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ルームシェアでは自分の時間が持てないという悩み
私とは別の家でルームシェアをしている友人が、最近こんなことを相談してきました。「最近シェアメイトが家でダラダラしていて、つい一緒になって夜中までしゃべってしまう」のだそうです。
女性同士2人でマンションの1室に暮らしており、間取りは1人ずつの個室にリビングという、ルームシェアをするには理想的とも思える部屋です。仕事のために資格を取る勉強もしたいのに、部屋にこもりっきりだと、「何してるの?」と聞かれる。かといってリビングで勉強していると話しかけてくるので、勉強が進まないのだとか。
気が合うからこそ仲良くしてしまうという悩み
(credit:kaboompics)
一緒に暮らすシェアメイトとは性格は合うし、シェア生活自体は楽しいのだそうですが、それ故に発生する悩みのような気もします。やらなきゃならないことはたくさんあるのに、一緒にご飯を食べに出かけてしまったり、「明日は休みだから映画に行こう」と誘われて行ってしまうなど、直前に予定が入ってしまうことも。
私自身も経験があります。楽しい反面、「これで良かったのかな?」と反省することもありました。そんな経験を踏まえて、現在では自分の時間は徹底して確保するようにしています。
充実していて楽しいのはとても良いのですが、やるべきことを何もやらずに週末が終わってしまった!という状況にもなれば、さすがに生活リズムが崩れてしまいます。相手にリズムを崩されたくないからルームシェアはしない、という方もいるのではないかと思います。
ルームシェアこそ時間管理が必要
(credit:フリー素材ドットコム)
その友人は本来、自分の夢を叶えるために資格を取ったり転職を検討したりと、仕事や人生のステップアップを考える向上心の高い人です。シェアメイトもそれをわかっているはずなので、夢を叶えるために相手に気を使う必要もありません。
一緒に楽しむ時は楽しむ、勉強する時は勉強にいそしむ。メリハリをつければ、自然とライフスタイルが確立されるのではないでしょうか。「来週の休みは勉強をがんばろうと思う」などと、先に明言してしまうのも良いですね。早めに予定を入れたり、自分の時間をしっかり管理することが大切です。
頑張っている姿を見たら、シェアメイトもだんだん誘いづらくなってくるのではないかと思います。それどころか、相手も何か夢に向かって動き出すきっかけになる可能性も。シェアメイトがダラダラ過ごしていて困るのなら、将来の夢を聞き出せば、その気持ちに火をつけることができるかもしれません。
時には自分の行動も振り返ってみる
そもそも一緒に暮らしているのですから、時間の合う時だけリビングに集まって話をするだけでも、他の友人よりははるかに多くの時間を共にしていることになります。少し話をするだけでも、コミュニケーションは図れるはずです。
夢を叶えるため、節約のためにシェアを始めたのに、相手のリズムに流されていては本末転倒です。特に個室が用意されているのであれば、それぞれの時間を確保するために活用するべきです。
反対に、夢のためにがんばろうとしているシェアメイトに対して、自分が相手のリズムを崩していることがないか?考えてみることも時には必要かもしれません。「自分にも原因があるかもしれない」と考えることは、ルームシェアにおいてとても大切なことです。
ルームシェアが有意義な時間となるように。いつか、あの時の頑張りが自分を飛躍させたと過去を振り返ることができるように、お互いに刺激を与え合える暮らしができたら素敵ですね!
