ルームシェアを経験してできるようになった3つのこと

ルームシェアを初めて経験してから約4年が経過して、その間一人暮らしをした時期もありましたが、現在もシェア生活をしています。

今日はそんな私が、ルームシェアをしたことによってできるようになったこと、考え方が変わったことをお話しします。

物を持たない暮らしができるようになった

(credit:kjhmicro)

元々私は物持ちが良い方で、インテリアにこだわったり、本やCD、レコードなど、好きなものを収集するクセがありました。ところがルームシェアを始めることで、物をたくさん持ち込めない状況に陥ります。

これはどうしても捨てられないという物、処分するか迷う物、不要になった物などと仕分けしているうちに、「どうして私はこんなにたくさんの物を抱え込んでいるのだろう?」という気持ちに変化していきます。

例えば洋服などは、日頃から自分の所有物をきちんと管理できていれば、仕分けする時間自体も必要なくなるわけです。まとめて片付ければ、その分時間がかかります。

ルームシェアに限った話ではありませんが、物がたくさんあると、物を置いておくスペースが必要になってきます。それはその分家賃を払っていかなければならないということに他なりません。

現に私は、収納スペースが多い広めの部屋にしてもらっているので、他のシェアメイトよりも家賃が高いです。かなり荷物は減らしたのですが、それでも他の人と比べるとまだまだ多いのです。

身軽であれば次に住む場所も自由に選べて、すぐに動ける。そのチャンスもタイミングも逃さずに済みますよね。

テレビを観ないようになった

(credit:mojzagrebinfo)

初めてルームシェアをした家には、たまたまリビングにしかテレビがなく、予約機能もなかったので、自然とテレビを観る生活から遠ざかっていきました。

以前から、見たい番組だけ録画予約しておいて、あとでCMは飛ばして1,3倍速で観る、などという方法を利用していて、それでもかなり効率的だと思っていました。

しかし、いつしか予約した番組を観ることに追われて、テレビを観るための時間を作るという、有意義なのかどうかも分からない行動を取るようになっていきました。観ていない番組が溜まるのも気になってきます。

テレビを観ない生活をし始めると、録画予約した番組を観るという行動だけでも、かなり無駄な時間があることに気付きます。

現在は、本当に観たいスポーツ番組や仕事に役立つ番組だけを観るようにして、普段は配線をつないでいません。それでもまったく不自由しないどころか、時間に余裕ができて快適になりました。

もちろん、好きな番組を観ることは娯楽の一つになりますし、流行を知ることも大切。良い番組もたくさんあるので、時間をうまく使いながら上手に利用するのが、一番賢い方法なのではないでしょうか?

朝活できるようになった

私は時々、シェアメイトと朝活する約束をして一緒に早起きすることがあります。一緒にといっても、同じことをする必要はなく、それぞれのやりたいことをするのです。

ヨガやストレッチをしたり、近所のカフェでモーニングを食べながら、ニュースをチェックしたり、読書をしたり・・・何をしても良いのですが、早起きをする目的を作ってお互いに宣言し合います。

一人だとくじけてしまいそうな朝でも、一緒に起きる仲間がいるということや、宣言したからには起きなければ、という気持ちが働くので成功しやすいのです。

家族と同居していたり同棲相手と行うのとはまた違った感覚で、自分自身の生活にプラスに取り込むことができます。シェアメイトとも良い関係性を保つことができるようになります。

(credit:Engin_Akyurt)

ルームシェアをしている方は、ご自身で考えが変わったこと、できるようになったことなど、思い浮かぶことも多いのではないでしょうか?

それを自分の暮らしに上手に活用できれば、さらに快適なシェア生活が叶うかもしれません。

ルームシェアとテレビとNHK受信料 – 判決から

こんなニュースが届きました。

テレビ備え付けの賃貸物件で、NHKの放送受信料を入居者が支払うべきかどうかをめぐり、元入居者とNHKが争っていた裁判で、東京地裁(佐久間健吉裁判長)は10月27日、「物理的・客観的に放送を受信できる状態を作出した者」に支払いの義務があるとの判断を示し、元入居者の男性に受信料の返金を認める判決を下した。

テレビ備え付けの賃貸物件 入居者は「NHK受信料の支払不要」と判決 – ライブドアニュース

このニュースではレオパレスのマンスリーマンションだったようですが、「テレビ付きで貸した部屋の受信料は誰の負担か?」という点では、もしルームシェアで貸す側が部屋にテレビをつけて貸しても、同じような状況になるかと思います。

今回は地裁の判決で、これから高裁、最高裁とまだまだ裁判が続く可能性はありますが、とりあえずは、「テレビを付けて貸したんだから貸し手にNHK料金を払う責任がある」と考えておいた方が安全でしょう。

(credit: Marcus Onate)
(credit: Marcus Onate)

もし今、ルームシェアをしていて同様の問題で揉めてる人がいたら、この判決が一つの参考になるでしょう。

また、テレビを部屋に設置し、テレビがあることをウリにしているルームシェア大家は、今後はNHKの受信料を誰が払うのかについて、契約書で明記する方が安全です。何も取り決めが無ければ、貸す側の負担になってしまいます。契約前に説明し納得した上で契約すれば、借り手側のルームメイトが契約して支払うという取り決めにすることも可能かと思いますが。

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