます。なんでもしますのでよろしくおねがいします。

住んでいる場所を「今週末までに出て行かないといけない」状況になることは滅多に考えられません。どういう事情かはわかりませんが、そういう不安定なところに住んでいるのに、今手元に一ヶ月分の家賃を払うお金もないという状態では、相当行き当たりばったりの生活をしているのでは、と思えてしまいます。

トラブルを望むような人でなければ、こういう切羽詰った募集には連絡しないほうがよいと思われます。

自分で判断できないタイプ。責任を取らないタイプ

「はじめてなのでよくわかりませんが」「問題がありましたら削除してください」といった書き出しで始まるタイプの投稿。

こうした書き込みは一見丁寧に見えますが、掲示板でこんなことを書くと言うのは、他の利用者や掲示板の管理人に責任を負わせようとしていることに他なりません。

その事柄について初心者であったり、その募集掲示板の利用が初めてであっても、ふつうに常識のある人なら、他に投稿されている過去の内容を読んで、どんな投稿が場にふさわしいか、どんな投稿が批判を浴びているか、などチェックすることができるはずです。

それをせずに、自分の勝手なスタイルで書いて、「おかしかったら許してね」と逃げを打つような性格では、シェアのスタイルも同じようなものになる可能性が高いのではないでしょうか。

いかにも「これから失礼なことをするけど許せよ」みたいな姿勢は、この募集に限らず、シェアする上でもトラブルの元でしょう。こういう人は、何かシェアで失敗、たとえば、何かをこぼしたとか後片付けができてないとかそういうことでも、「はじめてだったから」とか「よく知らなかったから」といって逃げようとすると思います。

なんかずれている人

場所を書かなかったり、うっかりが過ぎる人。掲示板をちゃんと理解してない人。タイトルに「ルームシェアしませんか」などと言わずもがなのことを書く人、など。

悪気なくやっているのであれば、シェアすることには問題ないかもしれません。ずれている人やぼーっとした人相手だとイライラしてしまうような人は、相性を考えて避けておいたほうがいいかもしれません。

ドラマチックな人

たまにいます。こういうのを読むと、僕なんかはなんとも言えないおかしな気分になるのですが。たとえばこんな感じ

★夢、応援します★シェア★

ルームシェアというのは、ただ単に安く住むだけのものじゃなくて、新しい家族を作るものではないかと思います。チャンスは掴むものですよ。(略。人生とか地域とかボランティアとか地球環境とか、いろいろ語る)

自分の夢に向かってつき進んでいる人であれば、家賃は不要です。一緒に夢を実現しましょう!!! 熱いあなたを待っています!!!

夢とか人生とか、ルームシェア募集で語っちゃう人は、他人を食い物にしようとしている詐欺師か、そうでなければ、真剣に熱血な人なんでしょうね。

そういうのが好きであれば合流もいいかもしれませんが、そうでなければ、いろんな主張や生活スタイルを押し付けられる危険性も予期したほうがいいかもしれません。悪気がないだけ、さらにたちが悪い、といったことも世の中にはありますし。

体験談求む

他にも、いろいろな募集の特徴や、後になってわかったそのシェアの問題点などがあるのではないでしょうか。そういう体験から学ばれた方、ぜひ僕にその事例を教えていただければと思います。

募集のここをチェック

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credit: Freedigitalphotos.net

掲示板や雑誌の募集広告は、スペースが限られていることも多く、あまり多くの情報はわからないのが普通です。細かなことはメールや電話で聞くことになりますが、たくさんある広告から、どれに連絡するか、というときには、短い広告文のなかから、いろんな情報を読み取れるとよいです。

文章、文面のチェックは重要だと思います。フレンドリーな印象をつけたいのか、やたらお気楽な文章を書く人がたまにいますが、見知らぬ人から信用されたいならあまり上策とはいえませんね。また、誤字脱字が多い人、「ほんとに自分で書いたものを読み返したのかな」というほどであれば、生活の中でもきちんとしないところがあるかもしれません。文章がきちんとかければ、必ず問題ないか、と聞かれると、決してそうではないですが、意味の通ったすっきりした文章を書ける人なら、後々話も通じやすい傾向はあると思います。