ルームシェアを経験してできるようになった3つのこと
ルームシェアを初めて経験してから約4年が経過して、その間一人暮らしをした時期もありましたが、現在もシェア生活をしています。
今日はそんな私が、ルームシェアをしたことによってできるようになったこと、考え方が変わったことをお話しします。
物を持たない暮らしができるようになった
(credit:kjhmicro)
元々私は物持ちが良い方で、インテリアにこだわったり、本やCD、レコードなど、好きなものを収集するクセがありました。ところがルームシェアを始めることで、物をたくさん持ち込めない状況に陥ります。
これはどうしても捨てられないという物、処分するか迷う物、不要になった物などと仕分けしているうちに、「どうして私はこんなにたくさんの物を抱え込んでいるのだろう?」という気持ちに変化していきます。
例えば洋服などは、日頃から自分の所有物をきちんと管理できていれば、仕分けする時間自体も必要なくなるわけです。まとめて片付ければ、その分時間がかかります。
ルームシェアに限った話ではありませんが、物がたくさんあると、物を置いておくスペースが必要になってきます。それはその分家賃を払っていかなければならないということに他なりません。
現に私は、収納スペースが多い広めの部屋にしてもらっているので、他のシェアメイトよりも家賃が高いです。かなり荷物は減らしたのですが、それでも他の人と比べるとまだまだ多いのです。
身軽であれば次に住む場所も自由に選べて、すぐに動ける。そのチャンスもタイミングも逃さずに済みますよね。
テレビを観ないようになった
(credit:mojzagrebinfo)
初めてルームシェアをした家には、たまたまリビングにしかテレビがなく、予約機能もなかったので、自然とテレビを観る生活から遠ざかっていきました。
以前から、見たい番組だけ録画予約しておいて、あとでCMは飛ばして1,3倍速で観る、などという方法を利用していて、それでもかなり効率的だと思っていました。
しかし、いつしか予約した番組を観ることに追われて、テレビを観るための時間を作るという、有意義なのかどうかも分からない行動を取るようになっていきました。観ていない番組が溜まるのも気になってきます。
テレビを観ない生活をし始めると、録画予約した番組を観るという行動だけでも、かなり無駄な時間があることに気付きます。
現在は、本当に観たいスポーツ番組や仕事に役立つ番組だけを観るようにして、普段は配線をつないでいません。それでもまったく不自由しないどころか、時間に余裕ができて快適になりました。
もちろん、好きな番組を観ることは娯楽の一つになりますし、流行を知ることも大切。良い番組もたくさんあるので、時間をうまく使いながら上手に利用するのが、一番賢い方法なのではないでしょうか?
朝活できるようになった
私は時々、シェアメイトと朝活する約束をして一緒に早起きすることがあります。一緒にといっても、同じことをする必要はなく、それぞれのやりたいことをするのです。
ヨガやストレッチをしたり、近所のカフェでモーニングを食べながら、ニュースをチェックしたり、読書をしたり・・・何をしても良いのですが、早起きをする目的を作ってお互いに宣言し合います。
一人だとくじけてしまいそうな朝でも、一緒に起きる仲間がいるということや、宣言したからには起きなければ、という気持ちが働くので成功しやすいのです。
家族と同居していたり同棲相手と行うのとはまた違った感覚で、自分自身の生活にプラスに取り込むことができます。シェアメイトとも良い関係性を保つことができるようになります。
(credit:Engin_Akyurt)
ルームシェアをしている方は、ご自身で考えが変わったこと、できるようになったことなど、思い浮かぶことも多いのではないでしょうか?
それを自分の暮らしに上手に活用できれば、さらに快適なシェア生活が叶うかもしれません。
英語を話せるようになりたいなら外国人とルームシェアがおすすめ!
「英語を話せるようになりたいけど、英会話教室に通うのはお金もかかる。」「なかなかきっかけもないし何だか恥ずかしい」と躊躇している方も多いのではないでしょうか?
それなら、お金もかからず楽しく身につく、おすすめの方法がありますよ!
外国人とルームシェアしよう!
(credit:HypnoArt)
ルームシェアを考えていて、英語などの外国語も習得したいと考えている方なら、外国人とルームシェアすることをおすすめします。
海外では、日本に比べてルームシェアが盛んなので、苦手意識がなくフレンドリーな方が多いです。
その上日本は家賃も高いので、日本でルームシェアをしている外国人も多めです。シェアメイトの募集も見つかりやすいのではないかと思います。
私も以前、外国人とシェア生活をしたことがあるのですが、とても楽しくて英語の勉強にもなり、海外の文化や生活習慣も知れるなど、良い刺激をたくさんもらえました。
友達を集めてちょっとしたホームパーティーをしたり、休みの日に思いっきりアウトドアを楽しんだりと、日本人にはない感覚をもたらしてくれます。
1人だったら家でだらけてしまう休日も、シェアメイトのおかげで充実した1日になったり。とても貴重な経験をさせてもらえましたし、シェアを解消した今でも交流があります。
ランゲージエクスチェンジでお互いにプラスになる!
