WordPressサイトコンテスト Decadeに「ルームシェア入門」で応募中です
このルームシェアジャパン公式ブログや、ルームシェア入門でお世話になっているWordPress。2003年リリースから今年で10周年です。
この10周年を記念したWordPressサイトコンテスト「Decade」に、この度ルームシェア入門で応募することになりました!
一次審査では、応募サイトのソーシャルでのシェア数合計数が選考の基準となるので、ぜひルームシェア入門を、Facebookでいいね!、Twitterでシェア、はてなブックーマークに登録して、応援してください♪
ルームシェア入門、実はデザインが新しいものに変わりました!WordPressの機能をフルに使い、スマホでも見やすいものになったと思います。これからも、ルームシェアをする方が、いつも困ったときに見返したり、ルームシェアしたい人が興味を持ってもらえるようなサイトを目指していきます!
サンフランシスコ発 おもしろポスター
(Credit: Social News Daily)
未来のルームメイト、ローレン
“きれい好きで気が利いて、おまけにカクテルも作れる。ローレンは最高のルームメイトだった!”
“クリエイティヴで楽しい”
“ローレンはヒップスターの体に入った専業主婦だ。絶品の料理、掃除、そしてパーティーの極意を知っている”
“ダンスパーティーを一緒に楽しめる人材でありながら、二日酔いのときはそっとしておいてくれる。偏見を一切持たない女性だ。”
これらの映画の宣伝のようなセリフの数々、実はルームメイト募集の広告なのです。
制作者は、写真上でサングラスをして手を広げている、20代女性のLauren Faheyさん。ニューヨークからサンフランシスコへの移住の際に、この手の込んだポスターをフォトショップで制作し、アメリカのクラシファイドコミュニティサイトcraigslistに載せたことで話題になりました。ポスター上に散りばめられた上記のコメントは、昔のルームメイトや親しい友人にもらったものです。
craigslistには、ルームメイトに関するものだけでも毎日何千もの募集がアップされます。サンフランシスコでの物件探しはとても競争率が高いと聞きつけたローレンさんは、その激戦区で勝ち抜くべく、アートディレクターとしての腕前をフルに発揮したポスター作りを決めたのです。制作時間はたったの20分。
ローレンさんの隣の女性の顔には”This could be you”(これがあなたになるかも?)との表示が。新しい物件探しがほぼ不可能に近いこの地区では、もともと存在するシェアに入る方が有利であると考えた結果、ルームメイトを募集することに決めたそう。西海岸につてのなかった彼女は、東海岸でのたくさんの良い交友関係を裏付ける意味もこめて、このポスターの制作に乗り切りました。
ただ1つ誤解を招いてしまったのは、このローレンさん、今まで一緒に住んだ人が多すぎではないかということ。過去のルームメイトが多い=トラブルが多いのでは、と勘違いされてしまったこともあったようです。しかし彼女曰く、コメントは一緒に住んだことのない友人からももらっているし、大学4年間で6人住まいを経験した後、ニューヨークで4年過ごした人間にとっては当然の人数であるということ。
ともあれ、奇抜なアイディアと努力の甲斐あって、その後ローレンさんは2人の素晴らしいルームメイトと出会えたそうで、物件にもかなり満足しているご様子。ちなみにローレンさんの理想のルームメイトは、1日の仕事の疲れを取るためにワインを一緒に飲めるひと、きれい好きで、楽しむことが好きだけど、毎晩のようにパーティーはしないひと、だそうです。
良いルームメイトになるには 後編
前回に続き、ルームシェアでのマナーのリストの後編です。実際のシェア生活だけでなく、例えば旅先でドミトリーに宿泊する際に参考になるものも多いと思います。
ルームメイトの睡眠を大事にする
もし夜更かしする場合には、一定の時間になったら携帯を切って、音や灯りをしっかり落としましょう。早寝な場合には、ルームメイトに気を遣わせずに自分が熟睡できる方法を探していきましょう。
朝起きる時間にずれのある場合にも同じことが言えます。
ルームメイトと交流を持つ
挨拶はもちろんのこと、今日の調子はどうだったかなどを聞いて、相手に興味を示しましょう。そうすることによって相手の考え方を理解することができますし、相手に自分の視点が伝わりやすくなります。なにかもめ事が起こった際にも、それなりの交友関係が持てていれば、解決も円滑に進むでしょう。
