[警告] 業者による不正な多重・連続投稿について

募集掲示板の悪用が目立っております。報告機能での対応では追いつかない悪意のある連投が見つかったため、悪質な業者・ゲストハウスの名前を公表し、公共の掲示板を占有しようとするそれらのゲストハウスを利用「しないように」呼びかけていくことにしました。

現状の悪用状況について

一番悪質な業者Aについて、以下の行動が確認されました。

  • 無料メールサービスのアドレスを複数利用しての短期間での多重投稿
  • ゲストハウス名・社名を名前にも本文中にも一切書かず、個人名を毎回のように変えて投稿
  • 業として賃貸事業を行っているのに「個人ルームシェア」のカテゴリに再三の投稿
  • ルームシェアジャパンの投稿をコピーしてスパムブログ・スパムツイッターを作成(対処済み)
  • 当サイト運営者に対して、不正な相互リンク・三角リンクの呼びかけメールを何度も発信

一般ユーザーへの警告について

「自社ゲストハウスさえ良ければ他の利用者はどうでもよい」という態度での悪質な利用については、到底看過することはできません。また、ネット上でこのような行為を多数行う企業が、ゲストハウスの利用者に「だけ」まっとうな賃貸や契約を行っているはずも無く、ルームシェアやゲストハウス(=シェアハウス)を提供する企業や個人全体に対しても大きく悪影響を与えるものと考えます。

そこで、上記の企業Aについて、近く社名・ハウス名・担当者名等を公開し、サイト上で利用者への注意を呼びかけることとしました。

また、上記企業Aは最も悪質な例ですが、同様の不正利用、悪用を行おうとして報告ボタンが多く押されている他のゲストハウス運営企業についても、適宜社名・ハウス名を公開しての警告をサイト上の目立つ場所に掲示していくことを検討中です。

オランダのCitizen Reporterからルームシェアジャパンと日本でのルームシェアについて取材を受けました

オランダを拠点として世界各地のニュースを伝えるポッドキャストCitizenReporter.orgの取材を受けました。30分のインタビュー(英語)はリンク先で聞くことができます。第339回、ということで、非常に長く続いているポッドキャスティングですね。

citizenreporter-podcast-roomshare-japan

Citizen Reporter主宰のBicyclemarkさんの疑問にお答えして、日本のルームシェアに関するいろいろなお話をさせていただきました。

日本ではルームシェアというのがつい10年ぐらいに急速に広まってきた新しいライフスタイルであること、江戸自体にはあった共同生活的なスタイルが戦後の環境の中で無くなり、ワンルームマンション等に見られる用途別賃貸住宅につながったこと、1990年代までは外国人・帰国者中心に細々と行なわれてきたルームシェア、海外ドラマでのみ認識されていた暮らし方が、日本語のドラマの登場や不景気などによって少しずつ一般化してきたこと、などをお話しています。このあたりは「ルームシェア入門」の「日本のルームシェアの歴史」でもまとめてますので、ご興味のある方は読んでみてください。

さらに話は、Craigslistのようなクラシファイドサービスが日本でどうしてうまくいってないのか、から日本人の気質・文化に関するところまで展開していきました。英語なので話したいことをちゃんとすべて話せたわけではないのですが、ヨーロッパに住むアメリカ人から見た面白い違いがいくつもあったのではと思います。

ルームシェアジャパンのウェブマーケッター募集!

ルームシェアジャパンと姉妹サイトでは、ルームシェアやゲストハウス(シェアハウス)に関するウェブサービス運営を手伝ってくださるスタッフを募集しています。

ボランティア中心でこれまで10年間運営しているルームシェアジャパンとその姉妹サイトですが、これまで技術的なことに詳しいスタッフはいても、知名度を上げてもっと多くの方にルームシェアを知ってもらい、やってもらうための広報活動が十分ではありませんでした。

今回、サイトの広告等をきちんとして収入を上げながら、その収益を使って広報の専門家にお手伝いしていただけないかと考えています。

業務内容

経験者・専門家であれば文句なしですが、アシスタントレベルの方でも実行しながら覚えていく覚悟がおありの方

  • プレスリリース作成・配布
  • ソーシャルメディアマーケティング(ツイッター、フェイスブック、ミクシィ、ブログ等)
  • コンテンツ開発(ルームシェア入門や新規)
  • メールマガジン等の企画執筆
  • 他社ウェブサイトとのビジネス開発
  • 取材応対
  • メディアへのコラム寄稿