(credit:Wokandapix)
日本に住んでいる外国人は、日本に興味があって在住しているわけですから、日本語や文化などを知りたいと思っている方が多いです。そのため、日本のことを教えてあげるととても喜んでくれます。
相手が少しでも日本語を話せる外国人であれば、英語と日本語を使うことができるので、苦手意識も薄れるはず。
「今の表現は英語で何ていうの?」と生きた英語を身につけることができます。
自分だけ教えてもらおうと考えるのではなく、相手にも自分や日本について知ってもらいたいという気持ちを持つことが大切。language exchange(言語交換)という意識を持てば、お互いに成長できますよね。
しかも家賃も折半できて、授業料もかからない。普段の生活の中で覚えていくので、日常で使える英語が身につきます。
それは相手にとっても同じこと。生きた日本語を喜んで覚えて、次の日から使ってくれると、嬉しくなってもっと教えてあげようという気持ちにもなります。
日本に居ながらにして新しい価値観を知ることのできる、ルームシェアならではの利点!きっと貴重な経験となってくれることでしょう。
シェアメイトと仲良くなる秘訣はたこ焼き!?
先日、シェアメイトのミッキーと山ちゃんと一緒に、久々にたこ焼きパーティーを開催しました。
ビール片手に談笑しながら、美味しい手作りたこ焼きをみんなで食べる!最高に楽しい時間です!
お酒も進んで、たくさん用意していたはずのビールがすぐになくなり、またコンビニに買い出しに行ったり。
そんなささいなことが息抜きになって、楽しいんですよね。
タコパのパワーおそるべし!
(credit:kojikamei)
たこ焼きパーティー(以下:タコパ)は、以前のルームシェア先でもよくやっていて、当時ドン・キホーテで購入したたこ焼き器を、引っ越し先にもずっと大事に持参し続けています。
年期も入って、もはや嫁入り道具です(笑)
タコパのパワーって実はあなどれません!みんなで輪になって一緒にたこ焼きを作って食べると、自然と距離が縮まるんですよね。
できた物を買って来て食べるのもいいのですが、コミュニケーションを図るためには、やっぱり自分たちで作って食べるのがおすすめ!
「シェアメイトとなかなか仲良くなれない」「距離を縮めたい」と考えている方には、ぜひおすすめしたい方法のひとつ!
初対面のシェアメイトと新生活を始める時なんかにも使えますね。きっとすぐに仲良くなれるはずです。
材料費もかからず、手軽にできて美味しくて楽しい。ルームシェアにはぴったりのアイテムだと感じています。
材料はタコじゃなくてもOK!
「タコを用意するためにスーパーに行くのが面倒だし、お金もかかる」という方でも大丈夫!
我が家では、タコの代わりにイカやちくわなどで代用することも。たこ焼きソースとかつお節をまぶせば、だいたいそれらしい味になるので心配いりません(笑)
チーズやネギを混ぜてみるなど、オリジナルのたこ焼きメニューを考案するのも楽しいですし、コミュニケーションのひとつになってくれます。
生地を変えれば、ベビーカステラなんかも作れます。こちらはチョコレートソースなどをかけて、〆のデザートとして食べるのもいいですね!
たこ焼き屋さんが使っているようなキリなどの道具がなくても、お箸などで代用できます。
たこ焼き器も手軽な値段で売っているので、ぜひ購入してみてくださいね。
たこ焼きなら苦手な方も少ないですし、みんなで作っていると自然と会話も弾みます。
一家に一台「たこ焼き器」!楽しいルームシェア生活にはぴったりです。
意外とあなどれない!ルームメイトのいびき問題
「この人となら性格も合うし、ルームシェアもうまくいきそう!」そう思っても、意外な盲点というのはあるものです。
そのお相手の睡眠中に遭遇したことはありますか?
どんなにいい人でも、悪気がなくても、睡眠時は無意識にいびきをかいてしまったり歯ぎしりをするクセがある方もいますよね。
私はこのいびき問題、ルームシェアにおいてかなり重要視するべき要素だと思っています。相手だけでなく、もしかしたら自分が迷惑をかける側になるおそれも。
すでにこの問題に直面している方もいらっしゃると思いますので、解決策も含めて考えてみましょう!
