東京で外国人に人気のエリア、物件は?

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外国人とルームシェアする場合に、東京のどのあたりでルームシェアすると人気が出てシェアメイトが見つかりやすいのでしょうか? 外国人ではなくても、地方から上京してきてまだ東京の土地勘がない人にとっても共通するところは多いかもしれません。

東京の場合、やはり六本木の近くは人気があるようです。部屋を探している人の広告を見ても、六本木、広尾、赤坂、麻布などに近いこと、電車一本で出られること、などが良く条件として出ています。

また、日本に来たばかりの外国人は、いくつかの有名な地名(六本木、新宿や秋葉原)しか知らず、どの沿線がどんな雰囲気か、といったことはわかりません。同居人募集広告を出した時にもっとも多くかかってくる電話は、じつは「そこは六本木の近くか?」という問い合わせだったりします。

そして、語学教師(あるいは、これからそういう仕事を探す人)の場合、語学学校が多い水道橋周辺などや、新宿、渋谷、池袋などのターミナル駅に近いかどうかも条件となります。英会話スクールなどは、都心でなくてもいたるところにある気もするのですが、やはり日本に慣れないうちは数が集中している都心のスクールで働く場合が多いでしょう。(そして、多くの教師は1,2年で国に帰ってしまいますしね。)

また、ある特定の国の人が好ましいと思ったら、その国の大使館に行くのに便利なところや、その国の料理店があるところの近くなどもセールスポイントになるでしょう。ロンドンやロサンゼルスなどでの日本人もそうですが、同じ国から来た人達がある地域に集まって住むという傾向はあります。

僕の場合は、前の会社は郊外にあったし、あまり都心に住みたいという気持ちがなかったので、最初は町田で始めました。都心に縁のある人、都心に通勤してる人、本格的にルームシェアの場所を提供していこうと思う人なら、とにかく都心、便利なところの物件を探すのがいいでしょう。

シェアの人数 – 何人でシェアするの?

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より大勢で住めば、それだけ一人あたりの家賃も安く上がります。しかし、あまりに大勢だと、自分のプライベートな場所が極端に狭くなってしまい、自宅なのに住むのが息苦しくなったりします。

二人以上の他人同士で住めばシェアですが、二人のシェアもあれば、7人、8人といった大所帯のシェアも存在します。

もっとも、一人に最低でも一室がわりあてられるのを普通とすれば、7人のシェアをするためには7DKの家が必要なわけで、日本の都会ではこのような物件を探して、しかもそれをシェア用に借りるのはかなり難しいのではないでしょうか。

シェアのために使える、または借りられる物件の多くは、2LDKとか3DKとか、一般にも多い間取りではないでしょうか。2LDKであればたぶん2,3人ぐらいが適正でしょう。

狭義のルームシェア、一つの部屋に二人以上で住むような場合は、寝室の数よりも多くの人がシェアすることになるでしょう。シェアメイト全員が問題なければそれも構いませんが、トイレやシャワー、キッチンなど、もともとその家が設計された時に想定していた以上の人が住むことで、非常に混み合うことになると思います。(トイレの項など参照)

また、物件でなくシェアのスタイルという点から考えると、二人だけのシェアではシェアメイトの関係が固定してしまう、という特徴があります。親密に暮らすこともできる二人暮しは、仲が悪くなったときには誰も仲裁してくれない、という弱点もあります。

三人暮らしの場合は、一対一の関係が3つできるわけで、どの二人が関係に問題を持っても、残る一人がそれを客観的に観て助言仲裁できる、という利点があります。しかし、一人がある一人にべったり依存したりすると、固定した2対1関係が続き、1の人にはつらい状態になるかもしれません。そのような場合はシェアを解消して出ていくのもありでしょう。

四人以上、人数が増えるほど、シェアの中の人間関係は複雑になるでしょう、ただし、希薄になるところもあり、シェアの全員で何かを決めたりという意思統一が必要な場合には手間がかかるようになるかもしれません。定期的にシェアミーティングを開催して、小さな問題も我慢せずに言えるようにする、という工夫もいいのではないでしょうか。

どんな間取りがいいのか

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photo credit: ymorimo

シェアをするための物件が「振り分け」であることは非常に重要です。「振り分け」というのは、キッチンやリビングなどから、それぞれの寝室に直接アクセスできるということです。ある部屋を通らないと他の部屋に行けないような間取りの場合、「振り分けではない」といいます。

