投稿者の募集に応ずる以外のメール連絡を禁止します

他ルームシェアサイトの中に、募集者に対して無差別に迷惑営業メールを送信する業者が現れました。多数のユーザーより「迷惑メールが来る」と連絡をいただいたため、相手方およびSNSサイトの運営母体である企業に抗議を申し入れました。

「規約で禁じてなければ何をやってもよい」と思われる回答もありましたので、募集に対して無関係な勧誘メール送ることを募集ページ最下部の利用規約という形で明示しました。

これ以降、もし募集と直接関係の無い営業メールが届くようであれば、運営までお知らせいただければ幸いです。

ルームシェア掲示板をご利用のみなさまには、そのような手段で他のサイトの利用者に無差別に勧誘メールを送るような、モラルの低い業者のサイトに対して情報を預ける事が安心できるかどうかをご一考いただければと思います。

個人と業者(ゲストハウス=シェアハウス, ドミトリー)の違いについて

ルームシェアジャパンの募集掲示板におけるカテゴリー「部屋あり」と「ゲストハウス」の違いについて、誤解やルール無視があるため、ここでルームシェアジャパンとしての方針を説明させていただきます。

カテゴリー 運営者 運営方式 納税の実態
部屋あり
(個人)
サラリーマンなどの個人が空き部屋を貸し借り 管理人や清掃人は居ない
貸し手借り手は対等なルームメイト
個人事業として納税
ゲストハウス
(シェアハウス)
(ドミトリー)
法人や特殊な個人 常駐でなくても管理者がいたり、共有部分の清掃者がいるなど

家の中がつながっているだけで、一般の賃貸住宅と変わらない運営
会社として登記している。または、個人事業でも業として10戸以上の賃貸を行なっている

ルームシェアジャパンは、もともと個人同士で余った部屋を貸し借りする、いわゆる「ルームシェア」(フラットシェア, ハウスシェア)を広めるために作られたサイトです。

その中で、業者が独身寮などを改装して始めたゲストハウス(最近はドラマの影響でシェアハウスという造語も使われています)も、普通は礼金等を取らないところや、2年などの長期縛りがないこと、家具や家電を共用で使うことなど、借り手側からみたら似ているところがあるので、募集ができるようにはなっています。

しかし、募集掲示板では、まず個人の貸し借りであるルームシェアがあり、ゲストハウスの賃貸情報については「それもあると便利なユーザーもいるから」ということで載せられるようにしています。部屋を貸すことについて「部屋あり」と「ゲストハウス」の二つがわかれているのはそのためですし、この点については募集を出す時の投稿ページに、しつこいぐらい説明してあります。

しかし、中には、会社だったり、明らかに業として不動産の賃貸をビジネスにしていたりするのに、個人向けの「部屋あり」にゲストハウスやドミトリーの募集を載せようとし、注意・警告をうけてもなかなか止めようとしない業者もいます。

違いをわかった上でわざと「部屋あり」に投稿している業者に関しては、姉妹サイトゲストハウスジャパン上での登録を抹消するなど対処してきていますが、一番簡単でわかりやすいのは、募集掲示板を利用されるみなさまが、「目立つかも」「騙せるかも」といった意識で本来と違うカテゴリーへ投稿しようとする悪質な業者の募集は相手にしない、ようにしていただくことかと思います。

実際、他を押しのけて「自分のところだけ貸せればよい」と考えるような業者が運営しているゲストハウスやドミトリーに住んでも、説明された内容と実態が違う、とかトラブルがおきやすいだろうと思うので、管理人としてもそういう業者はオススメできません。

週刊SPAのルームシェア特集「30代で[ルームシェア]の住み心地」で取材いただきました

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8月4日発売の週刊SPAの「30代で[ルームシェア]の住み心地」という記事で、ルームシェア掲示板サイトの管理人として取材いただき、日本でのルームシェアの歴史や、ルームシェアをする際に気をつけるべきことなどについてコメントさせていただきました。

記事では、ルームシェアをしている人たちのインタビューや、ルームシェアをやめた人たちにやめるに至った経緯などを取材されており、おもしろかったです。

朝日新聞「人生デザイン 一人で暮らす」に掲載

朝日新聞7月4日の「みんなでシェア生活が増加」という記事でコメントさせていただきました。

当サイトの10年間でのルームシェア募集数の変遷や、ルームシェアをうまくやるために最低限気をつけるコツについてお話しさせていただきました。

ルームシェアを選ぶ人は年々増えているようだ。アクセス数が最多といわれる募集掲示板「ルームシェアジャパン」には、「シェア仲間を求む」「部屋を貸したい」など月約1800件の新規登録がある。

朝日新聞 2009年7月4日 朝刊

共同通信社の取材を受けました

共同通信社といえば、新聞社やテレビ局にニュース記事を配信している通信社です。

今回、最近のルームシェアの動向などを一時間ほどインタビューをお受けして、その結果を家庭経済欄の『広がる「スマート消費」』という記事にしていただきました。

記事は、家や車など大きなコストのかかるものに対してシェア等で自衛する若い世代について、所有欲の薄さやエコロジーの影響なども併せて書かれています。

今確認いただいただけでも、「沖縄タイムズ」「千葉日報」「茨城新聞」「上毛新聞」「徳島新聞」「岐阜新聞」など多数の地方紙に掲載されています。他の地方紙でも、5月中旬を中心に掲載されているかもしれません。

記事自体は紙面のみでオンラインには載っていないようですが、沖縄タイムズではコラムでも記事に言及されていて、そちらはウェブで読むことができます。

住宅や車など、高額で維持コストがかかるモノは、なるべく持たない「スマート消費」が若い世代を中心に広がっているという(本紙6日付経済面)。背景にあるのはモノに執着しないライフスタイルだ▼マンションなどを数人で借りる「ルームシェア」、複数の会員で一台の車を共有する「カーシェアリング」など記事では「買わない・持たない・環境重視」といった新たな消費世代が生まれてきていることを紹介している