お酒を飲むといびきはひどくなる
(credit:Pexels)
普段はいびきをかかなくても、お酒を飲んだ日はかいてしまう、という方もいます。そういう場合はお酒を控えればいいのですが、仕事の付き合い上そうも言っていられなかったり、事情はありますよね。
アルコールには筋肉を弛緩させる作用があるため、顔の表情筋が緩んで、鼻からのどにかけての気道を圧迫して狭くさせます。すると、吸い込んだ空気が気道にぶつかりやすくなり、粘膜が振動を起こすという原理。
普段からいびきをかいてしまう方は、シェアメイトが明日早起きで大切な用事がある、などという場合はお酒を控えるなど、未然に防げることはあります。少なくとも、努力している姿を見るだけでも、イライラする気持ちが収まることも大いにあるでしょう。
個室にすればだいたいは解決する
いびきが心配であれば、ドミトリーは避けて個室で別々に寝ることは何よりの解決策になります。しかし、予算上それが難しい場合や、いびきの音が大きい人は壁を伝って聞こえてくるケースもあるのです。
現に私は、それを経験しました。以前シェアしていた家で、隣の部屋で寝ているシェアメイトのいびきが、地響きのように聞こえてきて眠れなかったことが。そこまでのパターンはまれですが、無きにしもあらず、ということは頭に入れておきましょう。
個室でもベッド同士が壁ごしに隣合わない配置にするなど、工夫をすればたいていは問題ないと思います。
横向きで寝る
(credit:Unsplash)
いびきは仰向けで寝ている時に発生することがほとんど。いびき対策として、リュックを背負ったまま寝るという治し方も実際にあるそうです。
そこまではできなくても、気づいたら横を向くように心がけるだけでも、少しは変わるかもしれません。
鼻腔を広げるテープを貼る
鼻づまりもいびきの原因になります。ブリーズライトなどの、鼻づまりを解消するテープを貼ってみる。これで、30%程度鼻づまりが緩和されるそうです。
また、鼻がつまるとどうしても口呼吸になるので、のどが乾燥したりウイルスが体内に入って風邪を引きやすくなるなど、体にもよくありません。
鼻の通りを良くするスプレーや、メントール配合の塗り薬などもありますので、利用してみると良いかもしれません。
いびき外来に通う
自分で対策しても良くならなければ、病院で相談してみるのも一つの手段です。いびき外来、もしくは睡眠時無呼吸症候群外来とも言われているそうです。耳鼻咽喉科が専門のようですね。
先ほど前述した、いびきが壁を伝ってくる私の以前のシェアメイトも通院していました。
睡眠時無呼吸症候群は睡眠の質も下がりますし、命の危険もあります。たかがいびきと軽視せずに、対策を考えましょう。
また、この症状は自覚がない場合が多いそうなので、もしシェアメイトがいれば、自分が寝ている時に無呼吸の状態になっていないか、見てもらうのもいいですね。
いびきや歯ぎしりなどのクセに加えて、眠りの深い方はアラームが鳴り続けても起きないなど、睡眠時のトラブルは意外と根深いもの。ルームシェアを考える時には、事前に相手の特徴を知っておき、トラブルを回避することも有効です。
ルームシェアでも住民票登録できる?世帯主は?
最近「ルームシェアをしている住所に住民票を移せるの?」「世帯主は誰になるの?」と友人から質問を受けたり、ネット上で見かけることがあります。
ルームシェアの場合、自分の住まいを正しく登録するにはどのようにしたらよいのでしょうか。
ルームシェアしていると住民票登録できない?
(credit:いらすとや)
自宅を誰かとシェアしていて、同一の住所に家族以外の人同士で住んでいる場合、別々で住民票を登録することはできないのでしょうか?
家族以外で同居している場合でも、それぞれが住民票を登録することはできます。その場所で生活しているかぎりは、ルームシェアだから住民票を移せないなどということはありませんので、安心して登録してください。
新住所に引っ越しをして、1年以上住み続けるという場合は、14日以内に住民票の異動を届け出ることが義務付けられています。
世帯主は誰になるの?