1週間に1回、2人で過ごす時間を持つように心がけてみましょう。家で映画を観る、夕飯を一緒に作る、はたまたイベントに誘って出かけてみるのも良いかもしれません。
また、夕飯を作ってあげる、相手の好きな果物を買ってくる、換気扇掃除をするなど、定期的に相手を喜ばせるようにしてみましょう。
行動パターンを柔軟にする
例えば、シェア相手に大きな試験が迫っていたとしたら、自分は出かけるか、部屋に居るとしても静かに過ごすのが人情というものでしょう。逆の立場の場合には、試験勉強はなるべく家に持ち帰らずに、図書館やカフェで済ます努力をするといった努力を示すことで、お互いを尊重し合った関係が持てると思います。
また、相手の仕事が煮詰まっているようであれば、頃合いをみて気分転換に連れ出すのも良いでしょう。時にはそっとしておいて、自分は外出してお茶でもゆっくりすすっている、という状況も必要かもしれませんが。
コミュニケーション能力を高く
恋人、家族を含め、どんな人と住むときにも努力は必要です。それが長期であれ短期であれ、コミュニケーション能力はカギになってきます。何か問題があった場合には、なるべく即座に話し合うようにしましょう。後回しにすると、事が大きくなるだけです。オープンに話し合える環境を作ることで、無理やストレスのなく心地良いシェア生活を送ることができるでしょう。
何をどこまでシェアするか決めておく
冷蔵庫の中身は何をシェアできるのか、電話を共有する場合には電話料金をどう分割するかなどを話し合っておきましょう。もしなにか借りる場合には必ず相手に知らせ、消耗品である場合には後でしっかりと補充しましょう。
家事を分担しましょう
ゴミ出し、台所や風呂トイレなど共有スペースの掃除などを分担しましょう。定期的に役割を交換するのも良いかもしれません。
[ニュースリリース] シェアハウスを探せるiPhone/iPadアプリ「ゲストハウスジャパン」を公開しました
プレスリリース
2013年 10月 15日
ルームシェアジャパン
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要約: シェアハウスを探せるiPhone/iPad向けアプリ「ゲストハウスジャパン」を公開しました
キーワード: ゲストハウス, シェアハウス, ルームシェア, iPhone, iPad, iOS
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日本のシェアハウスを無料で紹介する無料シェアハウスポータルサイト
「ゲストハウスジャパン」を運営するルームシェアジャパンでは、
スマートフォン利用者の急増に合わせ、スマートフォンアプリの提供を開始しました。
2013年7月のAndroidアプリに引き続き、ゲストハウスジャパンのiPhone/iPadアプリを公開しました。
iPhone/iPadアプリについて
【タイトル】Guesthouse Japan(ゲストハウスジャパン) 日本全国シェアハウス情報検索アプリ
【価格】無料
【特徴】
・地域や地名からゲストハウス・シェアハウスを探せる
・メール、電話などの問い合わせが簡単にできる
・手数料を含め完全無料
・ゲストハウス・シェアハウス登録数日本最大級
【アプリケーションURL】
Guesthouse Japan(ゲストハウスジャパン) 日本全国シェアハウス情報検索アプリ
https://itunes.apple.com/jp/app/guesthouse-japan-gesutohausujapan/id717009037
サイト情報
「ゲストハウスジャパン」は、日本のゲストハウス、シェアハウスを無料で紹介するサービスであり、日本最大(*)のルームシェア募集サイト「ルームシェアジャパン」の姉妹サイトです。
ルームシェアの情報サイトとして日本最大級を誇り、今年で9年目になります。
(*) グーグルトレンド, アレクサの両社による
ウェブサイトURL: http://guesthousejapan.net
運用開始: 2004年
カテゴリ: ゲストハウス・シェアハウス紹介サービス
ルームシェアとゲストハウス・シェアハウスの違い
ルームシェアとは、一戸建てや2DK、3LDKなどの部屋が複数あるアパートやマンションなど、二人以上が住めるような住居に、家族/親族/恋人などではないまったくの他人と一緒に住むことです。
ゲストハウス・シェアハウスも共同生活(シェア)という点で似ていますが、業者が管理をしている場合が多いのに対し、ルームシェアは、個人間で一戸の中の空いている部屋を貸し借りし、住んでいる人が当事者同士で管理・運営する形態となります。