「振り分け」の物件であることが大事かは、実際にそこで生活することを想像すればわかってもらえると思います。誰かの部屋を通らないと自分の部屋に行けないのでは、気を使いますしいろいろと面倒ですよね。夫婦や兄弟でさえ、このような間取りは人気がないのですから、他人の場合には難しいものがあるでしょう。

それから、それぞれのシェアメイトの部屋が隣り合わず、離れていれば、これはさらによい間取りといえます。同じ壁のこちらと向こう、という間取りの場合、どうしても隣の部屋の人の目覚ましや音楽などが気になることがありますから、二つの部屋の間に押入れがあったり、お風呂やキッチンなど普段は人がいない場所が挟まっているのが理想的です。

トイレと風呂は別がよいです。それも、別々の入口から入れたほうがよいです。風呂とトイレが一体になっているような場合でなくても、たとえば、風呂の更衣室を通らないとトイレに入れないようなときは、誰かが風呂に入ってるときにトイレに行きにくいものです。特に男女混合の場合などは。

諸外国でのルームシェア事情

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photo credit: Claire L. Evans

僕が実際に体験したのはイギリス・アメリカの例だけですが、ルームシェアが広く一般に普及しているあって、不動産屋や大家がそれを理由として貸すのを断るという状況はきわめてまれだと思われます。

僕がイギリスで他の2人の同僚と一軒家を借りた時は、3人それぞれと同じ契約書で契約を交わしました。家賃の払い方も、契約時に一人ずつの担当金額が決められてあり、それぞれがばらばらにチェック(小切手)を送ってもいいし、誰かが3人分を預かってまとめて払ってもよい、というふうに、とても柔軟に対処してくれていました。また、住人の一人が退去するとか、新しい住人が入ったりした際も、それを伝えさえすればよいだけでした。

また、一人で借りて又貸しをするというのも、認められている場合も多いようで、以前英語を習っていた先生は、カナダで学生時代を過ごした時に、5部屋ある大きな一軒家を借りて、自分の部屋以外の4部屋を4人の他の学生に又貸ししていたそうです。他の4人から集めたお金だけで家の家賃が賄えたので、先生自身はタダで住んでいたことになります。アメリカに居た時の友人も、4ベッドルームの家を借り、残りの3部屋を又貸しすることで安く暮らしていました。

家が壊されたりせずに、家賃が問題なく支払われ続けるなら、貸し手の大家側にも本来はルームシェアで貸すことの不利益はないはずです。ルームシェアで貸し借りすることの経験や事例が少ないことや、自分が若い頃にルームシェアというのがほとんど存在しなかったことから、大家側がなんとなく漠然とした不安感を持っている、というのがルームシェアを嫌がる大家が多い理由でしょう。

自分の持ち家の場合

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賃貸でルームシェアしようとするとまだまだ抵抗に遭ったりすることの多い日本ですが、自分が持っている家であれば邪魔をされることはほとんどありません。

将来家族ができることを見越して大きな家やマンションを買った人もいれば、遺産相続で親戚から空家を手に入れたという人もいるでしょう。世の中にこれだけ家やマンションがあるのですから、家を持っている人のすべてが家族と一緒に住んでいるわけではないでしょう。

この場合、ルームシェアを始めることについては何の障害もありません。ただし、マンションなどの集合住宅の場合には、管理規約などを読んで、共同生活を行う上で障害となるような取り決めがないか、確かめておいたほうがよいでしょう。しかし、基本的にはあなた自身の持ち物をあなたが使うのですから、あまりに不合理な規約(当マンションは家族以外の同居禁止、とか外国人禁止、とか)があれば、管理組合などに改正を訴えるとこともできるでしょう。

また、後の章で紹介するように、ルームメートから取った家賃をローンの支払いにまわすことによって、本来は買うことが難しかった高め物件を購入するということもできます。

親などの持ち家の場合

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親の持つ実家に住んでいると、絶対にルームシェアはできないのでしょうか? そんなことはありません。

今住んでいるところに、すでに空き部屋があるのであれば、買ったり借りたりしなくても、空き部屋を使ってルームシェアをすることができるます。

空いている部屋をただ空かせていても何もなりませんが、ちょっとしたお小遣い以上の収入になります。もともと原価が掛かっていないなら安い家賃で貸すことができますから、人助けにもなるかもしれません。