連絡先のメールアドレスとして、プロバイダや会社のアドレスなどを載せている人は、以前ならhotmailなどの無料メールを使っている人よりも信用できるかも、と書いたかもしれませんが、最近ではこの手の公開メールには無用の危険を避けるために一時的なアドレスやメール転送サービス等を使うことも多いため、メールアドレスがこうだからこう、というのは意味がなくなってきてるかもしれません。

そして場所です。場所を書いてない募集広告は論外です。「東京で」とか「横浜で」なんていうのも、実際はかなり広い範囲なので、連絡してみたら思ってた場所と全然違ってた、なんてこともあるでしょうね。シェアの必要性が高い都会では特に、電車通勤が多いでしょうから、どの沿線のどの駅か、駅からは近いのか遠いのか、バスに乗る必要があるのか、などもチェックしましょう。

ペットやタバコ、社会人限定、女性限定、など、制限項目もチェックしましょう。短い広告のなかにわざわざそれを入れているのは、募集している人にとってその条件が重要だということを意味しています。「それでも」と熱意を持って連絡するのは構いませんが、断られる可能性は高いし、断られても文句は言えないところです。

「きれい好きの人」とか「静かに暮らすのが好きな人」、「パーティー好きの人」など、ちょっとした形容から、相手の求めている人物像を知ることができます。前のフラットメートとは掃除の分担でトラブルになったのかもしれません。パーティー好きの人、と書いてあれば、フラットメートと積極的に交流したいような人を探していることでしょう。
他の条件がいいからといって、本来の自分ではない自分を作って応募するのは、すすめられません。

あまりに多くの条件をつけている人は、要注意です。一緒に暮らしても、pickyに、いろんなところで細かな注文をつけてくるかもしれません。しかし、一切なんの条件もつけてないところも、こりゃ楽だ、とばかりは言えません。こちらのことも気にしないけど、相手もまわりに気を配らない、無秩序なシェアの可能性があります。

自分が条件にあってからいいや、というのも言い切れません。たとえば、男性の「女性限定」、ちゃんとした理由がある場合もありますが、気をつける必要があるでしょう。「白人限定」とか「背の高い人限定」などの無意味な条件をつけてる人は、差別の匂いがします。たばこやペットだったら、一緒に住むのが難しいと人がいるというのは考えられますし、「英語を話す人」とかだったらまだわかるのですが、住むことと無関係な「○○限定」というのをたくさんつける人は、他人に対して非寛容だと思います。自分がたまたまその条件は満たしていたとしても、その他の点で、あとあと「自分の」常識を押し付けてくるでしょうから、喧嘩も多くなるのではないでしょうか。

入居できるルームシェア募集をネットで探す

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ネットの普及にあわせて、インターネットでルームシェア相手を探すというのが一番よく使える方法になってきたと思います。ぜんぜん知らなかった人同士でも、同じ興味を持っていれば簡単に知り合えるのがネットのいいところです。ルームシェア相手を探すための掲示板がいくつかあるので、そういうところを活用しましょう。

あなたが「貸す側」の場合はこちら

ネットの募集掲示板

まずは、この「ルームシェア入門」を提供しているルームシェア ジャパン。英語/日本語どちらもOKという掲示板です。

また、複数のルームシェアサイトの管理人が協力して運営されているルームシェア・ルームメイト。こちらはルームシェアジャパンの姉妹サイトでもあります。

その他にも「ルームシェア 募集」などで検索するといくつも出てきます。

こういった募集掲示板の多くは、ビジネスとしてではなく個人レベルで場所を提供しているというものがほとんどです。大学やスーパーマーケットの壁にある情報交換用の掲示板がオンラインになったようなものですね。

そこで探したフラットやフラットメートとトラブルを起こしたとしても、なんの保証もしてくれませんし、そういう責任を求めることもできないのは、言わずもがなですが、ちゃんと認識してください。

いずれは、アメリカなどにあるように、手数料を取ってシェア相手を探している人たちを仲介するような有料サービスが、日本でもできるかもしれませんね。(ルームシェアをする人たちが、そこにお金を払うとも思えないので、海外でもまだそんなに人気は無いようですけど)