ルームシェアジャパンでは、この個人間のルームシェアはもちろんのこと、ゲストハウス・シェアハウスの情報提供を通じ、シェアする暮らしの認知を高めていきたいことからゲストハウスジャパンを運営しています。
運営者情報
団体名: ルームシェアジャパン
ルームシェアジャパンは、日本でのルームシェアの認知度を高め普及を推進する団体です。
個人間で一戸の中の空いている部屋を貸し借りする「ルームシェア」の専門サイトである
「ルームシェアジャパン」を運営しています。
前身となるルームシェア情報サイトの開始(1997年)から、ルームシェア
募集掲示板の開設(2000年)を経て、募集掲示板の運営は14年目となります。
現存するルームシェアサイトでは日本で最も古く、国内最大(*)のアクセスがあります。
(*) グーグルトレンド, アレクサの両社による
米クレイグズリストのような個人広告サービス(クラシファイド)が定着しない日本で
継続的に運用されている数少ない分野特化型のクラシファイドサービスです。
2002年には日本初のルームシェア入門書「ルームシェアする生活」を出版しています。
開設: 1999年
運営サイト
ルームシェアジャパン
http://roomshare.jp/
ルームシェアルームメイト(会員登録制ルームシェア募集ポータル)
http://roommate.jp/
ゲストハウスジャパン(ゲストハウス=シェアハウス情報サイト)
http://guesthousejapan.net/
ルームシェア入門
http://roomshare.jp/guide/
ルームシェアジャパン公式ブログ
http://roomshare.jp/blog/
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本件に関するお問い合わせ先
ルームシェアジャパン 広報担当: 近藤
e-mail: pr(アットマーク)roomshare.jp
ウェブサイト: http://roomshare.jp/
ツイッター: @roomshare
フェイスブックページ: http://www.facebook.com/roomsharejp
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* 本報道発表資料は、以下のアドレスでもご覧頂けます。
http://roomshare.jp/blog/2013/10/15/guesthousejapan-ios-apps-released
* 素材キャプチャ(ご自由にご利用ください)
https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/data.roomshare.jp/blog/uploads/2013/10/guesthousejapan-ios-apps-1.png
https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/data.roomshare.jp/blog/uploads/2013/10/guesthousejapan-ios-apps-2.png
https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/data.roomshare.jp/blog/uploads/2013/10/guesthousejapan-ios-apps-3.png
https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/data.roomshare.jp/blog/uploads/2013/10/guesthousejapan-ios-apps-4.png
https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/data.roomshare.jp/blog/uploads/2013/10/guesthousejapan-ios-apps-5.png
* 報道発表資料の配信先の変更、および配信の中止を希望される場合は、
お手数ですがタイトルに【配信停止】と入れ、
pr(アットマーク)roomshare.jpまでご連絡ください。
募集のURLを貼ると内容を埋め込み表示できるWordPress pluginを公開しました
ルームシェアをされていてブログを持っている方、ルームシェアややゲストハウスのWebサイトを作っている方に使っていただきたい機能をご紹介します!