ルームシェアすることで、ルームシェアのメリットでご紹介したような、様々な利点もあります。

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(photo: Jeff Turner)

親の家でだってルームシェアはできる

例えば、親の家に同居していたとしても、兄弟が進学や就職で出ていったりして、空いている部屋もあるかもしれません。それを貸すことができれば、家の持ち主である親にとっても、財政的には助かるでしょう。

ホームステイで外国人の学生を受け入れたりすることを考えれば、もっと長く滞在している外国人の学生や社会人を住まわせるのだって、その延長にあるといえるでしょう。外国人なら異文化交流ですが、日本人であっても、違う人と住んで世代間交流することで生活が刺激的になることだってあります。

ただし、日本の年配の人ほど、他人と住むということに抵抗感を持つ人が多いのも確かです。戦争前まで遡れば、近所の人や長屋での濃密な共同生活というのはよくある話だったようですが、高度成長期時代の日本人は、さまざまな理由から家族単位で引きこもるライフスタイルを選択してしまいました。

最初は、ホームスティで未成年の中高生あたりを1ヶ月受け入れてみるとか、そういう活動から始めて、彼らの根拠のない偏見や恐れを減らすなどしていく必要があるかもしれません。

もしあなたの両親がすでに引退してしまっているなら、彼らには自由な時間がいっぱいあるはずです。同居人を通して外国語や外国の文化、歴史を学んだり、帰国した後の彼らに会いに旅行に行ったり、あるいは日本人でも普段接しない(子供以外の)若者と交流したり、という生活は、なかなかすてきな老後の暮らし方ではないかと思うのですがどうでしょう?

賃貸物件でルームシェアする場合

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「ルームシェア」という言葉も、2000年代に入ってかなり広まり、多くの人に通じるようになりました。しかし、その認知度の高まりほど、賃貸物件を使ってルームシェアをすることは簡単にはなっていません。

「ルームシェア」だと貸してくれない大家が多いのはなぜ?

自分の街の適当な不動産屋に入って聞いてみると、すぐに実感されると思いますが、多くの不動産屋では、「家族ではない同居人と住みたい」と言う人にはなかなか物件を貸してくれません。

実際には、そのような店子に貸したがらないのは、物件を紹介している不動産屋だけではなく、その物件の所有者である大家であることも多いです。そして、多くの大家がこのようなケースを嫌がるということで、ルームシェアの可能な物件というのが少なく、その結果選択肢が限られてしまう、という現状です。

賃貸契約も普通のいろいろな契約の一つで、ようは借りたい人と貸したい人の間で貸し借りの際のルールを決めるということなので、ルームシェアするために借りる、という契約にすればいいのですが、長年ルームシェアという選択肢が存在しなかった戦後の日本の賃貸住宅事情においては、よく使われる賃貸契約書の雛形において、借りた物件の一部の部屋を又貸しすることや、契約時に届けた借り手以外の追加入居や入れ替わりを禁じていることが多いのです。

ルームシェアではなく、たとえば結婚や出産等で家族が増える場合でも、大家に通知しなければいけないとか、大家は拒絶できる、といった取り決めが書いてある契約書も多いのです。そのような良くある契約書をあまり考えずにコピーして長年使っている大家や不動産屋では、意識的にルームシェアを想定して禁止しているのではなくても、契約書がルームシェアを許可しないようなつくりになってしまっていた、という事も多いのです。

そのような契約書の元では、たとえ複数人で住むことが了承された賃貸住宅であっても、そのメンバーは契約時に決まっている必要があったり、入れ替えがあった場合に届け出、契約の更新などの作業が発生したりする可能性もあるということです。

これまで何年、何十年とその契約書で仕事をしてきた大家や不動産屋にすれば、ルームシェアしたい、あるいはルームシェア的な契約をしたい、という借り手は、それまで必要がなかった新しい手間を取らせる「面倒な客」ということになりがちで、これがルームシェアで借りられる物件がなかなか増えない原因の一つと言えるでしょう。

それでもルームシェア可の物件は増え続けている

ただし、不況がもうずっと続いていることや、ルームシェアというコンセプトが知られることによって、「借り手がなかなかつかないのでルームシェアで貸せるなら認めるので貸したい」という大家が増えてきているのも事実です。以前に比べれば、不動産屋でもルームシェア可能な物件が一件も無い、といったことは無くなりつつあります。