また、ルームシェアジャパンや姉妹サイトの運営での助言や改善へのアイデア出し、ユーザーサポート等も、スタッフの一員としてお手伝いいただければなおよいです。

もし経験があったり、意欲があってやってみたい、と思われる場合、以下のような活動もしていただいて構いません。経験が少なくても勉強しながら色々なことを試してみていただければ助かります。

  • サイトに広告を出したい企業からの問い合わせ応対
  • NPOか会社としての登録作業(現在は任意団体ですが、ルームシェアを広めるためにもし組織化が必要であれば将来的にはあってもいいと現スタッフは考えています)

必須スキル

  • メールの読み書き
  • いろいろなウェブサービスの登録や利用ができること
  • ウェブ検索

ワードやエクセルのスキルは必要ありません。しかし、必要に応じて新しいツールの使い方を自習したりする必要はあります。

あれば望ましいスキル

  • ブログを使って書ける(できればWordPress)
  • ツイッターを使える
  • ニュースリリース執筆
  • Skypeチャットを使える

雇用形態

  • 業務委託・SOHO

ルームシェアジャパンは現在、任意団体です。お仕事は契約ベースとなりますので、税金の申告等はご自身でしていただくことになります。つまり、社会保険等はご提供できません。将来的にNPOや会社化の作業をお手伝いいただければ、その役員や正社員となる可能性はあるかもしれませんが、直近ではそのあたりは無いものとお考えください

特徴

  • 特定のオフィスは無く、全員がインターネットでアクセスするバーチャルオフィスです。インターネットがつながっている場所であれば海外からでも構いません
  • 作業時間の制約もありません。育児や介護等で不規則な時間しか取れないような方でも、経験や実力があれば大歓迎です
  • 週に何十時間程度の作業になるかも、使える時間とその時間で達成できる成果のみで見ますので、短時間しか使えないエキスパートの方も歓迎します
  • 仕事ができれば、性別や年齢、国籍等は一切気にしません。(ビジネス日本語の読み書きは必須)
  • チームには本業で活躍しているメンバーもいます。本業の活動を一般に公開することは現在できませんが、ウェブサービスの運営についてお互いに吸収できるところは多いと思います

注意事項

  • 特定のオフィスはありません。パソコンとインターネット環境はご自身でご用意いただくことになります
  • 仕事の場所や時間帯の制約はありません。その代わりに、報酬の額は同じスキルの方が普通に勤める場合よりも低めになるかもしれません(経験により。要ご相談)
  • こちらも広報については素人なので、逐一こちらからお仕事の指示はありません。知識が欠けている場合は、ご自身で調べたり、他スタッフと相談しながらの作業となります
  • 少人数のチームなので「やれと言われたことをやっていれば良し」というスタイルの方は難しいです。状況に応じて広報の周辺に関わる作業もこなす必要があると思います
  • 会社員の方の副業等でもこちらは気にしません。本業での知識を生かしてお手伝いいただければと思います

報酬

ルームシェアジャパンは、現在非常に簡単な広告を載せていますが、広告収入はサーバー料金をなんとかまかなえる程度です。ここのところデザインと開発に収入を越える金額を使っているため、実質はずっと赤字状態です。

しかし、世の中の人がもっとルームシェアやその周辺の暮らし方をするようになって利用者が増えれば、役に立つサイトとして存続できる可能性もあるかと思っています。

ボランティアで広報をしてくれる方がいらっしゃるなら最高ですが、現実的には難しいかと思い、今回募集することとなりました。働いていただく時間や内容にもよるのですが、報酬額と月予算については相談させてください。つまり、あまりにもスキルが高い方の場合、十分な報酬はお支払いできない可能性があります。

インターン

まったくの未経験者や、将来ウェブ広報を志す学生さんでも、自ら調べて学ぶ力があれば、インターンとして試用いたします。まずは御連絡をください。(最低でも、メールの読み書きや既存のWebサービスの登録・利用などができるインターネットスキルは必要です。)

連絡先

こちらにメールアドレスがあります。長文の履歴書等は不要ですが、過去に参加されたウェブサービスやPRの実績があればアドレスを教えてください。

また、「こういう広報をすべき」「こういう機能を持つべき」などアイデアがありましたら、それも添えてください。(注意: 採用に関わらずアイデアは目を通しますし、サイトで使うこともありえますので、秘密にしたいアイデアやご自身で事業化される可能性があるようなものは書かないようにしてください)