ネット以外の方法

インターネット以外には、新聞や雑誌の掲示板コーナーもあります。英語のものが多いのですが、Tokyo Notice BoardやMetropolis(旧Tokyo Classified)、関西ではKansai Scene(旧Kansai Timeout)といった無料英字雑誌には、かなりの数のルームシェア募集広告が載っています。インターネットに比べると、印刷の分だけタイミングが遅くなるので、連絡してみたらもう募集は終わっていた、ということもあります。これらの雑誌は、外国人が集まるレストランやバーなどに置いてあることが多いので、見かけた際はチェックしてみてはいかがでしょうか。

友達づて

もし友達が既にルームシェアで暮らしていて、パーティーなどで訪ねたときにいい感じだったら、「誰か出て行くことになったら連絡して」と頼んでおくのもいい手でしょう。また、ルームシェアをしている人の中には、決めるまでに何軒もルームシェアを見学に行った人もいるはずです。その人の時はタイミング等が合わなくても、良さそうだったシェアがあれば、今空きが無いか紹介してもらうという手もあります。

SNSを使う

日本でのルームシェアの一般化と歩調を合わせるように、ソーシャルネットワーキングサービスも普及してきました。フェイスブックやミクシィなどで「友達の友達」に対して呼びかけることで、まったくの他人ではないルームメイトを探すこともできるかもしれません。

親しい友達とのルームシェアは、必ずしも良い結果ばかりをもたらしませんが、友達の友達、や、さらにその友達、程度であれば、仮にそのルームシェアがうまくいかなかったとしても壊れる友情はあまり考えなくてもいいという利点はあります。

ただ逆に、「友達の友達」となるとどこまで無条件に信頼できるか、というのはあるでしょう。特にSNSではたいして良く知らない人でも友達承認してしまう人も多く、「友達の友達だから大丈夫だと思っていた」というような結果になる場合も考えられます。

image credit: freedigitalphotos.net

メールでの連絡のとりかた

自分が住みたいと思うような条件の広告を見つけたら、次は連絡をしましょう。

メールアドレスが書いてあればメールで、電話番号なら電話で、あまりないですが住所だったら手紙で、連絡を取ります。複数の方法が書いてある場合は、自分の都合のよい方法を選んでいいでしょう。深夜には電話は掛けない、とか、メールを出したからといって相手がすぐ読むとは限らないので、すぐに返事が来ないからといって何通も催促したりしない、といった一般的なマナーは当然守るべきことです。

メールの場合、相手の立場になって想像することができれば、おのずと何を書けばよいかがわかってきます。募集広告の中で特に指定されていることがればそれはもちろん書きますし、その他に、

  • 名前、この段階ではフルネームでなくても構いません。あきらかに本名じゃないニックネームは不真面目に思われるかもしれませんが
  • いつから住むための部屋を探しているのか
  • 自分の分の家賃や光熱費を、どういう手段で得るつもりか
  • どこに通勤/通学するつもりなのか

などは有用な情報でしょう。

過去にシェアの経験があるかどうかとか、自分はシェアメイトとしてはどんなタイプで、どんな人とうまくいったかとかは参考になります。でも、ここで、趣味とか特技とか座右の銘とか、好きな歴史上の人物とか出身地自慢とか両親や兄弟が何をしているかとか、そこまで細かなことをたくさん書きすぎても、鬱陶しく思われる危険はあります。

最初の募集広告で本人がそれらについて書いている場合は、自分もそれにあわせて書くのはいいと思いますので、このあたりはその時その時の判断でしょうが、なにしろ相手のところには、同じ広告を見た人からの問い合わせが十通以上来てる可能性もあるのですから。

そして、こちらからも聞きたい内容を書きます。

  • どんな人達が住んでいるのか
  • みんなが家にいる曜日、時間や、寝る時間
  • 近所の雰囲気、買い物は近くで揃うか
  • シェアの方向性はパーティー志向か、個人志向か
  • 家事は当番制か、ボランティア制か

といったことで、自分にとって大事だと思うことを、こちらもあまり過大になりすぎない程度に、書いてもいいでしょう。僕としては、一つ二つに留めておくのがいいと思いますね。相手も忙しいし、あまりやると神経質な奴と思われてしまいます。

初めてのメールでは聞くべきでないこともあります。基本的に、一緒に住めるかどうか、に関係のない個人的な質問は、「自分は聞かれて平気」ということでも、よく考えてからにしたほうがよいでしょう。