探すための時間を無駄にしないためにも、不動産屋には最初から「ルームシェア希望で借りたい」ということを伝えるべきでしょう。一件もシェア可能物件がなければ、不動産屋としても打つ手はありませんので、そういうときはさっさと次の不動産屋に行ったほうがいいです。

UR(公団住宅)でルームシェア/ハウスシェア

賃貸でルームシェアはとても難しい、と書きましたが、意外なところにルームシェア可能な物件があります。

都市再生機構(元の住宅公団) のハウスシェアリング制度では、これまで家族向けに貸していた公団住宅を、ルームシェア向けに借りることができます。

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住宅公団のマンションは、便利な場所にも多いし、礼金や仲介手数料が不要というメリットもあります。シェアメイトのそれぞれが要求される収入基準などを満たせるようであれば、この UR賃貸住宅 でのルームシェアも、検討してみていいのではないでしょうか。

ルームシェアの物件探し

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さて、ルームシェアをやってみようと思ったなら、なにを置いても必要なのが「物件」です。そして、日本の場合、ここがルームシェアをするにあたって一番難しいところだと言えます。

賃貸でルームシェアをするのは、まだまだ難しいのが日本の現状です。一人暮らしのために物件を探す場合に比べ、借りられる物件がかなり減ってしまいます。数少ないルームシェア可能物件から探したり、大家や不動産屋の事情も考えてうまく交渉する必要が出てくるでしょう。また、UR住宅でもルームシェア可能な物件を扱っていたりしますので、これも検討しても良いでしょう。

実家住まいの人は、親の家でも空いている部屋があれば、それを貸してルームシェアを始めるという手があります。親の世代にすればわざわざ他人と住むなんて、という抵抗する人は多いかもしれませんが、親が転勤などして不在であればその間の空き部屋を活用するということも考えられます。兄弟が進学や就職で出ていったりすれば、空いている部屋もあるかもしれません。それを貸すことができれば、家の持ち主である親にとっても、財政的には助かるでしょう。

持ち家がある、あるいは、持ち家を買ってルームシェアをする、という手ももちろんあります。日本ではルームシェアの経験者やルームシェアに興味がある人の多くが若い世代なので、ルームシェアというのは借りてやるものだ、と思い込んでいる人もまだまだ多いのですが、自分で個室が複数ある一軒家やマンションを購入し、自分以外の部屋を貸せばよいのです。

外国のルームシェアは、国によって文化も違いその状況も様々ですが、ルームシェアが一般的なイギリスやアメリカでは、賃貸の場合でもずっと簡単にルームシェアを始めることができます。日本の最近数十年のワンルームマンションという流行が戦後になって始めて出来た特殊な形態であるように、住宅政策や実際の事情というのは世代とともに変わっていく部分があります。特に日本人のライフスタイルはアメリカを十年単位で後追いしているところはありますので、住宅やルームシェアについても、アメリカ風に変わっていく可能性は高いのではないでしょうか。

ストレス多そう

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photo credit: k_suedaman

相手が外国人であれ、日本人であれ、友人であれ、家族であれ、他人と住むとケンカになったり、ストレスが溜まったりということはあるでしょう。

このウェブサイトを読みながらも、「面白いかも、とはおもうけど、やっぱり一人が気楽だなぁ」なんて思っている方に、無理にルームシェアをお勧めするつもりはありません。

ただ、そういう人であっても、じゃああなたは一生一人暮らしなのか、と聞けば、いずれは好きな人を見つけて一緒に、とか子供を作って、などと考えていることもあるでしょう。「恋人や家族と、赤の他人では違うよ」と言われるかもしれませんが、恋人だっていつでも仲良くしていられるかはわからないし、家族も同様だと思います。

そういう意味では、ルームシェアは、簡単にやめられない結婚などと違い、自分が他人と暮らした時に何が起こるか、自分はその時起こる問題をどうやって解決していくのか、といったことを知るための手軽なテストにもなると言えます。

ルームシェアが、何の問題もなく、すべてが楽しくてしょうがない暮らし方だよ、なんて言う気は、さらさらありません。相手のことが気に障ったり、わけもなく相手が怒っていたり、という時に、自分はどう立ち向かうのか、我慢するのか、文句を言うのか、など、色々と考えることが出てくるのは事実です。そして、それを、自分が成長するための良いチャンスだ、と思えるポジティブな人には、ぜひルームシェアを試してみてほしいですね。