沖縄タイムズ 5月12日コラム [大弦小弦] より

「徳島新聞」「岐阜新聞」に掲載

先日の「スマート消費」の記事が「徳島新聞」「岐阜新聞」にも掲載されました

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徳島新聞 2009年5月17日(日) 朝刊7面 経済面

住宅や車など高額で維持コストのかかる物はなるべく持たず、どうしても必要ならエコカーなど環境対応の商品を選ぶ。そんな「スマート消費」が広がっている。

岐阜新聞 2009年5月21日(木) 夕刊5面

「二十七歳の会社員です。節約のために部屋を探してます」「五万円で風呂トイレ、ベランダ自由に使えます」。人気サイト「ルームメイトジャパン」には、マンションを数人で一緒に借りる「ルームシェア」の情報が寄せられる。

「沖縄タイムズ」「千葉日報」「茨城新聞」「上毛新聞」に掲載いただきました

「沖縄タイムズ」「千葉日報」「茨城新聞」「上毛新聞」の記事「広がるスマート消費」で、維持費やエコを考えた若者の賢いライフスタイルの一例としてルームシェアジャパンが取り上げられ、コメントもさせていただきました。

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沖縄タイムズ 2009年5月6日(水) 朝刊10面 経済面

広がる「スマート消費」 シェア活用 エコ重視

上毛新聞 2009年5月10日(日) 朝刊6面 経済面

『「経済的な理由でシェアを選ぶ人も多く、不況で件数が増えるかもしれない」と秋さんは話す』

千葉日報 2009年5月10日(日) 朝刊5面 経済面

『野村総合研究所の調査によると、三十代-三十四歳男性で「一生借家住まいで構わない」人の割合は、一九九六年は回答者の二割に満たなかったが二〇〇八年に約四割に増えた』

ルームシェアが急増? 新聞社の取材を受けました

ここのところ、世界同時不況と絡めたルームシェアの取材依頼が増えています。

某新聞社からメールで問い合わせを受け、結構長めの回答をしました。

残念ながら、先方の「景気が悪くなってルームシェアが『急増』している」というストーリーに沿った回答ができなかったので、記事には採用されなかったようです。

正直なところ、数ヶ月おきに「最近ルームシェアが急増してますよね? ね?」という取材をいただくのですが、そのたびに「急増」していたら、今頃は首都圏の若者はほとんどがルームシェアをしてるのではないでしょうか。

ルームシェアジャパンでは、投稿数や閲覧数が短期間で2倍とかになったことは過去ないです。10年間やってますが、増え方はいつも「前年よりも増えた」というぐらいですね。それでも日本でもっともアクセスが多い募集掲示板でありつづけています。

せっかく長文書いたので、記録として残しておきます。先方の質問については、質問の内容を要約したものに置き換えています。

質問: 不況の影響でルームシェアが増えていますか? その理由はなんですか? 交友を目的としたシェアより節約のためのルームシェアに移行してきていませんか?

特に大きく変わっているということはありません。

元々、募集者によってルームシェアの理由は様々ですし、一人の人の中でも複数のメリット・デメリットが並列に存在していますので、ここのところで突然そのあたりが変化してはいないようです。

バブル以降の不動産不況からずっと、借り手がつきにくい物件は市場で増加しておりますので、そこを埋める形でルームシェアやルームシェア対応物件は増加を続けております。

掲示板利用者の性別や職業を教えてください

20代後半から30代前半がもっとも多いゾーンです。

性別については特にどちらが多いというのは感じません。

職業も様々ですが、借り手側の方には派遣社員やアルバイト、状況して職探しをしようとされる方がよく見られます

ルームシェアの一般的な間取りを教えてください

振り分け(他人の部屋をとおらなくてもそれぞれの部屋にいける)であることは重要ですが、一般的な間取りというのはないです。2DKなら二人ですし、3DKなら3人が普通です。もともと、借り手がつかない不動産の有効活用という意味合いがありますし、あるものを転用しているものが多いです。ルームシェア向けに一から設計・建築するということはまれでしょう。

掲示板の書き込み数の推移

昨年3月度が1850件/月、今年が1950件/月です。募集掲示板を開設した1999年頃から毎年増えているので、その延長での増加と考えます

変化の理由は、メディアにてルームシェアやゲストハウスが取り上げられることが増えたからでしょう。認知度が高まったために、知らなくて見過ごしていた方が興味を持たれたのだと思います。

派遣切りや正社員の残業カットなどが増えていますが、ルームシェアの今後は?

ますます増加していくでしょう。金銭面からの要求もありますし、留学等で経験者が増えたり、ドラマ等で普通にルームシェアしている光景が取り上げられるようになったこともあり、ここ数年「ルームシェア」という言葉をさしたる説明なく使えるようになってきました。

また、若者がより合理的に考えるようになってきていることや、社会の同調圧力も昔より少なくなっているようですので、ルームシェアが一過性のブームで終わることはないと思います。

世界的にも、イギリス・アメリカ等アングロサクソン系の成人した子を突き放す文化で多かったのが、イタリア・スペインなどのラテン文化圏でも事例が増えてきております。

姉妹サイト「ルームシェアルームメイト」に「あげます」「ください」登場

ルームシェアルームメイトに、不要品をやりとりする新カテゴリ「あげます」「ください」や、オフィスシェア・駐車場シェアに関するカテゴリを新設しました。ルームシェアの引越し等で不要になった持ち物を、捨てずに有効活用しましょう