  • 全員の正確な年齢(○○代前半、とかはともかく、それを聞いてどうするの?)
  • 職種じゃなくて会社名
  • 出身地、出身学校名や実家の家族構成など

パーティーで世間話をするわけではないから、住むかどうか決めるのに無関係な質問を書いても、意味がないということです。

よほど失礼なことを書かなければ、そして相手側にも常識があれば(世の中の人がみんな常識人だなんて期待はしないこと)、それなりの回答や、追加の質問が返ってくることもあります。そのやりとりから、少しずつお互いの情報を交換していきましょう。それがうまくいけば、一度見学に、という流れになると思いますので、見学の日時を相談しましょう。

電話での連絡のとりかた

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photo credit: paz.ca

電話でも、メールの場合と伝えたり聞いたりする内容は変わりません。メールの書き方のところで説明したのと同じです。

いきなり何も考えずに電話をかけるのではなく、メールを書く場合と同じように、たぶん聞かれるであろう自分の情報、相手に聞きたい項目、などをまず紙にまとめることをすすめます。電話した状態から、「あと何を聞こうかな」なんてやっていると、無駄な時間を取らせることにもなりますし、こちらも余裕を持った応対ができなくなります。要点をまとめたものを持って電話すれば、相手との会話の中から、追加で質問したい項目を思いついたり、はっきり言われてない相手の隠れた希望を聞き出したりできる余裕もでてきます。

募集に時間指定がしてなければ、大多数の人が寝るような時間帯にはかけるべきではありません、なんていうのはシェアうんぬん以前のマナーの問題ですが。留守電にメッセージを残したからといって、それへの返事が1時間後に来るのか、翌日なのか、数日後なのか、も、人によって電話を使う感覚が違うから、自分の基準だけでせかすものでもないです。

広告を出している人は、いくつか違う手段で広告を出しているかもしれないので、「○○の広告を見てお電話してます」などと言うのも親切かもしれません。まあどの広告が効いたのか、知りたい人もいればどうでもいい人もいるでしょうけど。

あと細かい点ですが、できれば静かな場所からかけたほうがいいでしょう。忙しいからといって、外で車の音をバックにとか、居酒屋からとかというのは、声も聞き取りにくいし、失礼な人だと思われてもしかたがありません。

部屋の見学。どこをチェックするか

空いている部屋があるよ、貸せるよ、というルームシェアを見つけ、連絡したら、次の段階は実際にそのお宅にお邪魔して部屋を見ることです。

見学では、あら捜しをするような態度は嫌われるでしょうが、入居してから「こんなの思ってたのと違った!」などと不満を感じないためにも、ポイントを押さえてチェックをしましょう。

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根掘り葉掘りの質問は良くない

できれば、いちいち細かく質問するのではなく、ぱっと眺めることで自分で把握するのが一番の方法です。見てわかるようなことや、あまりにも当たり前なことについて質問ばかりすると、「神経質な人だな」と思われてしまう危険性があります。最悪、「バカなのかな」と思われてしまうかも。

しかし、聞くべきことをうまく考えてピンポイントで質問できる人は、話が通じる人として好感を持ってもらえることと思います。

玄関から入るまで

まず玄関から。鍵はどんな形式でしょうか。二重ロックでしょうか。ロックが二つついていても、一つしか使ってないということもあるかもしれません。

靴はどうなってるでしょう。住人の数以上の靴が散らかっていたら、整頓ができてないか下駄箱が小さいかのどちらかでしょう。下駄箱も見せてもらいましょう。下駄箱のサイズは人数に対して十分ですか? 下駄箱のうちどの部分が自分のスペースになるのかも確認しましょう。自分の持ってくる靴の量と比べて十分ですか? ブーツなど背の高い靴を持ってくるなら、それがそのスペースに入りきるかも考えて、割り当てスペースの交換が必要そうならそれが可能かも聞いてみましょう。

台所

キッチン。見学者が来るときにシンクに洗ってない皿や鍋が山積み、なんてフラットはあまりないでしょうが、もしそうなっていたら考えたほうがいいでしょう。あなたが料理好きなら、コンロがガスコンロであることや、コンロが二つ以上あることは重要でしょうし、作業のためのスペースが十分かどうかもチェックするところでしょう。タオルはきれいですか? 炊飯器等は個人のものでしょうか? ご飯も共同で炊くのでしょうか? 食材を入れるスペースはもらえますか? 冷蔵庫の中はきれいですか? 変な臭いはしませんか? 冷蔵庫のどの部分を使えますか? 食器類は十分ですか? 自分の食器を持ってくる人は、それを置いてもいいかも聞きましょう。キッチンに自分の食器を置いた場合は、それはみんなに使ってもらって構わない、というのが普通です。それは誰かが間違って割っても大丈夫な食器ですか?