Wordpressで、記事にルームシェアジャパンの募集のURLを貼ると、投稿内容を埋め込み表示できるWordPress pluginを公開しました。
詳細はこちら→Embed Roomshare Japan
インストール方法および使い方は、
- WordPressのダッシュボードから「プラグイン」>「新規追加」と選択して、「embed-roomshare-japan」もしくは「roomshare」で検索をする。
- 「いますぐインストール」をクリック、インストールされるので、「プラグインを有効化」をクリックして有効化させる。
- 記事を投稿する際にURLをそのまま貼り付ける。
- すると、募集の内容が埋め込み表示されます。かなり目立ちますね!
WordPressをお使いの方はぜひご活用ください!
良いルームメイトを見つけるにあたって
ルームメイト探しでは、シェア相手がどれくらいフレンドリーかで判断してしまいがちですが、よくよく考えるとそれは外で友人として付き合って行く場合の判断基準ではないでしょうか?ところが、ルームメイトというのは相部屋生活を送っていく上での相方になるわけですから、実際の日常生活が相性良く上手くまわっていくかを考えることの方が断然重要なのです。
自分自身が良いルームメイトになるためにも、共同生活者との相性はとても重要です。今回はそんな良いルームシェアへの第一歩を紹介したいと思います。以下の生活習慣が、2人の間でどれくらい一致するか具体的に考えてみましょう。
基本条件
- いままでどんな共同生活を経験してきたのか?
- 光熱費もしっかり払える経済状況であるか?
- 早起き?それとも夜更かし?
- 室温は何度くらいで快適に感じるでしょうか?
- 部屋でテレビをみたりゲームをしたりする場合には、1日何時間くらいでしょうか?
- どれぐらいの雑音量が適正でしょうか?(静かに本を読む程度まで、または爆音パンク音楽OKなど)
- 政治的、宗教的な意見に大きな違いはないでしょうか?
家事などの雑用の好み
お互いになにか好き嫌いはあるでしょうか?例えばあなたの一番きらいなお風呂掃除が、相方にとっての好きな家事No.1だった場合には、とても相性良く分担ができますよね。
片方がどれくらい家を空けている場合に心配し始めるのが適正でしょうか
1~2晩は心配せずに3日目から心配するのが良いか、または、大げさに言うならば仕事や学校に2時間遅れた時点で警察に連絡が欲しいのでしょうか?
コミュニケーションや意思伝達はどうか
思ったことをすぐダイレクトに言うタイプ?それとも何も言わずに心の内に閉まっておくタイプでしょうか?
匂いについて
相手は匂いに異常に敏感であったりしますか?クリーニング用洗剤なども匂いによって選ばなくてはいけないかもしれませんし、場合によってはランニング用のスニーカーなどの扱いにも気をつかいますね。その他香水なども気になったりしませんか?
アレルギー
牛乳、ナッツ、埃、カビ、動物などにアレルギーはありますか?特に食品にアレルギーのある場合には、共用のまな板や包丁などに気を遣う必要性が出てきます。
掃除の程度や頻度
どれくらいの清潔感を望んでいますか?例えば洗い物をちゃちゃっと片づけたり、ゴミを定期的に捨てに行くなどの感覚は一致していますか?
喫煙やお酒
愛煙家でしょうか?アンチスモーカーでしょうか?飲ん兵衛でしょうか?
交友パターン
活発で社交的なタイプですか?それとも気の許せる範囲の友人と平和に過ごしていくタイプでしょうか?お互いの距離感や、家に友人を呼ぶ際などの目安となります。
部屋の装飾
部屋をデコレーションするのが好きなタイプでしょうか?それともどんなスタイルの部屋でも気にしないタイプ?趣味の明らかな不一致があればお互い思った以上に不快に感じるようです。
個人的にはデコレーション好きなひとが家に1人居ると生活空間が明るくなって良い印象がありますし、同居人全員の趣味が少しずつ集まった部屋も和気あいあいとして良いですよね。あなたはどんな飾りつけが好きでしょうか?
音楽などの趣向
どんな音楽や映画、テレビ番組が好きでしょうか?うるさいもの?静かなもの?