「シェアリングタイムズ」でご紹介いただきました

NPO法人ライフシェアリング・クラブさまから取材していただき、その機関紙「シェアリングタイムズ」の2010年春季号(第5号)にて、ルームシェアジャパンについて取り上げていただきました。

sharingtimes-logo

シェアリングタイムズ

NPO法人ライフシェアリング・クラブは、ルームシェアを含むいろいろなシェア(オフィスシェア・タイムシェア・カーシェア・スキルシェアなど)を総合的に研究し、その普及・啓蒙を通して、文化・経済・環境面の様々な問題解決に取り組んでいる団体だそうです。

「シェアリングタイムズ」第五号でも、リゾート地のマンションをシェアするタイムシェアや、オフィスシェアリング業者の紹介など、さまざまなシェアを紹介されていました。

「シェアリングタイムズ」年間購読をルームシェアジャパンユーザーへプレゼント

今回、ルームシェアジャパンの利用者へということで、「シェアリングタイムズ」の年4号分を抽選で50名・50社の方向けにいただけることになりました。

「シェアリングタイムズ」を読んでみたい方は、こちらの応募ページより、ライフシェアリング・クラブ様へお申し込みください。

ルームシェアジャパン リニューアルのお知らせ

利用者の皆様もお気づきかと思いますが、本日、ルームシェアジャパンのデザインを一新いたしました。

ルームシェアジャパン 新デザイン トップページ

ルームシェアジャパン 新デザイン 一覧ページ

ちなみに、旧トップページはこのようなデザインでした

ルームシェアジャパン 旧デザイン トップページ

今回のリニューアルでは、これまでのルームシェアジャパンの機能をほぼそのままに、デザインを青色ベースから緑色ベースのまったく新しいものに変更しています。

それと同時に、背後にあるプログラムも一から書き直しました。これまでご利用いただいていた募集掲示板は、2004年頃から6年間、運営しながら少しずつ改良してきましたが、元々の設計が古かったために皆様からいただいた要望を反映させるのに時間がかかったり、改善が簡単にはできなかったりしていた部分もありました。

今回のリニューアルは、デザインの改善が主で、機能についてはこれまでのものと大きく変わっていません。しかし、今後は、刷新したシステムの上で、これまでいただいたアイデアやこれからいただく要望などを追加していく予定です。ご期待ください。

システム・デザインを一新したために、細かいところの動作が変わっていたり、デザインがしっかり当たっていない箇所などもあるかもしれません。お気づきの点は、ぜひフォーラムの「このサイトについて」でご指摘くださいませ。

これからもルームシェアジャパンをよろしくおねがいいたします。

[ニュースリリース] 日本最大のルームシェア募集サイト「ルームシェア ジャパン」が10周年と同時にサイトデザインを一新

[ニュースリリース] 日本最大のルームシェア募集サイト「ルームシェア
ジャパン」が10周年と同時にサイトデザインを一新


要約: ルームシェア相手を探す募集掲示板サイトの中で最も歴史が
長くアクセスの多い「ルームシェアジャパン」がサイトを完全
リニューアルしました。

キーワード: ルームシェア, ライフスタイル, トレンド, 若者


報道関係者 各位
プレスリリース 2010年 4月21日
ルームシェアジャパン


「ルームシェアジャパン」リニューアル&10周年
http://roomshare.jp/


今や日本でも都会の若者を中心にライフスタイルの一つとして定着し
つつある「ルームシェア」の相手を探すための国内最大(*)クラシファ
イドサイト「ルームシェアジャパン」が、使いやすさの向上を目指し
ウェブサイトの完全リニューアルを行いました。

http://roomshare.jp/

新トップページ画像:
https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/data.roomshare.jp/blog/uploads/2010/04/roomshare-japan-top-new-design.png
新一覧ページ画像:
https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/data.roomshare.jp/blog/uploads/2010/04/roomshare-japan-list-new-design.png

(ご参考)旧トップページ画像:
https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/data.roomshare.jp/blog/uploads/2010/04/roomshare-japan-top-old-design.png

また、募集掲示板は2000年の開設から今月4月25日でちょうど10周年
となります。ルームシェア募集の投稿数は、初期の掲示板からの累計で
9万件を越えました。

(*) グーグルトレンド, アレクサの両社による

サービス概要:

ルームシェアジャパンは、個人間で一戸の中の空いている部屋を
貸し借りする「ルームシェア」の専門サイトです。

前身となるルームシェア情報サイトの開始(1997年)から、ルームシェア
募集掲示板の開設(2000年)を経て、募集掲示板の運営は近く10周年を
迎えます。

米クレイグズリストのような個人広告サービス(クラシファイド)が定着
しない日本で継続的に運用されている数少ない分野特化型の
クラシファイドサービスです。

バブル崩壊後の景気停滞、賃貸不動産市場の冷え込みや若者の節約・
エコロジー志向、アメリカ型ライフスタイルの認知、などの複数の
トレンドが重なり、サイトの利用者はこの5年間で2.5倍、10年では
100倍の伸びを見せています。

ルームシェアジャパン月間募集投稿数の変遷

募集投稿数
(一ヶ月当たり)
2001 20件
2002 94件
2003 153件
2004 262件
2005 800件
2006 1344件
2007 1508件
2008 1360件
2009 1754件
2010 (予想)1969件

ルームシェアジャパン掲示板では、ルームシェアに近い業者運営の
独身寮(ゲストハウス。業者によってはシェアハウスとも呼称)に
ついてもカテゴリを設けています。

日本におけるルームシェア:

1990年代までは東京在住の外国人が中心となって細々と存在した
ルームシェアは、日本の大家・不動産仲介業者がワンルーム
マンション等の個室貸し文化を守ってきたためもあり、日本では
アメリカの映画やドラマでのみ見られた「遠い国のライフスタイル」
でした。

しかし、不景気と、2000年代に入ってからの和製ドラマ
(「春らんまん」「ルームシェアの女」「ラスト・フレンズ」等)
によるルームシェアの認知度の高まりを受け、ルームシェアで
部屋を貸す普通の会社員や、ルームシェアで部屋を借りる若者の数が
増えています。

「ルームシェアジャパン」は、日本にまだ「ルームシェア」という
単語・概念が定着する前から、ルームシェアの啓蒙活動とルームシェア
賃貸の希望者のマッチングを行なう掲示板の運営を行なってきました。

より詳しくは、日本初のルームシェア解説本(「ルームシェアする生活」)
の元となった姉妹サイト「ルームシェア入門」より、
http://roomshare.jp/guide/

ルームシェアの定義
http://roomshare.jp/guide/what-is-flatshare-more/
日本のルームシェアの歴史
http://roomshare.jp/guide/roomshare-history/

をご覧ください。

サイト情報:

ウェブサイトURL : http://roomshare.jp/
公式運用開始日 : 2000年 4月25日
カテゴリ : ルームシェア募集掲示板サービス

アクセス数: 120万ページビュー/月間
8,000ユニークユーザー/日
利用者層: 20代中心(携帯サイト)-30代前半中心(PCサイト)
男女比: 男性44% – 女性56%
地域: 関東・大都市部

運営者情報:

団体名: ルームシェアジャパン

ルームシェアジャパンは、日本でのルームシェアの認知度を高め普及を推進する団体です。2002年には日本初のルームシェア入門書「ルームシェアする生活」を出版しています。

開設: 1999年 (募集掲示板開設 2000年4月25日)

運営サイト:

ルームシェアジャパン
http://roomshare.jp/

ルームシェアルームメイト(会員登録制ルームシェア募集ポータル)
http://roommate.jp/

ゲストハウスジャパン(ゲストハウス=シェアハウス情報サイト)
http://guesthousejapan.net/

ルームシェア入門
http://roomshare.jp/guide/


本件に関するお問い合わせ先:

ルームシェアジャパン 広報担当: あき ゆうき
e-mail: siteadmin(アットマーク)roomshare.jp
ウェブサイト: http://roomshare.jp/
ツイッター: @roomshare


* 本報道発表資料は、以下のアドレスでもご覧頂けます。
http://roomshare.jp/blog/2010/04/21/release-roomshare-japan-renewal

* 報道発表資料の配信先の変更、および配信の中止を希望される場合は、
お手数ですがタイトルに【配信停止】と入れ、
siteadmin(アットマーク)roomshare.jpまでご連絡ください。