リビングなどの共用部

共用スペース。リビングはありますか? 床に座るのか、ソファか、テーブルに椅子か。テレビやビデオはありますか? リビングを使うときのルールはありますか?

ゴミ箱。共用のゴミ箱はありますか? 燃える、燃えない、ビン、缶、雑誌など、分別されてますか? ゴミ捨て場はどこで、誰がゴミを持って行くのでしょうか?

電話が共用の場合、電話機はどこでしょう? ファックスはついてますか? 利用料金はどうやって払うのでしょう? 自分のお気に入りの長距離電話会社を使ってもいいですか? コードレス子機はついてますか? 子機を自分の部屋に持っていって使っても構いませんか? 何時まで共用の電話に掛けてもらっても迷惑じゃないですか?

洗濯機。二層式ですか全自動ですか? 乾燥機はありますか? 物干しはどこでしょう? 干し場はきれいですか? 道路に面していて排ガスがすごかったりしませんか?

風呂やシャワー、トイレ

風呂。カビは生えてませんか? 各自のせっけんやシャンプーはどうなってますか? シャワーはついてますか? シャワーは、実際にお湯を出させてもらいましょう。水の勢いや、お湯の温度をチェックしましょう。夏場は威勢良くお湯が出ても、冬場は十分な温度にならないこともあるかもしれません。これは冬以外は判断が難しいのですが、給湯器のサイズや、給湯器の設定温度が上げられるかを見せてもらいましょう。また、排水溝を見てください。髪の毛がたまってたりしませんか? 使ったらすぐに掃除するような習慣が、そのシェアにあるのかないのかがわかります。

トイレ。ペーパーの予備は十分ですか? 掃除道具や洗剤はありますか? ペーパーの補充や掃除は当番制ですか? ボランティアベースですか? トイレと風呂、洗濯機などが一緒か別々かも気をつけてください。誰かが風呂に入っていると、トイレに入れなかったり、洗濯できなかったりする場合は、そうでない場合よりも衝突が多くなります。人数との兼ね合いを考えて、やっていけるかどうか判断しましょう。

自分が入る(かもしれない)居室

そして、あなたが住むことになる部屋を見せてもらいます。シェアの場合、部屋を見せてもらうときには、まだ前の住人が住んでいることが多いです。

まだ前のシェアメイトが住んでいる場合、その人の家具や持ち物があることから、狭く見えたり、散らかって見えたりするかもしれません。しかし、逆に言えば、自分が荷物を入れたときにどれぐらいになるのかを知ることができますから、まったくの空の部屋を見る場合よりもよいかもしれません。

部屋を見せてくれる人が、その部屋の今の住人とは違う場合、部屋にあるものを勝手に触ったり開けたりしないかも見ましょう。募集のために「仮に入らせてもらってる」部屋で勝手な振る舞いをするシェアメイトは、次にあなたが入ったときにも、あなたの部屋で同じようなことをするかもしれませんよ。

人が住んでいない部屋の場合、自分の持っている家具その他を置いた後でも、余裕を持って暮らせるかどうか、想像するようにしてください。ただし、一人暮らしからシェアに移ってくる人は、今まで全部自分で維持してきた家具や家電のいくつかは、自分の部屋でなく共用スペースに置けるかもしれないこと、いざというときには共用スペースを使うこともできること、も考えてください。

あとは一般的な賃貸と同じです。窓はどちら向きか、壁やじゅうたん/たたみはどれぐらい汚れているか、壁に画鋲を刺したりしてもよいか。場所によっては、壁を塗り替えたり、棚を作ったりできるところもありますので、希望があれば聞いてみましょう。冷暖房はどうなっているか。コンセントの数は十分か。テレビのアンテナソケットや、インターネットの口はありますか? 窓は開けられますか? 窓の外はどうなっていますか? 窓に網戸はついてますか?