音とは不思議なもので、あまりに趣味に合わないものだと窮屈に感じてしまいますよね。そいうった場合はお互いの不在の際に思いっきり楽しむなどの配慮も必要かもしれません。
ルームメイト選びは今後のあなたの生活を大きく左右します。以上を参考に、再度熟考してみてはいかがでしょうか。
良いルームメイトになるには 前編
ルームシェアと一口に言っても、実際に身内でもないひとと部屋を共有するというのは、なかなか大変な部分もあると思います。1番のカギは、常に互いを尊重し合うのを忘れないことだと思いますが、今日は具体的にはどういうことに気を付けるかを全2編で紹介します。まずは自らが良いルームメイトを目指す、というのは大きなポイントかもしれません。
先立って計画をしっかり立てる
これは特に休日に大事になってきます。8時起床、8時半朝食、9時に出かける、などと予定をしっかり計画しておき、それ通りに行動しましょう。起き抜けにルームメイトに誘われて映画を観てしまって元々やりたかったことが何も進まなかった、などということを避けることができます。
共同生活ですから、服や物の管理、清掃の担当などにもこの計画性は大事になってきます。
また、雑音の出る作業をする時間、静かにする時間、パーティー可能な時間なども、ある程度話し合ったり設定したりすることでお互いに過ごしやすくなるかもしれません。けじめが大事ということです。
参考: ルームシェア入門 | 生活時間
お互いのプライバシーやパーソナルスペースを尊重する
小さな部屋をシェアする場合には特にカギになってきます。あなたの持ち物とルームメイトの持ち物の保管場所を明確に分けましょう。そうすれば各自の責任が自分の持ち場のみに発生するわけです。
なにかを「借りる」ことがある場合には、例え小さなものでも毎回確認を取りましょう。もし無断で借りることがあったなら、次回紛失物が出たときに疑われてしまう可能性が出てきてしまいます。もし承諾を得て借りる場合には、下手なもめごとを防ぐためにも借りたものの取扱いに気を払いましょう。
自分の義務はしっかりこなす
例えばあなたがゴミ出しの係ならさっさとゴミを出し、大家さんへの連絡係ならドアの立てつけが悪いとなった際にはその時点で電話してしまいましょう。ぱぱっと行動してしまえばあなたもルームメイトも些細なことについて考える時間を減らすことができます。
同様に、光熱費の支払い時期が来たならばさっさと払ってしまいましょう。
参考: ルームシェア入門 | ルームシェアと家事当番、当番表
妥協するのは当たり前
日常生活の送り方も十人十色です。あなた自身に妥協する心構えがなければ、相手も掛け合ってくれません。
使ったら後片付け
もちろん潔癖症になれというわけではありませんが、後片付けを習慣づけましょう。使ったお皿を何日もシンクに出しっぱなしにする、共用スペースを私物で散らかす、などはトラブルの元。そしてルームシェアの場合は、自分のベッドの上に洗濯物の山、なども避けたいところです。守らなければいけない最低限の清潔さよりも1、2歩きれいな状態をキープすることを心がけましょう。
衛生的であれ
部屋を共有しているので、特に匂いや部屋の散らかりなどに気を配りましょう。定期的に窓を開けて換気するのも良いと思います。また、毎朝ベッドはきれいにベッドメイキングして、責任感のある好印象な人物像を持ってもらうようにしましょう。
参考: ルームシェア入門 | 掃除
「入りやすく出やすい場所にしたい」ギークハウス沖縄に行ってみた
こんにちは。広報のkondoyukoです。私事ですが、先日沖縄に旅行に行ってきました。
きれいな海と美味しい料理、沖縄の町並みを楽しんできたのですが、他にも見てきたいものがありました。
沖縄にはシェアが多い?