ルームシェアジャパンは個人間ルームシェアを推進するサイトです

ゲストハウス(シェアハウス)の募集も載せられるようになっているのは、あくまで利用者の利便性を考えてのオマケです。

ゲストハウス(シェアハウス)業者のカテゴリーを無視した投稿や、トップページに掲載させようとしての連続・多数投稿が散見されます。

借り手を探したい気持ちはどの利用者も同じです。自分だけが良ければよいという行動に出ることがないようお願いいたします。あまりにひどいものはメールにて警告を行なっていますが、悪質な業者については業者名を挙げて注意喚起を行ないます。

投稿者の募集に応ずる以外のメール連絡を禁止します

他ルームシェアサイトの中に、募集者に対して無差別に迷惑営業メールを送信する業者が現れました。多数のユーザーより「迷惑メールが来る」と連絡をいただいたため、相手方およびSNSサイトの運営母体である企業に抗議を申し入れました。

「規約で禁じてなければ何をやってもよい」と思われる回答もありましたので、募集に対して無関係な勧誘メール送ることを募集ページ最下部の利用規約という形で明示しました。

これ以降、もし募集と直接関係の無い営業メールが届くようであれば、運営までお知らせいただければ幸いです。

ルームシェア掲示板をご利用のみなさまには、そのような手段で他のサイトの利用者に無差別に勧誘メールを送るような、モラルの低い業者のサイトに対して情報を預ける事が安心できるかどうかをご一考いただければと思います。

個人と業者(ゲストハウス=シェアハウス, ドミトリー)の違いについて

ルームシェアジャパンの募集掲示板におけるカテゴリー「部屋あり」と「ゲストハウス」の違いについて、誤解やルール無視があるため、ここでルームシェアジャパンとしての方針を説明させていただきます。

カテゴリー 運営者 運営方式 納税の実態
部屋あり
(個人)
サラリーマンなどの個人が空き部屋を貸し借り 管理人や清掃人は居ない
貸し手借り手は対等なルームメイト
個人事業として納税
ゲストハウス
(シェアハウス)
(ドミトリー)
法人や特殊な個人 常駐でなくても管理者がいたり、共有部分の清掃者がいるなど

家の中がつながっているだけで、一般の賃貸住宅と変わらない運営
会社として登記している。または、個人事業でも業として10戸以上の賃貸を行なっている

ルームシェアジャパンは、もともと個人同士で余った部屋を貸し借りする、いわゆる「ルームシェア」(フラットシェア, ハウスシェア)を広めるために作られたサイトです。

その中で、業者が独身寮などを改装して始めたゲストハウス(最近はドラマの影響でシェアハウスという造語も使われています)も、普通は礼金等を取らないところや、2年などの長期縛りがないこと、家具や家電を共用で使うことなど、借り手側からみたら似ているところがあるので、募集ができるようにはなっています。

しかし、募集掲示板では、まず個人の貸し借りであるルームシェアがあり、ゲストハウスの賃貸情報については「それもあると便利なユーザーもいるから」ということで載せられるようにしています。部屋を貸すことについて「部屋あり」と「ゲストハウス」の二つがわかれているのはそのためですし、この点については募集を出す時の投稿ページに、しつこいぐらい説明してあります。

しかし、中には、会社だったり、明らかに業として不動産の賃貸をビジネスにしていたりするのに、個人向けの「部屋あり」にゲストハウスやドミトリーの募集を載せようとし、注意・警告をうけてもなかなか止めようとしない業者もいます。

違いをわかった上でわざと「部屋あり」に投稿している業者に関しては、姉妹サイトゲストハウスジャパン上での登録を抹消するなど対処してきていますが、一番簡単でわかりやすいのは、募集掲示板を利用されるみなさまが、「目立つかも」「騙せるかも」といった意識で本来と違うカテゴリーへ投稿しようとする悪質な業者の募集は相手にしない、ようにしていただくことかと思います。

実際、他を押しのけて「自分のところだけ貸せればよい」と考えるような業者が運営しているゲストハウスやドミトリーに住んでも、説明された内容と実態が違う、とかトラブルがおきやすいだろうと思うので、管理人としてもそういう業者はオススメできません。

週刊SPAのルームシェア特集「30代で[ルームシェア]の住み心地」で取材いただきました

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8月4日発売の週刊SPAの「30代で[ルームシェア]の住み心地」という記事で、ルームシェア掲示板サイトの管理人として取材いただき、日本でのルームシェアの歴史や、ルームシェアをする際に気をつけるべきことなどについてコメントさせていただきました。

記事では、ルームシェアをしている人たちのインタビューや、ルームシェアをやめた人たちにやめるに至った経緯などを取材されており、おもしろかったです。