音や周辺環境

音についても考えましょう。他のシェアメイトの部屋と隣り合っていますか? もし壁の向こうにもシェアメイトが住んでいる場合、壁の厚さを気にしましょう。可能であれば、壁の反対側の部屋で話をしてもらったり、壁を叩いたりしてもらいましょう。同じ家の中ですから、まったく音が聞こえないというのは無理だと思いますが、薄すぎるといろいろと気をつかうことになるでしょう。

また、外部の音も重要です。大きな道路や線路はないですか? 幼稚園や小学校、工場はどうです? ちょっと静かにしてもらって、外からの音がどれぐらい聞こえるか、聞いてみましょう。時間帯による騒音もあるので、むずかしいところですが、一番大事なのは自分が就寝する時間帯にどうか、でしょう。

家具などの引継ぎ

シェアの場合、カラーBOXや鏡、机や椅子等のちょっとした家具は、シェアメイトの都合であまったりしてることもよくあります。今見せてもらった部屋になにか足りないものがあれば、聞いてみましょう。あまったものを貸してくれるかもしれません。

家賃などの交渉

また、大家やマネージャーが居るタイプのシェアの場合、「あと○○があればここに決めたいんですが」と交渉することは、決して悪いことではありません。数千円や数万円の出費で部屋が埋まるなら、空き部屋にしておくよりはずっとましですし、その部屋の設備が充実すれば、また次の人を入れることになった場合にも、応募が気やすくなります。ただし、人気のありそうな、応募がたくさん来ている部屋だと、受け流されて他の人に決められてしまうだけなので、自分がほんとうにその部屋を気に入った場合は、その○○は後で自腹で買うほうが無難でしょう。

持参する「イイ道具」

キッチンに置くような家電等で、他の人にも使わせて問題ないものを持っている場合は、それを共用のキッチンに置いてもよいか、聞いてみましょう。オーブントースター、ミキサー、ケーキの型など、今そのシェアが持っていないものであれば、歓迎されることもあります。

実際に見学の時に持って行って確認漏れがないよう使えるチェックリストも用意しましたので、良ければ使ってみてください

インタビュー

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20101025_0083 / Asbestos Bill

部屋を見せてもらったら、フラットの持ち主or前から住んでいるシェアメイトとの面接となります。

「明るい人もとむ」なんていう広告もありますが、不自然なほどの無理をして社交的に振舞うのは、よくないでしょう。普段どおりのあなたで受け入れられなければ、後々つらいことになるのは目に見えています。

シェアメイトを探している人たちは、応募してきたあなたのことを知りたいと思っています。危ない人だったり、いいかげんな人だったりしないか、見極めようとしています。また、人間的に問題は無くても、フラットのカラーにあわないかも、ということも考えているかもしれません。あわなければあわないで、それは今判明したほうがいいんです。どんなに第一印象がよかったり、好条件だったりしても、何がなんでもこの部屋を取らなきゃ、なんていうふうに考えるのはやめたほうがいいでしょう。

お金の話は、特に日本人の場合、文化としてお金の話をするのはよくないこと、というのがあるので、お互い聞きにくいことも多いと思います。しかし、毎月それなりの額のお金のやりとりをすることになりますから、このあたりはきっちりと話をしましょう。

自分はどのように収入を得ていて、だからシェアの分担分を払うのに問題はない、ということを伝えましょう。不定期な収入よりは、毎月定期的に得られる収入のほうが、相手の印象はよいと思います。フリーの人、収入が一定でない人は、仕事がうまくいかなくなっても○ヶ月は問題ありません、といったようなことを示すのに、預金通帳の残高を見せる、という手もあるでしょう。

また、安心してもらうために、リファレンスを提供するということも考えてください。リファレンスというのは、あなたのことを知っていて、あなたについて説明してくれる人のことです。西欧では、転職のときなどにも前の同僚をリファレンスとすることがあります。

保証人とは違い、あなたが問題を起こした場合に肩代わりしてくれるわけではありませんが、リファレンスになってくれる人を出せるということは、頼み事ができる友人が一人はいるということになります。