都道府県別人口10万人あたりのルームシェア募集件数(募集は、個室・ドミトリー両方を含む)
上のグラフは、過去にルームシェアジャパンに投稿された募集から集計した「都道府県別人口10万人あたりのルームシェア募集件数」です。ルームシェアの募集なので各都道府県のルームシェア件数を示しているわけではありませんが、なんとなく日本の中でもルームシェアが多い都道府県が見えてくるのではないでしょうか。首都圏や愛知、関西や福岡が多いのは想像つきますが、特筆すべきは沖縄での募集が多いことです。ゲストハウスジャパンを見ても、沖縄は他の地方都市に比べてゲストハウスが多いようです。
沖縄は観光産業が好調で、民宿など小規模宿泊施設は増加の傾向にあり(2010年12月末)*1、沖縄は長期旅行客やビジネス出張が多いためにウィークリーマンションやマンスリーマンション物件が豊富とのことです*2。
*1 「沖縄県宿泊施設における格付け制度の考察 ―特色ある宿泊施設づくりを事例として―」(上地恵龍、2012)
*2 http://www.interq.or.jp/tokyo/ystation/okw.html
ということで、沖縄のシェア事情について見てみたいという思いから、ギークハウス沖縄を訪問して来ました。
最も?ギークなギークハウス「ギークハウス沖縄」
現地のシェア生活を見たいと思い、ギークハウス沖縄の方にツイッターで連絡を取り、訪問してきました。もともと私はプログラマーやインターネット愛好者のためのシェアであるギークハウスによく出入りしていたのですが、とくにギークハウス沖縄は東京の友人が滞在してはのびのびしている様子をよく聞いていたので、興味があったのです。
ギークハウス沖縄は、漫湖という干潟のすぐ近くにあります(有名な場所らしいけどそちらは行かなかった)。
管理人のkimhitoさんや、ツイッターで対応していただいたぺんさんとリビングで話していると、冷房があるからか住民の方が集まってきました。
リビングのソファがある側。他のギークハウスに比べても技術書が多いと言われるそうです。
壁にWishListと称した付箋がペタペタ貼ってある模造紙がありました。これは、住民がやってみたいなあと思うことを書き込むそうです。いつの間にか掛け合いになっていて面白い。
こちらはあまった食材など、好きに使っていいものを置いている棚です。「under GPL License」「under MIT License」といった注意書きが貼られており、無償で使っていいよー使ったら公開してねーという意味のようです。
沖縄行きのちょっと前に話題になっていた「プログラミング出来ないのにギークハウスを始めたら、420万円の出資を受けて1人でウェブサービスを開発することになった。 | Last Day. jp」を書かれた、管理人であり発起人のkimihitoさんにお話を伺いました。
kimhitoさんは、もともとプログラミングはできないけれど、ギークハウスを作ったらプログラミングができるようになるのではと思い、ギークハウス沖縄を企画したそうです。賛同した方と検討会を重ね、今の物を探したそう。
本やソファなど、色々シェアに必要なものは貰い物も多かったようです。住んでいる方は、沖縄の人と外から来た人と半々ぐらい。
仕事は、プログラマーの方が多いのですが、沖縄で会社勤めをしている人は1人だけで、kimihitoさんは独立、他は東京の仕事を遠隔で受けている人の方が多いそうです。
ギークハウス沖縄では、定期的にプログラミングの勉強会をしていて、勉強会に参加しているひとと休日にイベント(海に潜りに行ったりとか)を行なっているそうです。以前は子供へのプログラミングの塾もやっていたとか。
他のギークハウスに比べて、よりギークな活動をしているギークハウスだなという印象を持ちました。
kimihitoさんは、いろいろな人にきて遊びに来てほしいけど、ギークハウス沖縄も勉強会もメンバーが固定化していて、このままずっと30〜40歳になっても同じ人なのもどうなんだろうという不安があり、@kimihito_さんは管理人は続けるけど、ギークハウス沖縄を出てどうなるか試したいと考えているそう。kimhitoさんの言葉で印象に残っているのは「いつでもでていっていい」「入りやすく出やすい場所、いつでも逃げられる場所にしたい」ということ。