では、住民票を実際に登録する際、世帯主を書く必要がありますよね。世帯主は物件を契約した名義人でなければならないと思っている方も多いようですが、そんなことはありません。
生計を共にしている家族で同居している場合には、世帯主は1人になりますが、友人同士で住んでいるなら、それぞれが世帯主ということになります。
つまり、同じ住所に世帯主が2人以上存在するということ。「同居」と「同一世帯」は違う意味だということです。
もしも住民票を移す前の状態や、一時的な理由で同居だけしているような状態ならば、世帯主はその家で住民票を登録している人。続柄は「同居人」という関係になります。
そもそも世帯主ってなに?
(credit:geralt)
世帯主は1人じゃなければならないということではありません。2人でも3人でも、もしくはそれ以上存在することはあり得ます。我が家も世帯主が3人いる状態になっています。
そもそも世帯とは、居住と生計を一にする社会的生活を営む、単位のようなもの。
家族であっても、親世帯と子世帯が別々の家計で同居している場合などは、同じ住所に世帯が2つ存在しているということになるのです。
ルームシェアでは、世帯主として社会的に認められないのではないか、と心配されることがありますが、決してそんなことはありません。
自分の収入で家賃や生活費を支払っているなら、それは立派な世帯です。もしもルームシェア物件に引っ越しをした場合は、すみやかに管轄の市区町村役場で登録をしましょう。
掃除についてのルール
ルームシェアをされている皆さんは、普段の掃除についてどのように取り決めていらっしゃるでしょうか?
私は現在2度目のルームシェアをしているのですが、掃除に関しては以前のルームシェアの時から、何かと思うところがありました。
今日は、ルームシェアをするにあたってとても大切なポイント、掃除について考えてみたいと思います。
当番制にするとどうなるか
(credit:jarmoluk)
私が以前シェアしていた時は5人暮らしだったので、途中から当番制になりました。当番制にすると、みんなが平等に掃除やゴミ出しをするようになるので、部屋もきれいに保たれるのですが、やはり問題点もあります。
まず、忘れる人が出てくるということ。周りが声をかければいいのですが、自分が出かけていた間に、やってくれているようないないような?仕上がりの判断に迷うことがあります(笑)
きれいの尺度は人それぞれですから、自分から見ればやり残しているようでも、当人からすればきれいにしたつもりだったりもするのです。
やってくれたのに「掃除してくれた?」なんて声をかけたら、「やってあるでしょ!」と気を悪くすることもあるでしょう。
「ゴミ出しを忘れてしまったのかな?」と何も言わずに数日間待っていると、その次のゴミ出しも逃してしまったり。気づくのはいつも同じ人で、その度に注意するのも嫌なものです。
また、土日休みの人は平日の掃除ができなかったり、水周りの掃除まできちんとやらない人が出てきたり…ルールを設ければ、その分トラブルが発生することもあるものです。
気づいた人がやる
(credit:stevepb)
気づいた人がなんとなくやる、というパターン。
これも、気づく人はいつも同じ…というよりも、「そろそろ掃除をしなきゃ」と真っ先に思うのが同じ人なのです。他の人は、まだ掃除をする段階ではないと感じているのでしょう。見て見ぬフリ、という人も中にはいるのかもしれませんが。
我が家もこのやり方で、掃除はほとんど私がやっています。私は特にきれい好きでもなく、どちらかというと面倒くさがりなので掃除はあまり好きではありません。
現在のシェア生活は、全員がルームシェア経験者ということもあり、ルールはほとんどなく、掃除やゴミ出しも気づいた人がやっています。
他の2人はまったくと言っていいほど掃除をしませんが、掃除をした後は「ありがとう」と声をかけてくれたり、ゴミ出しを率先してやってくれるので、まぁ良しとしています。
このように、掃除が苦手な人はゴミ出しを積極的にやるなど、他で代わりになることがあるといいですね。
解決する方法
もしも誰か1人に比重がかかってしまう場合、ここは思い切って、ハウスクリーニングを月に1度業者に頼んでしまうとか、もう少し安く済ませたいならば一般の方に掃除を依頼する方法などがあります。
もともとルームシェアで節約できている分、清掃は外部に頼んでも、安く済ませられるケースも多いことと思います。
そんな余裕はないという場合は、まずは当番制を取り入れてみるのも良いかもしれません。
また、掃除は必要最低限で済むように、各々が習慣化できると楽になります。
