ルームシェアしたい! 自分を売り込むユニークなアピールとは

アメリカのルームシェア募集サイトに載って評判になった、ルームシェアできる部屋を探している、とあるカナダ人、ヒュー・ポドモアさんの自己紹介写真を紹介します。

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ぜんぜん知らない人と一緒に住む、というルームシェアでは、自分がどんな人だと紹介すればいいのか、どんな人「ではない」と伝えれば相手は安心するのか、など、いろんなことが学べる良い写真だと思います。

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カナダは秋から新年度ですからね。

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大学をちゃんと卒業したよ、というのは一種の安全アピールではあります。トロントでは、地球科学・宇宙科学の修士号を目指すということです。

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でも、サイエンス専攻と聞いて心配する人もいるのかな。ということでその心配を払拭。ちょっと根拠は弱いですが、家族の推薦もあります。

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ルームシェアでは、きちんと掃除・片付けができることはとっても重要です。

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ジャイアニズム(「おれのものはおれのもの、おまえのものもおれのもの」)はたいへん嫌われます。同じ家の中でも、他人のものを勝手に使ったりしないよ、という宣言ですね。

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静かなシェアメイトは人気が高いです。でも、

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ひたすら陰気で静かなのは困ります。楽しく話す時には社交ができる人がいいですね。

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楽器という趣味があることは隠さないほうがいいでしょう。物音を立てる趣味ですから。

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でも、ルームシェアでは相手を尊重することが大事。

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自分にとっての大事な条件。「これだけは譲れない」という条件をきっちり決めて見せることは、よく吟味せずに適当なルームシェアに入って後でトラブルを起こすより、ずっと賢いやり方です。

TTCはトロント市の交通サービス。地下鉄、路面電車、バスなどがあるようです。公共交通機関から近いこと、は彼の大事な条件の一つなんですね。

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でも、なんでも口うるさく要求するだけの人、は御免ですよね。くだらないことや、本人にはどうしようもないことを条件につけるようなヤツは嫌われるでしょう。

ルームシェアの掲示板では、空き部屋があって借りたい人を探す、貸主の方が多くなりがちですが、借りる側から募集することもできます。

借りたい側が十分な自己紹介をしたり、自分の希望する地域や部屋の条件などを正しく指定することができれば、募集広告を一本投げるだけで、たくさんの貸し手から連絡が来るかもしれず、そうすれば知らない土地での部屋探しもずっと楽になるかと思います。

このポドモアさんほど面白い募集を作ることができると、たくさん良い条件の家から連絡が来るかもしれないですね。もちろん会ったこともありませんが、ポドモアさんはシェアメイトとしてはかなりOKそうな部類に入るように思えました。

全部の写真はこちらからどうぞ

投稿者: あきゆうき

ルームシェアジャパン代表。「ルームシェア」という言葉が通用しなかった日本で1997年からルームシェアを始める。その体験をネットに公開し、2002年には日本語で初めてのルームシェア本を出版。人生を変えうるルームシェアをより多くの人に知ってもらいたいと活動を続けています

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