色々な立場の人が住む沖縄
kimihitoさんから聞いた話で興味深かったのは、沖縄ならではの一風変わったシェアの話です。もともとギークハウス沖縄は、いろいろな人に来てほしいという思いから那覇空港の近くにしたいということで、空港から二駅の小禄地区でも探していたそうです。すると、小禄地区の不動産屋さんから、那覇空港には自衛隊の基地があるのですが、週末のみ自衛隊員は基地の外に出ることができ、小禄地区の2LDKぐらいのマンションをシェアして暮らすこともあるという話を聞いたとのこと。沖縄は旅人もいれば米軍基地もあり、いろいろな立場の人がいてシェアとも馴染みが深いのかなと思いました。
モノレールから「自衛官募集」と掲げているマンションが見えたのでパチリ。
沖縄のゲストハウス
今回の宿泊はゲストハウスにしました。那覇で交通の便がよく、仕事がしたかったのもあり個室に滞在でき、安いところという基準で探したのですが、個室にこだわらなければびっくりするぐらい安いところが見つかります。一泊1000以下のところもザラです。私が泊まったところも、予約サイト経由だと、ドミトリー一泊900円、個室一泊2500円でした。ドミトリー一ヶ月24000円の長期滞在プランもあるそうです。
ゲストハウスはラフな格好をした若者がのんびり暮らしているような、大学の寮のような雰囲気でした。宿泊者同士の交流もあるようです。
沖縄は、旅行者向けのゲストハウスが好調で、若者がシェアして暮らす文化が根付いているようでした。
ギークハウス沖縄では、プログラミングの勉強会などの濃い結びつきがあり、そこで生まれたウェブサービスもリリースされていたりと、とてもギークらしいシェア生活を送っていました。しかし、立地の問題か、メンバーが固定化されていて、本当はもっと色んな人が出入りする風通しのよい場所にしたいという願いもあるようです。
プログラマーなどIT関係だと遠隔で仕事をしやすい点、那覇中心部は空港へのアクセスもよい点において、沖縄での生活としてのルームシェアも可能性はあるかもしれません。
ルームシェアは「シェアハウス」ではありません
毎日新聞が脱法シェアハウスの規制に関して、次のような記事を出しています。
他人同士が集まって住むシェアハウスについて、国土交通省が「建築基準法上の寄宿舎として扱う」との規制策を示した問題で、所管する独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)の「ハウスシェアリング制度」を利用した住居は「寄宿舎に当たらない」と判断していることが分かった。申込時にシェア相手と知人関係にあることを理由とするが、業界関係者は「線引きが難しい」と指摘し、「天下り先を守るための『ダブルスタンダード』ではないか」との声も上がっている。【加藤隆寛】
UR賃貸がルームシェア可で貸しているのを、違法建築などが問題とされているシェアハウス問題と絡めて問題としているようですが、「他人同士が集まって住むシェアハウス」という書き出しが、事実誤認でしょう。
もともとシェアハウスという用語はゲストハウスの言い換えで2008年頃から出てきたものに過ぎませんが、脱法ハウスとして問題になっているのは、業者が大掛かりにやっている、窓が無かったり天井が異常に低かったりするような、住める環境でない改造をして貸している寮タイプのものです。
ルームシェアは、個人が空き部屋を貸しているもので、そこに事業性はありません。大きなまとまった家を借りる家賃を、シェアメイトの間で分担しているだけのことです。UR賃貸の場合も、家族に貸そうと、代表者に貸して代表者が又貸ししようと、それで利益を得ているわけでもないのですから、ひとまとめに同じもののように扱うのはおかしいでしょう。
そもそも、空いた部屋を他人に貸すこと自体、ルームシェアという言葉が日本に定着した2004年頃のはるか以前、それこそ戦前から、間貸しや下宿という形で存在していました。独身寮と下宿の性格がまったく異なるのですから、ルームシェアを脱法シェアハウスの問題にまとめて論じるのは大雑把過ぎるといえます。
子供が住んで何の問題もない部屋に、知人を住まわせると突然火事や地震の危険が問題となる、という物言いは、言いがかりだとしか思えません。