私は自宅でPC作業をすることが多いので、休憩がてら中断して、床やテーブルの上を掃除しています。これが意外と程よいインターバルになり、リフレッシュできるのです。
次の休憩の時には食器を洗おう、その次はトイレ掃除をしよう、などと決めて行うと、毎日簡単な掃除だけで済むようになり、家事も苦になりません。
友人同士でシェアを考えているなら、お互いの部屋を一度訪れて、生活習慣を覗いてみるのも有効かもしれません。掃除をするタイミングが近い人同士は、ルームシェアもうまくいく可能性が高いのではないでしょうか。
相手や自分の生活習慣をしっかりと把握し、尊重し合うことが大切ですね。
3人同居の光熱費はどれくらい?バランスの良い配分を考える
ルームシェアをするにあたって、家賃や光熱費の割り方を工夫されている方も多いのではないでしょうか。
先月から2度目のルームシェアを再開した私は、都内に3人で住んでいるのですが、よく「3人でシェアすると光熱費はどれくらいかかるの?」と聞かれます。
ライフスタイルの違いによって、住み方も暮らす人の数だけ変わるルームシェア。
3人暮らしではどれくらいの光熱費がかかるのか?さらに、不公平感を出さないために、家賃や光熱費の支払いをバランスよく配分するポイントを考えてみましょう。
実録!我が家の光熱費
(credit: stevepb)
我が家は私と、山ちゃん、ミッキーの3人でルームシェアをしています。
山ちゃんは仕事で家を空けることが多く、私とミッキーは自宅で仕事をすることも多いため、家にいる時間が長めです。
家賃や電気・ガス・水道代は、今のところすべて3等分。
支払いは、私が月末に家賃と一緒に取りまとめて、クレジットカード払いにしています。
参考までに先月の光熱費の内訳を書き出してみると・・・
- 電気代:2,890円
- ガス代:4,907円
- 水道代:3,995円(2ヶ月で7,890円)
合計で11,792円で、一人当たり3,930円です。
電気代の安さが際立っていますね。電力会社を変えたからかもしれません。
3人も同居すると、帰宅時間がバラバラになるので1日中電気がついていたりしますが、それでこの料金は安いと感じます。
ちなみに、総務省統計局による2015年の調査によると、一般的な3人世帯での毎月の電気代の平均は11,296円、ガス代が6,064円、水道代は4,000円だそうです。
ポケットWi-Fiだけで3人の同居生活はできるか?
インターネットは今後光回線をつなぐ予定ですが、現状はミッキーが持っていたポケットWi-Fiをみんなで使っています。
- Wi-Fi(容量制限なしプラン):4500円
ミッキーに限り持ち出しても良いという条件で、私と山ちゃんが1,000円ずつミッキーに支払っていますが、最近はミッキーもあまり持ち出していません。
3人が同時に重い作業をすることはめったにありませんが、全員がPCを使う時間帯はあります。
それでも、Wi-Fiが途切れることはほとんどなく、3人中2人が動画を見て、1人はネットサーフィン程度なら、特に支障はありません。
時々、深夜0時前後になると少し途切れることがあるのですが、これはWi-Fiを使う世帯が多くなる時間帯で、回線自体が混み合うためやむを得ないのだそうです。
「絶対にサクサク動いてくれないと困る!」という方は光回線などを利用した方が良いかもしれません。
(credit:ivke32)
家にいる時間の長さが違うなら工夫を
ルームメイト全員が同じくらい光熱費を使用していればいいのですが、あまり使っていない人がいると不公平感が出て、トラブルの原因になることも。
我が家では、家賃や光熱費はすべて3等分ですが、山ちゃんはあまり家に居ません。
現状は、洗剤やティッシュペーパーなどの共同で使う雑費代を、私とミッキーが負担していることで帳尻を合わせています。
他にも、家賃の管理費分を免除してあげたり、光熱費の端数をその人だけカットして、多く使っている人が払うなど、バランスの取り方はいろいろあります。
ポイントは、あまり差をつけすぎないこと。
最初はそれでうまく行っていても「あいつ、少なく払ってるのにいつも電気つけっぱなし・・・」と多く払っている方が不公平感を感じたり、反対に少ない方が気を遣って家に居づらくなる、ということにも配慮が必要なのがルームシェアなのです。
3人以上の同居になると、基本料金をみんなで割れるので安くなる一方、とたんに節約意識が薄れてしまうこともある光熱費。
1人だけが節約に励んでも、他の誰かが無駄使いしていては意味がありません。
きちんと話し合って、ルームメイト全員が共通意識を持てるように心がけたいですね。
2度目のルームシェア!意外なその相手とは?