それから、一緒に住むことになるシェアメイトについても、いろいろと質問しましょう。インタヴュー時に全シェアメイトがいるのが一番ですが、いなかったら、インタヴューしてくれた人に聞くしかありません。何をしてる人なのか、困った趣味や悪癖はないか、何曜日が休みなのか、小うるさい人かおおらかな人か、など。答えてくれる人の話し方にも注意して、なにかトラブルの種になりそうなことがポロっとでないか、気をつけましょう。

質問することが何も思い浮かばなくなったら、相手に質問がないか聞きましょう。質問に答えているうちに、またあらたな疑問が出てくることもあります。あまり細かなことを、長々と聞くのもよくないですが、2,30分ぐらいは話が続いても構わないと思います。

交渉

negotiation

さて、インタビューで知りたいことをあらかた聞き終えたなら、実際に部屋を取るか、取らないか、というところに入ってきます。

まず、Rentの交渉があります。最初からはっきりと額が提示されている場合、そこからさらに値切り交渉をするかどうかは、かなり微妙な問題です。

もともとの募集広告に「相談可」とか”negotiable”と書いてある場合で、自分の予算が本当にぎりぎりの場合は、事情を話して相談してみてもいいでしょう。あなたがインタビューでよい印象を与えていれば、多少はまけてくれる可能性もないとはいえません。

このあたりは、相手がフラットの持ち主なのか、それとも本当の大家から借りているのかによっても異なります。フラット全体の家賃が決まっていて、それを全員で分担している場合は、Rentの値下げは他の誰かの値上げになりますから、長いことその部屋が空いていて困っているとか、そういう状況でもなければ難しいかもしれません。

お金以外の労働力などで、穴埋めをすることができる可能性もあります。共同部分の掃除は全部自分がやりますから、Rentをあと5千円まけてください、とか、そういった交渉です。ペットの世話とか、庭の手入れとか、シェアメイトの仕事を手伝うとか、自分のできること、相手が必要としていること、についてすり合わせてみるのもいいかもしれません。

また、ファーニッシュトの場合、部屋についているものやリビングにあるものなどで、「あと、これがあれば入居するのになあ」という交渉をする余地もあります。部屋に机がほしいといった要望を出してみるのです。貸し手も、部屋の設備が充実するのは、あとあとも借り手がつきやすくなる利点がありますし、部屋を空けておいてもRentは入ってきませんから、一つ家具を増やすぐらいのことで入ってくれるなら、考えるでしょう。

それから、入居日の交渉というのもあります。今住んでいるところの契約が、すぐには解除できない場合、今のところの契約が終わる頃に移ってきたいでしょう。しかし、こちらがすでに空き部屋になっている場合、貸し手はなるべく早く入ってくれる人を取ろうとするでしょう。どうしてもその部屋が取りたければ、一時的に二重の家賃を払うこともしかたありませんが、事情を説明して、1週間とか2週間先の入居にしてもらうことも、他によい応募者が現れなければですが、交渉してみる余地はあります。

見学に行ったその場で決めてしまうこともありますし、他に比較する物件もあるでしょうから、いったんは帰って、あとで電話等で連絡する場合もあります。

僕としては、どんなにすばらしいと思えるところでも、一度帰って、一晩は考えることをすすめます。これも状況によりますが。他にどれぐらいの人が見学に来ているか、相手に聞いてみるのも手でしょう。

その場にしても、後で電話するにしても、こちらが部屋を取りたいと意思表示をしたら、あちら側の判断待ちになります。貸し手側にしても、一人でなく複数の場合は、全員で相談する必要があるでしょう。もしリファレンスを要求されて、伝えている場合は、そのリファレンスに指定した人に対して、電話や手紙で、あなたがどういう人か、という確認をするための時間も必要です。

また、部屋を取らないことにする場合も、その場でそれを言うというのと、後で電話で断りの連絡を入れるというのがあります。相手も、次の募集活動をしなければいけないので、あきらかに合わないと思ったら、その場で言ってあげたほうが親切でしょう。しかし、この場合も、迷うところがあれば、とりあえず持ち帰って考えてみるのがいいかと思います。他の物件も見てみたあと、やはりそこが一番よかったかも、ということだってありますから。

また、単純に礼を言って帰り、あとは何も連絡しない、というのもありますが、相手にも時間を割いてもらったのですから、部屋を取らないという意思表示も伝えるべきでしょう。電話で断るのが苦手なら、メールという手もあります。