最近、1年半ぶりにルームシェアを再開しました、haseです。
今回のルームシェアは期間限定となりそうですが、気心の知れた仲間同士楽しく暮らせています。
ここでのコラムを通して、ルームシェア生活の真の姿を、リアルタイムでお届けできればと思います!
今回は、シェアメイトと再びシェア生活を再開するまでのお話から、暮らし方のひとつのアイデアとして考えてみたいと思います。
ささいな一言から実現した2度目の共同生活
(credit:peterbb)
私は以前、大きな一軒家に5人でルームシェアをしていました。
その後は企業が管理するシェアハウスを経て、ひとり暮らしをしていたのですが、一軒家でシェアしていたうちの2人と、1年半ぶりに再びシェア生活をすることになったのです。
1人は私と同じように、一軒家を出てひとり暮らしをしており(以下:山ちゃん)、もう1人はまだその一軒家でのルームシェアを続けていました(以下:ミッキー)。
きっかけは、3人で食事をしていた時に放った、山ちゃんの一言でした。
「ルームシェアした後のひとり暮らしって、こんなに寂しいとは思わなかった!家賃もかかるし、海外に行く資金貯めたいのに全然貯まらない」
それを聞いたミッキーが、3人で一緒に住もうと提案してくれたのです。
ミッキーも、より職場に近い所に引っ越したいと考えていて、ちょうど良いタイミングでした。
私も、賑やかな日々の後の一人生活は、正直寂しいと感じていましたし、手狭になってきたワンルームの自宅を事務所として使い、都内の便利な場所に3人で住むのも良いかもしれないと考えました。
何より、約1年間生活を共にして人となりも分かっていたので、この2人ならまた一緒に生活したいと思えたのです。
ルームメイトは、意外と身近にいるかもしれない
私たちは翌日からさっそく行動を開始し、都内の3DKのマンションを借りました。
1人ではとても手が出ないような家賃でも、便利な立地に住むことができ、ルームシェアの醍醐味を今まさに実感しています。
とはいえ、「ルームシェアしたいけど相手がいないし、初対面の相手と仲良くできるか分からない」「もしも生活スタイルが合わなかったらどうしよう」そんな風に思いとどまっている方もいらっしゃると思います。
身近にいる気の合う友達と、一緒に住んでみたら快適で楽しく過ごせたという例もありますので、選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか?
さらに視野を広げれば、選択肢は友達だけではありません。
私の友人は、仕事仲間の3人でシェアしていたことがあり、とても楽しそうにくらしていました。
職場が同じということは生活スタイルも似ているので、上手く行きやすいのかもしれません。
クリエイティブな仕事をしている方同士なら、一緒に暮らすことで仕事面でも効率がよく、プラスになることも多いでしょう。
ちなみに、個人的には2人よりも3人以上の方が、上手くいきやすいように思います。
2人だと言いづらいことも、3人だったら気軽に話し合えたり、バランスを取れることが意外とあるからです。
以前のルームメイトと、再びシェアするという選択
(credit:Lohrelei)
一度何人かでシェアしてみて、生活スタイルが似ていたり、気が合う仲間同士で再び共同生活をする。
そんな選択肢があっても良いように思います。
私の例でも、一軒家で5人暮らししていた時の残りの2人についても、いつかおしゃれで大きな家にみんなで暮らしたり、自由度の高い住環境の共有ができればいいねと話しています。
どんな形になるかは分かりませんが、いざという時に住環境を含め、頼りになる仲間がいるというのは、メリットも大きいのではないでしょうか?
学校の友達とも、職場の仲間とも違う、ルームメイトという存在は特別です。
私は、仕事上でもつながりができました。
新たな可能性が広がるという意味でも、ルームシェアを検討している方には、ぜひおすすめしたい暮らし方の一つです。